訂正有価証券届出書(新規公開時)
1.経営成績等の状況の概要
当行グループ(当行、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況
第23期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(連結経営成績)
当連結会計年度の経常収益については、資金運用収益は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛等の影響により、個人の借入ニーズが減退した影響を受けカードローン残高が減少した一方で、楽天カード株式会社のクレジットカード債権等を裏付資産とする信託受益権の残高が増加したことに加え、住宅ローン、投資用マンションローン及び提携ローン等の貸出金残高が増加したことにより、微増となりました。役務取引等収益は、新規口座数の増加等に伴う口座振替手数料やATM受取手数料の増加に加え、デビットカード等のカード関連手数料の増加により、増収となりました。その他業務収益は、新型定期預金(仕組預金)等に係る収益が伸長したものの、外国為替売買益が減少し、減収となりました。また、台湾で2021年1月に営業開始した樂天國際商業銀行股份有限公司において、2億10百万円の経常収益を計上しました。これらの結果、経常収益は前連結会計年度比26億39百万円増収の1,060億26百万円となりました。
一方、経常費用については、資金調達費用は、預金残高の伸長に伴い増加しました。役務取引等費用は、カードローンの支払保証料の減少により、減少しました。また、物件費は業務委託費等及びマーケティング関連費の増加により増加し、経費削減に努めたものの、営業経費は増加しました。樂天國際商業銀行股份有限公司においては、25億95百万円の経常費用を計上しました。これらを受けて、経常費用は前連結会計年度比23億12百万円増加の781億17百万円となりました。
上記の経常収益及び経常費用の結果、経常利益は前連結会計年度比3億27百万円増益の279億9百万円、税金等調整前当期純利益は前連結会計年度比6億97百万円増益の279億7百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比7億2百万円増益の200億39百万円となりました。
なお、当行グループは、銀行業の単一セグメントであるため、セグメント毎の経営成績等については記載を省略しています。
(連結財政状態)
当連結会計年度末における資産の部については、有価証券が国債等の購入により5,780億5百万円、買入金銭債権が楽天カード株式会社のクレジットカード債権等を裏付資産とする信託受益権等の購入により1兆6,805億35百万円となりました。貸出金は、カードローンが減少したものの、住宅ローン、投資用マンションローン及び提携ローン等の堅調な増加により2兆9,438億91百万円、現金預け金は3兆6,491億36百万円となりました。この結果、資産の部の合計額は前連結会計年度比3兆38億47百万円増加し、9兆4,906億89百万円となりました。
負債の部については、普通預金が、口座数の順調な伸長や個人顧客の生活口座化の進展に加え、楽天証券株式会社との口座連携(マネーブリッジ)を利用する顧客数の増加により7兆754億99百万円、定期預金が4,142億26百万円、外貨預金が707億55百万円となりました。また借用金は、日本銀行の貸出増加を支援するための資金供給及び新型コロナウイルス感染症対応金融支援特別オペの活用により、1兆6,120億円となりました。この結果、負債の部の合計額は前連結会計年度比2兆9,841億43百万円増加し、9兆2,841億94百万円となりました。
また、純資産の状況については、利益剰余金が親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴い1,590億22百万円となりました。この結果、純資産の部の合計額は前連結会計年度比197億4百万円増加し、2,064億94百万円となりました。
第24期第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
(連結経営成績)
当第3四半期連結累計期間の経常収益については、資金運用収益は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う個人の借入ニーズの回復遅延により、カードローン残高が減少した一方で、楽天カード株式会社のクレジットカード債権等を裏付資産とする信託受益権の残高が増加したことに加え、住宅ローン、投資用マンションローン及び提携ローン等の貸出金残高が増加したことが寄与し、509億16百万円となりました。役務取引等収益は、新規口座数の増加や生活口座化の進展等に伴う口座振替手数料やATM受取手数料、デビットカード等のカード関連手数料の増加が寄与し、309億91百万円となりました。その他業務収益は、諸外国の金利上昇に伴う国内金利の上昇及び為替レートのボラティリティの高まりや日本銀行より発表された長期金利の上限の引き上げを背景に、新型定期預金(仕組預金)等に係る収益及び外国為替売買益が増加したことにより、60億77百万円となりました。また、台湾で2021年1月に営業開始した樂天國際商業銀行股份有限公司において、8億66百万円の経常収益を計上しました。これらの結果、経常収益は891億36百万円となりました。
