有価証券報告書-第35期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社はグループとして、以下の会社理念及び経営方針を定めています。
[会社理念]
「ゴルフドゥ! ブランドを通して、世界の人々に夢と感動と心の満足を提供する」
[経営方針]
一、社員の幸福が経営の土台である
一、年輪経営による永続企業を目指す
(2)経営戦略等
当社グループは、ゴルフリユース専門店「ゴルフドゥ!」の直営店運営及びフランチャイズ本部としてフランチャイズ加盟店への支援を事業の柱としており、当連結会計年度におけるセグメントは、直営事業、フランチャイズ事業、営業販売事業及びアパレル事業で構成されております。
① 直営事業
実店舗である「ゴルフドゥ!」は、顧客の利便性と競合他社との差別化を図るため、大型店舗を中心としてロードサイドに出店しており、今後も同様の出店を継続するとともに、多様な立地条件や顧客のニーズに対応した店舗も出店してまいります。なお、2022年3月31日現在の出店状況は、関東地方、兵庫県、山口県(当社子会社が運営するFC店舗)及び九州地方に全24店舗あり、今後も関東地方や九州地方を中心に出店する予定です。なお、2022年4月に新業態としてシミュレーションゴルフを併設した「ゴルフドゥ!NEXT」を出店しており、Eコマース(以降、ECという。)ではできない、実店舗ならではの楽しさ(コト消費)を充実させ提供してまいります。
ECサイトである「ゴルフドゥ!オンラインショップ」及び「ゴルフウェアユーズド」は、コロナ禍により小売市場におけるECの重要性が一層増すに連れ、当社グループにおいても重要性が増すとともに、期待度も一層高まっております。しかしながら、2021年4月にリニューアルしました「ゴルフドゥ!オンラインショップ」は伸び悩みが続いており、継続的に機能や利便性の向上を図りつつ、一刻も早い業績の回復に向け努めてまいります。
② フランチャイズ事業
「ゴルフドゥ!」の新規加盟店開発及び既存加盟企業による多店舗化を進めてまいります。新規加盟店開発は「ゴルフドゥ!」が手薄である関西圏及び未出店地域を重点的に行っております。
③ 営業販売事業
当社並びに連結子会社のスクエアツウ・ジャパン株式会社及びThe Golf Exchange,Inc.が担っており、事業の中心であるゴルフ用品の卸売りにおいては、米国直輸入品の取扱いで差別化を図るとともに、得意先様のニーズにきめ細かく対応し、機動的な営業活動を行っております。
④ アパレル事業
株式会社ワールドフランチャイズシステムズが本部運営を行う「シューラルー」のフランチャイズ店舗を1店舗出店しております。今後の出店については、社会情勢や市場動向に応じて進めてまいります。
(3)経営環境
当連結会計年度におけるわが国経済は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用が繰り返される一方で、3回目のワクチン接種が開始されましたが、感染拡大は収まる気配なく、経済活動の正常化には至りませんでした。また、原材料価格の高騰により、食料、エネルギー、物流などあらゆるものの価格が上昇しており、家計への影響が次第に色濃くなるとともに、総じて回復傾向にあった企業業績も冷や水を浴びせられた格好となりました。海外においては、新型コロナ関連規制の解除が進み、企業業績の回復が進む一方で、様々な要因による原材料価格の高騰がインフレを加速させており、世界経済の下振れリスクとして懸念されております。
① リユース市場
リユース市場においては、世界的な循環社会や環境保護への関心の高まりからリユース品への抵抗感が薄れる傾向にあり、EC及びフリマアプリの伸長も手伝って拡大基調が続いております。更にはサプライチェーンの混乱に起因する品不足から、一部のリユース品で需要が高まっていることもあり、リユース市場への追い風は当面続くものと思われます。また、近年はショッピングセンターへの出店が明らかに増加傾向にあり、リユース品に対する見方の変化が感じ取れます。
② ゴルフ用品市場
