有価証券報告書-第29期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/29 16:37
【資料】
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【項目】
147項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
確定給付型の制度として退職一時金制度及び確定給付年金制度を採用しております。なお、一部の連結子会社は、確定拠出型の制度として中小企業退職金共済制度及び確定拠出年金制度を採用しております。また、当社及び一部の連結子会社は、確定給付年金制度及び確定拠出年金制度を併用した制度を採用しております。
なお、当社及び一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
当連結会計年度において、連結財務諸表の「注記事項(企業結合等関係)」に記載の連結子会社同士の合併に伴い、被合併会社である共和医理器㈱において簡便法により算定されていた退職給付債務を原則法による計算に変更しております。
2.確定給付制度(簡便法を適用した制度を除く。)
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
退職給付債務の期首残高4,0224,075
勤務費用377378
利息費用1116
数理計算上の差異の発生額△70128
退職給付の支払額△265△272
簡便法から原則法への変更に伴う振替額-202
その他-21
退職給付債務の期末残高4,0754,550

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
年金資産の期首残高2,8883,015
期待運用収益4345
数理計算上の差異の発生額△8△36
事業主からの拠出額155170
退職給付の支払額△63△76
簡便法から原則法への変更に伴う振替額-36
年金資産の期末残高3,0153,154

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
積立型制度の退職給付債務1,8952,240
年金資産△3,015△3,154
△1,119△914
非積立型制度の退職給付債務2,1792,310
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額1,0591,395
退職給付に係る負債2,1792,310
退職給付に係る資産△1,119△914
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額1,0591,395

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
勤務費用377378
利息費用1116
期待運用収益△43△45
数理計算上の差異の費用処理額10△0
過去勤務費用の費用処理額22
確定給付制度に係る退職給付費用357352

(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
過去勤務費用22
数理計算上の差異72△165
合計74△162

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
未認識過去勤務費用△6△3
未認識数理計算上の差異120△44
合計114△48

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
一般勘定71%67%
株式7%14%
債券4%2%
その他18%17%
合計100%100%

②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
割引率0.4%0.3%
長期期待運用収益率1.5%1.5%
予想昇給率1.1%~3.0%1.1%~3.0%

3.簡便法を適用した確定給付制度
(1) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高1,3141,416
退職給付費用182166
退職給付の支払額△138△60
簡便法から原則法への変更に伴う振替額-△202
その他584
退職給付に係る負債の期末残高1,4161,323

(2) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
積立型制度の退職給付債務1,118990
年金資産△734△753
384236
非積立型制度の退職給付債務298333
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額682570
退職給付に係る負債693592
退職給付に係る資産△11△21
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額682570

(3) 退職給付費用
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
簡便法で計算した退職給付費用182166

4.確定拠出制度
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額129128