一方、経常費用については、資金調達費用は、預金残高の伸長に伴い、47億68百万円となりました。役務取引等費用は、カードローンの支払保証料の減少により、250億44百万円となりました。また、物件費は業務委託費等及びマーケティング関連費の増加により増加し、経費削減に努めたものの、営業経費は289億93百万円となりました。樂天國際商業銀行股份有限公司においては、32億8百万円の経常費用を計上しました。これらを受けて、経常費用は605億91百万円となりました。
上記の経常収益及び経常費用の結果、経常利益は285億44百万円、税金等調整前四半期純利益は285億44百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は203億82百万円となりました。
なお、当行グループは、銀行業の単一セグメントであるため、セグメント毎の経営成績等については記載を省略しています。
(連結財政状態)
当第3四半期連結会計期間末における資産の部については、有価証券が国債等の購入により7,512億7百万円、買入金銭債権が楽天カード株式会社のクレジットカード債権等を裏付資産とする信託受益権等の購入により2兆4,823億17百万円となりました。貸出金は、カードローンが減少したものの、住宅ローン、投資用マンションローン及び提携ローン等の堅調な増加により3兆5,513億37百万円、現金預け金は3兆7,485億32百万円となりました。この結果、資産の部の合計額は前連結会計年度比1兆9,136億96百万円増加し、11兆4,043億86百万円となりました。
負債の部については、普通預金が、口座数の順調な伸長や個人顧客の生活口座化の進展に加え、楽天証券株式会社との口座連携(マネーブリッジ)を利用する顧客数の増加により7兆9,764億41百万円、定期預金が6,449億66百万円、外貨預金が739億26百万円となりました。また借用金は、日本銀行の貸出増加を支援するための資金供給の活用により、2兆1,774億円となりました。この結果、負債の部の合計額は前連結会計年度比1兆9,012億5百万円増加し、11兆1,853億99百万円となりました。
また、純資産の状況については、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い1,794億5百万円となりました。この結果、純資産の部の合計額は前連結会計年度比124億91百万円増加し、2,189億86百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローについて、営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加による1兆481億63百万円の支出や債券貸借取引支払保証金の増加による2,983億71百万円の支出及び買入金銭債権の増加による1,545億58百万円の支出等があった一方、預金の増加による2兆360億95百万円の収入等があったことから、1兆4,619億45百万円の収入(前連結会計年度比395億49百万円の収入減少)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による3,435億57百万円の収入や有価証券の償還による1,341億72百万円の収入等があった一方、有価証券の取得による9,682億70百万円の支出等があったことから、4,959億80百万円の支出(前連結会計年度比5,335億29百万円の支出増加)となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当年度残高は前連結会計年度比9,661億63百万円増加し、3兆6,491億33百万円となりました。
③ 生産、受注及び販売の状況
「生産、受注及び販売の状況」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載していません。
2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものです。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
第23期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるものの、一部の先進国ではワクチン接種の進展により経済回復の兆しが見られました。日本経済においては、ロシア・ウクライナ情勢等の影響を受け、資源価格の上昇や金融資本市場の変動等、引き続き注意が必要な状況にありますが、ワクチン接種の推進をはじめとする各種政策等や、日本銀行のマイナス金利政策及び金融緩和政策の継続等は一定の効果を発揮し、一部で持ち直しの動きが見られました。新型コロナウイルス感染症の流行により、生活様式の変化が強いられる中、オンラインで完結する銀行サービスを提供する当行グループに期待される社会的役割は一層増していると考えています。
こうした金融経済環境下で当行グループは、銀行サービスが重要な社会インフラであるという認識のもと、高性能かつ安定的な決済インフラの運営、システムの効率化、内部管理体制の整備を推進し、新サービスの導入や資産運用の強化等を通じて、今まで以上に収益性と成長性を重視した経営に取り組んでまいりました。
具体的には、個人顧客の生活口座化を推進する戦略のもと、当行の決済サービスが利用できる提携先の拡大に努めました。まず、口座振替とペイジーによるお支払いサービスにおいて、国税及び群馬県、横浜市、札幌市の公金や中部電力ミライズ株式会社等対応先を大幅に拡大したのに加え、東京電力エナジーパートナー株式会社のウェブサイトにて口座振替の申込受付を開始しました。また、「楽天銀行コンビニ支払サービス(アプリで払込票支払)」において、九州電力株式会社等、払込票の対応先をさらに拡大しました。