ゴルフ用品市場においては、コロナ禍における屋外レジャー人気の高まりに加え、海外プロゴルフツアーや東京オリンピックにおける日本人選手の活躍もあり、活性化が続いておりますが、国内における新規需要は一巡した感があります。また、原材料不足、生産ラインの停止及び物流の停滞などのサプライチェーンの混乱が回復に時間を要していることに加え、世界的なゴルフ人気による需要の増加もあり、一部の商品においては供給不足が当面続くものと推測されます。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループが対処すべき課題は以下のとおりであります。
① 事業上の対処すべき課題
a.成長戦略
リユース市場、ゴルフ用品市場ともにデジタル化への動きは一層加速度が増し、近い将来においては、ECを起点とする購買サイクルが小売業の主流となることも考えられ、現時点においても小売業におけるECの存在価値は非常に大きなものとなっております。当社グループにおいても、ECサイトを実店舗と同レベルの柱として成長させることが急務であり、2021年4月にリニューアルした「ゴルフドゥ!オンラインショップ」も継続して強化を進めてまいります。また、顧客ロイヤリティ向上を目的とした顧客利便性の徹底追求や統合データベース情報の最大限活用を図るべく、早期に「ゴルフドゥ!」店舗と「ゴルフドゥ!オンラインショップ」の会員統合を実現できるよう努めてまいります。
また、当連結会計年度より「中期経営計画 Challenge2026(2022年3月期~2026年3月期)」がスタートしております。同計画においては、①EC戦略の強化 ②「ゴルフドゥ!」店舗網の充実 100店舗体制(直営30店舗/FC70店舗) ③ゴルフドゥ!事業の海外展開 ④新規事業への取り組み ⑤人材開発・育成 ⑥財務基盤の強化 ⑦広報・IRの強化 ⑧株式市場のステップアップを見据えた組織・体制作りの8つを強化項目として掲げており、ゴルフ用品市場において、今なお吹き続ける追い風を背に、新たな成長ステージへ挑んでおります。
b.事業別の対処すべき課題
直営事業においては、「ゴルフドゥ!」店舗の更なる収益力向上のため、買取り強化による在庫の拡充、回転率向上及び接客力向上を主とした人材育成に力を注いでまいります。また、2022年4月に1号店がオープンした新業態「ゴルフドゥ!NEXT」の2号店を早期に展開すべく取り組んでまいります。
フランチャイズ事業においては、フランチャイズ加盟店のニーズに対する柔軟かつ迅速な対応に努めるべく、本部機能の強化を引続き図ってまいります。また、「ゴルフドゥ!」チェーンの拡大のため、スピード感をもって新規加盟店開発に努めてまいります。
営業販売事業においては、米国輸入品の欠品による影響低減を図るため、商品調達先の拡大に努めるとともに、新規卸先の開拓を引続き進めてまいります。また、成長を続けるEC市場の恩恵を享受すべく、「GOLF J-WINGS」への商品供給を強化してまいります。
アパレル事業においては、当連結会計年度に黒字化いたしました「シューラルー」の安定的な収益の確保を図るため、人材育成に力を注いでまいります。
c.コンプライアンス及びリスク管理体制の対処すべき課題
法令遵守及び企業の社会的責任を積極的かつ十分に果すため、コンプライアンス体制の充実及び強化に努めてまいります。また、当社グループを取り巻く事業環境の変化と事業規模の拡大に伴い、従来には想定していなかったリスクの発生に備えるとともに、これらリスクの発生を未然に防ぐために内部管理体制の強化を進めてまいります。なお、当社グループは、金融商品取引法による内部統制報告制度に従い内部統制の充実を図っており、内部監査機能の強化と併せ監査法人や顧問弁護士など社外専門家との連携を一層密にし、その連携強化に努めてまいります。
② 財務上の対処すべき課題
一般的にリユース品は、メーカーや卸から仕入れる商材とは異なり、流通量に限りがあるため仕入量の調節が難しく、商品在庫量が過剰となった場合や、「ゴルフドゥ!」直営店の閑散期である冬季などは、現預金の減少につながる可能性があります。また、「ゴルフドゥ!」直営店出店費用は、主に利益の内部留保と金融機関からの借入れで賄いますが、資金調達が計画通りに実行できない場合は、出店計画を見直しする可能性があります。なお、資金の使途には十分な検討を重ね、直営事業以外においても、商品在庫量を常に把握・コントロールしておりますが、現預金の減少が著しい場合は、追加の融資を依頼する可能性があります。
(5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益であります。
