有価証券報告書-第94期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 13:10
【資料】
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【項目】
167項目
(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
監査役会は監査役4名(うち社外監査役2名)で構成しており、監査役会を原則毎月1回開催しております。監査役会では、当行の健全で持続的な成長の確保並びに社会的信頼に応えうる良質な企業統治体制の確立に向け、株主の負託を受けた独立した機関であるとの認識のもと、業務監査、会計監査を実施しており、内部統制システムの整備・運用状況や中期経営計画の進捗管理状況等を検討しております。また、会計監査人とは表示上の重点監査項目等について協議しております。
各監査役は、取締役会をはじめ社内の重要な会議への出席や内部監査部門及び会計監査人と定期的かつ必要に応じて意見・情報交換を実施し緊密な連携を行うほか、取締役及び使用人からの営業報告の聴取、決裁書類の閲覧等により監査を行っており、監査情報を共有し、客観的かつ中立的な立場から取締役の職務執行を監査しております。なお、五十嵐郁夫氏及び大村啓三氏は、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
当事業年度における個々の監査役の出席状況は次のとおりです。
氏 名開催回数出席回数
五十嵐 郁夫12回12回
新田 八朗12回10回
笹倉 茂樹12回12回
大村 啓三12回12回

② 内部監査の状況
経営の健全性を高めるために、他の部門から独立した監査部(当事業年度末現在、部長以下6名)を牽制部署として設置し、全般的な業務面の監査に加え、社外監査役も含めた監査役及び会計監査人との緊密な連携(三様監査)を行うなど、内部監査の充実を図っております。
③ 会計監査の状況
イ.監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
ロ.継続監査期間
33年
ハ.業務を執行した公認会計士
大村 真敏
西田 裕志
ニ.監査業務に係る補助者の構成
当行の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名及びその他8名であります。
ホ.監査法人の選定方針と理由
当行では、会社法第340条に定める監査役会による会計監査人の解任のほか、原則として、会計監査人が職務を適切に遂行することが困難と認められる場合には、監査役会は、会計監査人の解任又は不再任に関する議案を決定し、取締役会は、当該決定に基づき、当該議案を株主総会に提出します。
当行の監査役及び監査役会は、会計監査人の評価及び選定のためのチェックリストを策定し、各項目について審議した結果、概ね妥当以上であると判断し、会計監査人を再任しております。
ヘ.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当行の監査役及び監査役会は、会計監査人について、監査体制が継続的に有効に機能しており、監査品質も一定水準にあると評価しております。
④ 監査報酬の内容等
イ.監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬(百万円)
非監査業務に
基づく報酬(百万円)
監査証明業務に
基づく報酬(百万円)
非監査業務に
基づく報酬(百万円)
提出会社2832
連結子会社
2832

ロ.監査公認会計士等と同一ネットワーク(Ernst & Young)に対する報酬(イ.を除く)
前連結会計年度、当連結会計年度とも重要性が乏しいため、記載を省略しております。
ハ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
前連結会計年度、当連結会計年度とも該当事項はありません。
ニ.監査報酬の決定方針
該当事項はありません。
ホ.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、前事業年度の監査実績の分析・評価を行い、当事業年度の監査計画における監査時間・配員計画及び報酬額の見積りの相当性などを確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等は合理的な水準であると判断し、会社法第399条第1項の同意を行っております。