住宅ローンの貸出も順調に増加し、2021年6月末に「楽天銀行住宅ローン(金利選択型)」の残高が、7,000億円を突破しました。
楽天グループとのシナジーを活かしたサービスも引き続き順調に伸長しました。楽天証券株式会社との協業として取り組んでいる口座連携サービス「マネーブリッジ」においては、2021年12月末に「マネーブリッジ」を設定する口座数が300万口座を突破したのに続き、同月「マネーブリッジ」利用者の預金残高が、約1年4ヶ月で倍増し4兆円を突破しました。
これらの結果、当連結会計年度の経常収益は前連結会計年度比26億39百万円増加し1,060億26百万円、経常利益は前連結会計年度比3億27百万円増加し279億9百万円となりました。また、口座数が順調に増加し、2022年1月には1,200万口座を突破すると、2022年3月末には1,231万口座(前連結会計年度比+178万口座)に達しました。単体預金残高も2021年12月末に7兆円を突破し、2022年3月末には7兆7,653億円(前連結会計年度比+1兆9,997億円)に達しました。
第24期第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の厳しい状況が緩和される中で、回復基調にありましたが、一方で、ロシア・ウクライナ情勢は引き続き緊迫した状況が続いており、資源価格の上昇など、先行きは不透明な状況となりました。日本経済においては、日本銀行の長短金利操作付き量的・質的金融緩和政策が継続されることにより、円安の状況が続くなど、引き続き注意が必要な状況にありますが、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種や各種政策等の効果により、個人消費や設備投資が一部回復するなど、持ち直しの動きが見られました。こうした中、オンラインで完結する銀行サービスを提供する当行グループに期待される社会的役割は一層増していると考えています。
こうした金融経済環境下で当行グループは、銀行サービスが重要な社会インフラであるという認識のもと、高性能かつ安定的な決済インフラの運営、システムの効率化、内部管理体制の整備を推進し、新サービスの導入や資産運用の強化等を通じて、今まで以上に収益性と成長性を重視した経営に取り組んでまいりました。
具体的には、個人顧客の生活口座化を推進する戦略のもと、当行の決済サービスが利用できる提携先の拡大に努めました。まず、口座振替とペイジーによるお支払いサービスにおいて、愛知県、調布市、三鷹市、立川市、国分寺市の公金の取扱いを開始したことに加え、浜松市公金の口座振替サービスやウェルネット株式会社のペイジーによるお支払いに対応しました。また、「楽天銀行コンビニ支払サービス(アプリで払込票支払)」において、三菱UFJファクター株式会社、北海道電力株式会社、東京都、株式会社NTTデータの「公金決済プラットフォーム」との提携を開始したことにより、払込票の対応先をさらに拡大しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の経常収益は891億36百万円、経常利益は285億44百万円となりました。また、口座数が順調に増加し、2022年9月には1,300万口座を突破すると、2022年12月末には1,338万口座に達しました。単体預金残高も2022年6月末に8兆円を突破し、2022年12月末には8兆8,469億円に達しました。
② 経営成績に重要な影響を与える要因
当行グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、国内の金利動向が挙げられます。金利動向に伴う資産・負債の公正価値の変動及び発生する損益の変動については、ALM委員会にてモニタリングすることでそのリスクを評価するとともに、必要に応じてヘッジ取引等により対応を図るものとしています。
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当行グループの資金調達は、金利動向等を踏まえて、主として預金により確保しており、今後も安定的に増加させていく方針です。
当連結会計年度末における現金預け金は3兆6,491億円であり、十分な水準にて確保しており、資金流動性確保に懸念はないものと考えています。
なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、上記「1.経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当行グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いていますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りに用いた仮定のうち、重要なものは貸倒引当金及び金融商品の時価の計上です。