(1)経営方針
当社はグループとして、以下の会社理念及び経営方針を定めています。
[会社理念]
「ゴルフドゥ! ブランドを通して、世界の人々に夢と感動と心の満足を提供する」
[経営方針]
一、社員の幸福が経営の土台である
一、年輪経営による永続企業を目指す
(2)経営戦略等
当社グループは、ゴルフリユース専門店「ゴルフドゥ!」の直営店運営及びフランチャイズ本部としてフランチャイズ加盟店への支援を事業の柱としており、当連結会計年度におけるセグメントは、直営事業、フランチャイズ事業、営業販売事業及びアパレル事業で構成されております。
① 直営事業
実店舗である「ゴルフドゥ!」は、顧客の利便性と競合他社との差別化を図るため、大型店舗を中心としてロードサイドに出店しており、今後も同様の出店を継続するとともに、多様な立地条件や顧客のニーズに対応した店舗も出店してまいります。なお、2022年3月31日現在の出店状況は、関東地方、兵庫県、山口県(当社子会社が運営するFC店舗)及び九州地方に全24店舗あり、今後も関東地方や九州地方を中心に出店する予定です。なお、2022年4月に新業態としてシミュレーションゴルフを併設した「ゴルフドゥ!NEXT」を出店しており、Eコマース(以降、ECという。)ではできない、実店舗ならではの楽しさ(コト消費)を充実させ提供してまいります。
ECサイトである「ゴルフドゥ!オンラインショップ」及び「ゴルフウェアユーズド」は、コロナ禍により小売市場におけるECの重要性が一層増すに連れ、当社グループにおいても重要性が増すとともに、期待度も一層高まっております。しかしながら、2021年4月にリニューアルしました「ゴルフドゥ!オンラインショップ」は伸び悩みが続いており、継続的に機能や利便性の向上を図りつつ、一刻も早い業績の回復に向け努めてまいります。
② フランチャイズ事業
「ゴルフドゥ!」の新規加盟店開発及び既存加盟企業による多店舗化を進めてまいります。新規加盟店開発は「ゴルフドゥ!」が手薄である関西圏及び未出店地域を重点的に行っております。
③ 営業販売事業
当社並びに連結子会社のスクエアツウ・ジャパン株式会社及びThe Golf Exchange,Inc.が担っており、事業の中心であるゴルフ用品の卸売りにおいては、米国直輸入品の取扱いで差別化を図るとともに、得意先様のニーズにきめ細かく対応し、機動的な営業活動を行っております。
④ アパレル事業
株式会社ワールドフランチャイズシステムズが本部運営を行う「シューラルー」のフランチャイズ店舗を1店舗出店しております。今後の出店については、社会情勢や市場動向に応じて進めてまいります。
(3)経営環境
当連結会計年度におけるわが国経済は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用が繰り返される一方で、3回目のワクチン接種が開始されましたが、感染拡大は収まる気配なく、経済活動の正常化には至りませんでした。また、原材料価格の高騰により、食料、エネルギー、物流などあらゆるものの価格が上昇しており、家計への影響が次第に色濃くなるとともに、総じて回復傾向にあった企業業績も冷や水を浴びせられた格好となりました。海外においては、新型コロナ関連規制の解除が進み、企業業績の回復が進む一方で、様々な要因による原材料価格の高騰がインフレを加速させており、世界経済の下振れリスクとして懸念されております。
① リユース市場
リユース市場においては、世界的な循環社会や環境保護への関心の高まりからリユース品への抵抗感が薄れる傾向にあり、EC及びフリマアプリの伸長も手伝って拡大基調が続いております。更にはサプライチェーンの混乱に起因する品不足から、一部のリユース品で需要が高まっていることもあり、リユース市場への追い風は当面続くものと思われます。また、近年はショッピングセンターへの出店が明らかに増加傾向にあり、リユース品に対する見方の変化が感じ取れます。
② ゴルフ用品市場
