四半期報告書-第21期第3四半期(平成27年3月1日-平成27年5月31日)

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2015/07/10 15:32
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23項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安と原油価格の低位安定を主因として輸出企業を中心に企業収益が大きく持ち直していることから、それが賃上げや雇用の増加に繋がり、堅調に推移いたしました。一方、米国利上げ観測から1ドル120円台半ばの円安水準が定着し、輸入価格の高騰への懸念も顕在化いたしました。海外におきましては、米国経済の回復振りが一層確かなものとなる一方、欧州は量的緩和政策の導入があったものの、ギリシャ問題が再燃し、方向性が見えにくい状況が続きました。中国では成長鈍化が見られる中、景気のてこ入れとして5月には2ヶ月ぶりの利下げが行われ、また、ASEAN諸国の景気は国別でまだら模様が見られるものの総じて上向きとなりました。ただ、旧東欧、中東、アジア等における地政学上のリスクは依然として存在しており、不安定要因が内包されたままとなりました。
小売業界におきましては、個人消費は緩やかに回復しつつあるものの、3月については、前年4月の消費税率アップ前の駆け込み需要との対比で大きく落ち込む結果となりました。
このような環境のもと、100円ショップ「Watts(ワッツ)」「meets.(ミーツ)」「silk(シルク)」等を展開する当社グループは、当連結会計年度から、ビジネスモデルの再構築を進めております。
これは、実生活雑貨を中心にお買い得感のある商品群をプライベートブランド「ワッツセレクト」として開発・販売し、店舗においてはローコストでの出退店とローコスト・オペレーションを継続することで、お客様満足度の向上と店舗収益確保を両立させるという、従来培ってきたノウハウは活かしながらも、多様化する顧客ニーズに応えるために新たなブランド価値を創造すべく、店舗パッケージや商品構成、POSシステムの導入等のハード面、並びに店舗運営、従業員教育等のソフト面の双方を全面的に見直す取組みであります。
当該取組みによる第一号店として、会社設立20周年にあたる平成27年2月22日に、100円ショップミーツハーバーランド店(神戸市中央区)を全面リニューアルし、新ブランド店舗「100円ショップWatts(ワッツ)ハーバーランド店」としてオープンいたしました。以降の新店につきましても、一定以上の規模の店舗については「Watts」の屋号にて出店しております。また既存店につきましても、改装の都度、順次改称を進めており、当第3四半期連結会計期間末のWattsブランド店舗数は7店舗となりました。
当社の基幹事業である国内100円ショップ事業におきましては、比較的売上規模の小さな店舗が多かったものの、通期計画の90店舗に対してすでに90店舗を出店することができました。一方で不採算店舗の整理や母店閉鎖等による退店が44店舗あり、当第3四半期連結会計期間末店舗数は直営が955店舗(47店舗純増)、FCその他が50店舗(1店舗純減)の計1,005店舗となり、100円ショップ1,000店舗を達成いたしました。
その他の店舗の当第3四半期連結会計期間末店舗数につきましては、ナチュラル雑貨販売の「Buona Vita(ブォーナ・ビィータ)」は直営4店舗を出店いたしましたが、直営4店舗、FC1店舗を退店し、27店舗となっております。生鮮スーパーとのコラボである「バリュー100」は、店舗数の増減はなく1店舗のままとなりました。また、おしゃれでカラフルな商品を3つのプライスで取り揃えたスリープライスショップ「threege(スリージ)」を、平成26年11月、東京都板橋区成増に1店舗出店いたしました。
海外事業につきましては、東南アジアを中心とした均一ショップ「KOMONOYA(こものや)」は、タイでは6店舗出店、2店舗退店して19店舗、マレーシアでは1店舗出店して4店舗となっております。また、ベトナムにて商品とノウハウを提供して営業していた「KOMONOYA」1店舗を、現地小売企業をフランチャイジーとしたFC店舗といたしました。平成26年8月に現地法人Watts Peru S.A.C.を設立したペルーでは、平成27年3月に「KOMONOYA」1号店を出店して大変好調に推移しており、平成27年6月には2号店を出店しております。中国での均一ショップ「小物家園(こものかえん)」は、不採算店舗1店舗を退店しましたが、直営店を2店舗、代理商(中国式FC)を1店舗出店し、計4店舗となっております。加えて、新たに出店した直営店を拠点として、日系百貨店を中心とした催事販売を行っており、現在のところ好調に推移しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は33,304百万円(前年同四半期比1.8%増)、営業利益は1,132百万円(同17.8%減)、経常利益は1,132百万円(同18.4%減)、四半期純利益は653百万円(同14.1%減)となりました。
なお、当社グループの事業は、100円ショップの運営及びその付随業務の単一セグメントであるため、セグメントの記載をしておりません。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期連結累計期間において、経営戦略の現状と見通しについて重要な変更はありません。
(5)経営者の問題認識と今後の方針について
当社は単なるディスカウンターではなく、実生活雑貨の分野において100円以上の価値ある商品を提供し続けることで、お客様にとって日常生活に欠かせない店舗になることを目指しています。そのために「いい商品を安く売る仕組み作り」のための努力を積み重ねる一方、ますます多様化する顧客ニーズに応えられるよう、「ワッツブランドの再構築」に取り組んでおります。具体的には屋号、ロゴマーク、店舗内外装を一新し、立地に合わせた店づくりができるフォーマットを開発し、POSシステムの導入や商品構成もよりおしゃれな生活を提案できるものを拡充し、定期的に入れ替えることにより売り場の魅力を高めていくことに、経営資源の配分を行ってまいります。
また、国内100円ショップ事業を補完するビジネスとして、ブォーナ・ビィータを始めとする国内その他業態及び海外事業の、売上高の拡大及び収益力の強化に向け、積極的に挑戦してまいります。
上記方針の実現に向けた投資の原資には、国内100円ショップ事業により獲得した収益の一部に加えて、平成25年8月に実施した自己株式の処分及び株式の売出によって調達した資金を充当させていただきます。これにより収益力の強化を早期に実現し、資本効率のさらなる向上を目指してまいります。

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