貸倒引当金に関して、当行では、全ての債権について、資産の自己査定基準に基づき資産の自己査定を実施しています。資産の自己査定にあたっては、債務者を「正常先」「要注意先」「破綻懸念先」「実質破綻先」「破綻先」の5段階に区分し、当該区分に応じて、予め定めている償却・引当基準に則り、貸倒引当金を計上しています。「正常先」「要注意先」については、主として今後1年間の予想損失額又は今後3年間の予想損失額を見込んで計上しており、予想損失額は、1年間又は3年間の貸倒実績又は倒産実績を基礎とした貸倒実績率又は倒産確率の過去の一定期間における平均値に基づき損失率を求め、これに将来見込み等必要な修正を加えて算定しています。「破綻懸念先」については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しています。「実質破綻先」「破綻先」については、債権額から回収可能見込額を控除し、その残額を貸倒引当金に計上しています。連結される子会社及び子法人等の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ計上しています。当行グループにおける当該見積り及び当該仮定については、連結財務諸表作成時における入手可能な最善の情報に基づいていますが、予測不能な前提条件の変化等により債権の評価に関する見積りが変化する場合があり、この場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する貸倒引当金及び貸倒引当金繰入額等の金額に重要な影響を与える可能性があります。
金融商品の時価に関して、当行では、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、時価を3つのレベルに分類しています。特に、算定した時価等について市場で観察できないインプットが重要な構成要素であることからレベル3に分類されるものについては、時価評価に用いる見積り及び仮定の複雑性、不確実性が高いものとなります。インプットに関する情報の詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(金融商品関係) 3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項 (注2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品のうちレベル3の時価に関する情報 (1) 重要な観察できないインプットに関する定量的情報」に記載しています。これらの時価の算定に使用された主要な仮定には不確実性があり、特にレベル3に分類されるものについては、時価評価に用いる見積り及び仮定の複雑性、不確実性が高いものであり、評価に用いるインプットが市場環境の変化等を受けて変化することにより時価が増減する可能性があります。インプットを変化させた場合の時価に対する影響の詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(金融商品関係) 3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項 (注2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品のうちレベル3の時価に関する情報 (4) 重要な観察できないインプットを変化させた場合の時価に対する影響に関する説明」に記載しています。
(参考)
(1) 国内・海外別収支
第23期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度における資金運用収支は、前連結会計年度比12億4百万円減少し547億42百万円、役務取引等収支は前連結会計年度比26億95百万円増加し55億37百万円、その他業務収支は、前連結会計年度比1億58百万円減少し40億46百万円となりました。
第24期第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
当第3四半期連結累計期間における資金運用収支は461億48百万円、役務取引等収支は59億46百万円、その他業務収支は60億74百万円となりました。
(注) 1.「国内」とは、当行及び国内に本店を有する連結子会社(以下、「国内連結子会社」という。)に関する数値です。
2.「海外」とは、海外に本店を有する連結子会社(以下、「海外連結子会社」という。)に関する数値です。
3.「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しています。
(2) 国内・海外別資金運用/調達の状況
第23期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度の資金運用勘定平均残高は、前連結会計年度比1兆6,508億26百万円増加し5兆7,173億66百万円となりました。資金運用利息は、前連結会計年度比3億12百万円増加し598億10百万円となりました。この結果、資金運用利回りは、前連結会計年度比0.41ポイント低下して1.04%となりました。
また、資金調達勘定平均残高は、前連結会計年度比2兆6,228億16百万円増加し7兆3,829億90百万円となりました。資金調達利息は、前連結会計年度比15億16百万円増加し50億67百万円となりました。この結果、資金調達利回りは、前連結会計年度比0.00ポイント低下して0.06%となりました。
① 国内
(注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出していますが、国内連結子会社については、前連結会計年度末と当連結会計年度末の残高に基づく平均残高を利用しています。
2.「国内」とは、当行及び国内連結子会社に関する数値です。
3.「資金運用勘定」は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度8,277億58百万円、当連結会計年度1兆8,149億20百万円)を控除しています。
② 海外
(注) 1.海外連結子会社の平均残高は、前連結会計年度末と当連結会計年度末の残高に基づく平均残高を利用しています。
2.「海外」とは、当行の海外連結子会社に関する数値です。
③ 合計
(注) 1.「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しています。
