業績予想修正の理由

当第３四半期累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）拡大の予防や緊急事態宣言により外出自粛の動きが広がるなか、買いだめ需要や巣ごもり需要により、食品や日用品を中心に売上が伸長し、売上は計画を上回る状況で推移いたしました。また、前期より継続して取り組んでいる商品構成の見直しや、バイヤーの交渉力強化による「粗利改善策」効果で売上総利益率は前年同期比で0.6ポイント上回る20.5％となりました。販売費および一般管理費は、各種経費の徹底的な見直しによる「経費削減策」効果、並びに新型コロナウイルス感染症拡大への対応で予定していた改修や改装等を延期したことにより計画内に収まり、営業利益、経常利益、当期純利益は予想を上回る結果となりました。
通期業績予想は、今後、新型コロナウイルス感染症の第２波、第３波の恐れ、並びに感染症拡大を防ぐ新生活様式が消費にどのような影響を及ぼすかは予測し難いため、売上高につきましては前回予想値と同額といたします。営業利益、経常利益、当期純利益につきましては、引き続き「粗利改善策」「経費削減策」を推進してまいりますが、延期しておりました改修や改装等の実施により経費の増加を見込み、第３四半期累計期間の実績を踏まえ、予想を修正いたしました。