ゴルフ用品市場においては、コロナ禍における屋外レジャー人気の高まりに加え、海外プロゴルフツアーや東京オリンピックにおける日本人選手の活躍もあり、活性化が続いておりますが、国内における新規需要は一巡した感があります。また、原材料不足、生産ラインの停止及び物流の停滞などのサプライチェーンの混乱が回復に時間を要していることに加え、世界的なゴルフ人気による需要の増加もあり、一部の商品においては供給不足が当面続くものと推測されます。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループが対処すべき課題は以下のとおりであります。
① 事業上の対処すべき課題
a.成長戦略
リユース市場、ゴルフ用品市場ともにデジタル化への動きは一層加速度が増し、近い将来においては、ECを起点とする購買サイクルが小売業の主流となることも考えられ、現時点においても小売業におけるECの存在価値は非常に大きなものとなっております。当社グループにおいても、ECサイトを実店舗と同レベルの柱として成長させることが急務であり、2021年4月にリニューアルした「ゴルフドゥ!オンラインショップ」も継続して強化を進めてまいります。また、顧客ロイヤリティ向上を目的とした顧客利便性の徹底追求や統合データベース情報の最大限活用を図るべく、早期に「ゴルフドゥ!」店舗と「ゴルフドゥ!オンラインショップ」の会員統合を実現できるよう努めてまいります。
また、当連結会計年度より「中期経営計画 Challenge2026(2022年3月期~2026年3月期)」がスタートしております。同計画においては、①EC戦略の強化 ②「ゴルフドゥ!」店舗網の充実 100店舗体制(直営30店舗/FC70店舗) ③ゴルフドゥ!事業の海外展開 ④新規事業への取り組み ⑤人材開発・育成 ⑥財務基盤の強化 ⑦広報・IRの強化 ⑧株式市場のステップアップを見据えた組織・体制作りの8つを強化項目として掲げており、ゴルフ用品市場において、今なお吹き続ける追い風を背に、新たな成長ステージへ挑んでおります。
b.事業別の対処すべき課題
直営事業においては、「ゴルフドゥ!」店舗の更なる収益力向上のため、買取り強化による在庫の拡充、回転率向上及び接客力向上を主とした人材育成に力を注いでまいります。また、2022年4月に1号店がオープンした新業態「ゴルフドゥ!NEXT」の2号店を早期に展開すべく取り組んでまいります。
フランチャイズ事業においては、フランチャイズ加盟店のニーズに対する柔軟かつ迅速な対応に努めるべく、本部機能の強化を引続き図ってまいります。また、「ゴルフドゥ!」チェーンの拡大のため、スピード感をもって新規加盟店開発に努めてまいります。
営業販売事業においては、米国輸入品の欠品による影響低減を図るため、商品調達先の拡大に努めるとともに、新規卸先の開拓を引続き進めてまいります。また、成長を続けるEC市場の恩恵を享受すべく、「GOLF J-WINGS」への商品供給を強化してまいります。
アパレル事業においては、当連結会計年度に黒字化いたしました「シューラルー」の安定的な収益の確保を図るため、人材育成に力を注いでまいります。
c.コンプライアンス及びリスク管理体制の対処すべき課題
法令遵守及び企業の社会的責任を積極的かつ十分に果すため、コンプライアンス体制の充実及び強化に努めてまいります。また、当社グループを取り巻く事業環境の変化と事業規模の拡大に伴い、従来には想定していなかったリスクの発生に備えるとともに、これらリスクの発生を未然に防ぐために内部管理体制の強化を進めてまいります。なお、当社グループは、金融商品取引法による内部統制報告制度に従い内部統制の充実を図っており、内部監査機能の強化と併せ監査法人や顧問弁護士など社外専門家との連携を一層密にし、その連携強化に努めてまいります。
② 財務上の対処すべき課題
一般的にリユース品は、メーカーや卸から仕入れる商材とは異なり、流通量に限りがあるため仕入量の調節が難しく、商品在庫量が過剰となった場合や、「ゴルフドゥ!」直営店の閑散期である冬季などは、現預金の減少につながる可能性があります。また、「ゴルフドゥ!」直営店出店費用は、主に利益の内部留保と金融機関からの借入れで賄いますが、資金調達が計画通りに実行できない場合は、出店計画を見直しする可能性があります。なお、資金の使途には十分な検討を重ね、直営事業以外においても、商品在庫量を常に把握・コントロールしておりますが、現預金の減少が著しい場合は、追加の融資を依頼する可能性があります。
(5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益であります。