(3) 国内・海外別役務取引の状況
第23期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度の役務取引等収益は前連結会計年度比19億99百万円増加し403億68百万円となりました。また、役務取引等費用は前連結会計年度比6億95百万円減少し348億30百万円となりました。
第24期第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
当第3四半期連結累計期間の役務取引等収益は309億91百万円となりました。また、役務取引等費用は250億44百万円となりました。
(注) 1.「国内」とは、当行及び国内連結子会社に関する数値です。
2.「海外」とは、当行の海外連結子会社に関する数値です。
3.「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しています。
(4) 国内・海外別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
(注) 1.「国内」とは、当行及び国内連結子会社に関する数値です。
2.「海外」とは、当行の海外連結子会社に関する数値です。
3.流動性預金=普通預金
4.定期性預金=定期預金
5.「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しています。
(5) 国内・海外別貸出金残高の状況
① 業種別貸出状況(残高・構成比)
(注) 1.「国内」とは、当行及び国内連結子会社に関する数値です。
2.「海外」とは、当行の海外連結子会社に関する数値です。
② 外国政府等向け債権残高(国別)
該当事項はありません。
(6) 国内・海外別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
(注) 1.「国内」とは、当行及び国内連結子会社に関する数値です。
2.「海外」とは、当行の海外連結子会社に関する数値です。
3.「その他の証券」には、外国債券を含んでいます。
4.「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しています。
(自己資本比率の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しています。
なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の算出については粗利益配分手法を採用しています。
連結自己資本比率(国内基準)
単体自己資本比率(国内基準)
(資産の査定)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び未収金並びに支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として以下のとおり区分するものです。
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3 要管理債権
要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
資産の査定の額
当行グループ(当行、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況
第23期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(連結経営成績)
当連結会計年度の経常収益については、資金運用収益は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛等の影響により、個人の借入ニーズが減退した影響を受けカードローン残高が減少した一方で、楽天カード株式会社のクレジットカード債権等を裏付資産とする信託受益権の残高が増加したことに加え、住宅ローン、投資用マンションローン及び提携ローン等の貸出金残高が増加したことにより、微増となりました。役務取引等収益は、新規口座数の増加等に伴う口座振替手数料やATM受取手数料の増加に加え、デビットカード等のカード関連手数料の増加により、増収となりました。その他業務収益は、新型定期預金(仕組預金)等に係る収益が伸長したものの、外国為替売買益が減少し、減収となりました。また、台湾で2021年1月に営業開始した樂天國際商業銀行股份有限公司において、2億10百万円の経常収益を計上しました。これらの結果、経常収益は前連結会計年度比26億39百万円増収の1,060億26百万円となりました。
一方、経常費用については、資金調達費用は、預金残高の伸長に伴い増加しました。役務取引等費用は、カードローンの支払保証料の減少により、減少しました。また、物件費は業務委託費等及びマーケティング関連費の増加により増加し、経費削減に努めたものの、営業経費は増加しました。樂天國際商業銀行股份有限公司においては、25億95百万円の経常費用を計上しました。これらを受けて、経常費用は前連結会計年度比23億12百万円増加の781億17百万円となりました。
上記の経常収益及び経常費用の結果、経常利益は前連結会計年度比3億27百万円増益の279億9百万円、税金等調整前当期純利益は前連結会計年度比6億97百万円増益の279億7百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比7億2百万円増益の200億39百万円となりました。
なお、当行グループは、銀行業の単一セグメントであるため、セグメント毎の経営成績等については記載を省略しています。
(連結財政状態)
当連結会計年度末における資産の部については、有価証券が国債等の購入により5,780億5百万円、買入金銭債権が楽天カード株式会社のクレジットカード債権等を裏付資産とする信託受益権等の購入により1兆6,805億35百万円となりました。貸出金は、カードローンが減少したものの、住宅ローン、投資用マンションローン及び提携ローン等の堅調な増加により2兆9,438億91百万円、現金預け金は3兆6,491億36百万円となりました。この結果、資産の部の合計額は前連結会計年度比3兆38億47百万円増加し、9兆4,906億89百万円となりました。
負債の部については、普通預金が、口座数の順調な伸長や個人顧客の生活口座化の進展に加え、楽天証券株式会社との口座連携(マネーブリッジ)を利用する顧客数の増加により7兆754億99百万円、定期預金が4,142億26百万円、外貨預金が707億55百万円となりました。また借用金は、日本銀行の貸出増加を支援するための資金供給及び新型コロナウイルス感染症対応金融支援特別オペの活用により、1兆6,120億円となりました。この結果、負債の部の合計額は前連結会計年度比2兆9,841億43百万円増加し、9兆2,841億94百万円となりました。
また、純資産の状況については、利益剰余金が親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴い1,590億22百万円となりました。この結果、純資産の部の合計額は前連結会計年度比197億4百万円増加し、2,064億94百万円となりました。
第24期第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
(連結経営成績)
当第3四半期連結累計期間の経常収益については、資金運用収益は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う個人の借入ニーズの回復遅延により、カードローン残高が減少した一方で、楽天カード株式会社のクレジットカード債権等を裏付資産とする信託受益権の残高が増加したことに加え、住宅ローン、投資用マンションローン及び提携ローン等の貸出金残高が増加したことが寄与し、509億16百万円となりました。役務取引等収益は、新規口座数の増加や生活口座化の進展等に伴う口座振替手数料やATM受取手数料、デビットカード等のカード関連手数料の増加が寄与し、309億91百万円となりました。その他業務収益は、諸外国の金利上昇に伴う国内金利の上昇及び為替レートのボラティリティの高まりや日本銀行より発表された長期金利の上限の引き上げを背景に、新型定期預金(仕組預金)等に係る収益及び外国為替売買益が増加したことにより、60億77百万円となりました。また、台湾で2021年1月に営業開始した樂天國際商業銀行股份有限公司において、8億66百万円の経常収益を計上しました。これらの結果、経常収益は891億36百万円となりました。
一方、経常費用については、資金調達費用は、預金残高の伸長に伴い、47億68百万円となりました。役務取引等費用は、カードローンの支払保証料の減少により、250億44百万円となりました。また、物件費は業務委託費等及びマーケティング関連費の増加により増加し、経費削減に努めたものの、営業経費は289億93百万円となりました。樂天國際商業銀行股份有限公司においては、32億8百万円の経常費用を計上しました。これらを受けて、経常費用は605億91百万円となりました。
上記の経常収益及び経常費用の結果、経常利益は285億44百万円、税金等調整前四半期純利益は285億44百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は203億82百万円となりました。
なお、当行グループは、銀行業の単一セグメントであるため、セグメント毎の経営成績等については記載を省略しています。
(連結財政状態)
当第3四半期連結会計期間末における資産の部については、有価証券が国債等の購入により7,512億7百万円、買入金銭債権が楽天カード株式会社のクレジットカード債権等を裏付資産とする信託受益権等の購入により2兆4,823億17百万円となりました。貸出金は、カードローンが減少したものの、住宅ローン、投資用マンションローン及び提携ローン等の堅調な増加により3兆5,513億37百万円、現金預け金は3兆7,485億32百万円となりました。この結果、資産の部の合計額は前連結会計年度比1兆9,136億96百万円増加し、11兆4,043億86百万円となりました。
負債の部については、普通預金が、口座数の順調な伸長や個人顧客の生活口座化の進展に加え、楽天証券株式会社との口座連携(マネーブリッジ)を利用する顧客数の増加により7兆9,764億41百万円、定期預金が6,449億66百万円、外貨預金が739億26百万円となりました。また借用金は、日本銀行の貸出増加を支援するための資金供給の活用により、2兆1,774億円となりました。この結果、負債の部の合計額は前連結会計年度比1兆9,012億5百万円増加し、11兆1,853億99百万円となりました。
また、純資産の状況については、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い1,794億5百万円となりました。この結果、純資産の部の合計額は前連結会計年度比124億91百万円増加し、2,189億86百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローについて、営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加による1兆481億63百万円の支出や債券貸借取引支払保証金の増加による2,983億71百万円の支出及び買入金銭債権の増加による1,545億58百万円の支出等があった一方、預金の増加による2兆360億95百万円の収入等があったことから、1兆4,619億45百万円の収入(前連結会計年度比395億49百万円の収入減少)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による3,435億57百万円の収入や有価証券の償還による1,341億72百万円の収入等があった一方、有価証券の取得による9,682億70百万円の支出等があったことから、4,959億80百万円の支出(前連結会計年度比5,335億29百万円の支出増加)となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当年度残高は前連結会計年度比9,661億63百万円増加し、3兆6,491億33百万円となりました。
③ 生産、受注及び販売の状況
「生産、受注及び販売の状況」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載していません。
2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものです。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
第23期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるものの、一部の先進国ではワクチン接種の進展により経済回復の兆しが見られました。日本経済においては、ロシア・ウクライナ情勢等の影響を受け、資源価格の上昇や金融資本市場の変動等、引き続き注意が必要な状況にありますが、ワクチン接種の推進をはじめとする各種政策等や、日本銀行のマイナス金利政策及び金融緩和政策の継続等は一定の効果を発揮し、一部で持ち直しの動きが見られました。新型コロナウイルス感染症の流行により、生活様式の変化が強いられる中、オンラインで完結する銀行サービスを提供する当行グループに期待される社会的役割は一層増していると考えています。
こうした金融経済環境下で当行グループは、銀行サービスが重要な社会インフラであるという認識のもと、高性能かつ安定的な決済インフラの運営、システムの効率化、内部管理体制の整備を推進し、新サービスの導入や資産運用の強化等を通じて、今まで以上に収益性と成長性を重視した経営に取り組んでまいりました。
具体的には、個人顧客の生活口座化を推進する戦略のもと、当行の決済サービスが利用できる提携先の拡大に努めました。まず、口座振替とペイジーによるお支払いサービスにおいて、国税及び群馬県、横浜市、札幌市の公金や中部電力ミライズ株式会社等対応先を大幅に拡大したのに加え、東京電力エナジーパートナー株式会社のウェブサイトにて口座振替の申込受付を開始しました。また、「楽天銀行コンビニ支払サービス(アプリで払込票支払)」において、九州電力株式会社等、払込票の対応先をさらに拡大しました。
住宅ローンの貸出も順調に増加し、2021年6月末に「楽天銀行住宅ローン(金利選択型)」の残高が、7,000億円を突破しました。
楽天グループとのシナジーを活かしたサービスも引き続き順調に伸長しました。楽天証券株式会社との協業として取り組んでいる口座連携サービス「マネーブリッジ」においては、2021年12月末に「マネーブリッジ」を設定する口座数が300万口座を突破したのに続き、同月「マネーブリッジ」利用者の預金残高が、約1年4ヶ月で倍増し4兆円を突破しました。
これらの結果、当連結会計年度の経常収益は前連結会計年度比26億39百万円増加し1,060億26百万円、経常利益は前連結会計年度比3億27百万円増加し279億9百万円となりました。また、口座数が順調に増加し、2022年1月には1,200万口座を突破すると、2022年3月末には1,231万口座(前連結会計年度比+178万口座)に達しました。単体預金残高も2021年12月末に7兆円を突破し、2022年3月末には7兆7,653億円(前連結会計年度比+1兆9,997億円)に達しました。
第24期第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の厳しい状況が緩和される中で、回復基調にありましたが、一方で、ロシア・ウクライナ情勢は引き続き緊迫した状況が続いており、資源価格の上昇など、先行きは不透明な状況となりました。日本経済においては、日本銀行の長短金利操作付き量的・質的金融緩和政策が継続されることにより、円安の状況が続くなど、引き続き注意が必要な状況にありますが、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種や各種政策等の効果により、個人消費や設備投資が一部回復するなど、持ち直しの動きが見られました。こうした中、オンラインで完結する銀行サービスを提供する当行グループに期待される社会的役割は一層増していると考えています。
こうした金融経済環境下で当行グループは、銀行サービスが重要な社会インフラであるという認識のもと、高性能かつ安定的な決済インフラの運営、システムの効率化、内部管理体制の整備を推進し、新サービスの導入や資産運用の強化等を通じて、今まで以上に収益性と成長性を重視した経営に取り組んでまいりました。
具体的には、個人顧客の生活口座化を推進する戦略のもと、当行の決済サービスが利用できる提携先の拡大に努めました。まず、口座振替とペイジーによるお支払いサービスにおいて、愛知県、調布市、三鷹市、立川市、国分寺市の公金の取扱いを開始したことに加え、浜松市公金の口座振替サービスやウェルネット株式会社のペイジーによるお支払いに対応しました。また、「楽天銀行コンビニ支払サービス(アプリで払込票支払)」において、三菱UFJファクター株式会社、北海道電力株式会社、東京都、株式会社NTTデータの「公金決済プラットフォーム」との提携を開始したことにより、払込票の対応先をさらに拡大しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の経常収益は891億36百万円、経常利益は285億44百万円となりました。また、口座数が順調に増加し、2022年9月には1,300万口座を突破すると、2022年12月末には1,338万口座に達しました。単体預金残高も2022年6月末に8兆円を突破し、2022年12月末には8兆8,469億円に達しました。
② 経営成績に重要な影響を与える要因
当行グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、国内の金利動向が挙げられます。金利動向に伴う資産・負債の公正価値の変動及び発生する損益の変動については、ALM委員会にてモニタリングすることでそのリスクを評価するとともに、必要に応じてヘッジ取引等により対応を図るものとしています。
③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当行グループの資金調達は、金利動向等を踏まえて、主として預金により確保しており、今後も安定的に増加させていく方針です。
当連結会計年度末における現金預け金は3兆6,491億円であり、十分な水準にて確保しており、資金流動性確保に懸念はないものと考えています。
なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、上記「1.経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当行グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いていますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りに用いた仮定のうち、重要なものは貸倒引当金及び金融商品の時価の計上です。
貸倒引当金に関して、当行では、全ての債権について、資産の自己査定基準に基づき資産の自己査定を実施しています。資産の自己査定にあたっては、債務者を「正常先」「要注意先」「破綻懸念先」「実質破綻先」「破綻先」の5段階に区分し、当該区分に応じて、予め定めている償却・引当基準に則り、貸倒引当金を計上しています。「正常先」「要注意先」については、主として今後1年間の予想損失額又は今後3年間の予想損失額を見込んで計上しており、予想損失額は、1年間又は3年間の貸倒実績又は倒産実績を基礎とした貸倒実績率又は倒産確率の過去の一定期間における平均値に基づき損失率を求め、これに将来見込み等必要な修正を加えて算定しています。「破綻懸念先」については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しています。「実質破綻先」「破綻先」については、債権額から回収可能見込額を控除し、その残額を貸倒引当金に計上しています。連結される子会社及び子法人等の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ計上しています。当行グループにおける当該見積り及び当該仮定については、連結財務諸表作成時における入手可能な最善の情報に基づいていますが、予測不能な前提条件の変化等により債権の評価に関する見積りが変化する場合があり、この場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する貸倒引当金及び貸倒引当金繰入額等の金額に重要な影響を与える可能性があります。
金融商品の時価に関して、当行では、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、時価を3つのレベルに分類しています。特に、算定した時価等について市場で観察できないインプットが重要な構成要素であることからレベル3に分類されるものについては、時価評価に用いる見積り及び仮定の複雑性、不確実性が高いものとなります。インプットに関する情報の詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(金融商品関係) 3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項 (注2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品のうちレベル3の時価に関する情報 (1) 重要な観察できないインプットに関する定量的情報」に記載しています。これらの時価の算定に使用された主要な仮定には不確実性があり、特にレベル3に分類されるものについては、時価評価に用いる見積り及び仮定の複雑性、不確実性が高いものであり、評価に用いるインプットが市場環境の変化等を受けて変化することにより時価が増減する可能性があります。インプットを変化させた場合の時価に対する影響の詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(金融商品関係) 3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項 (注2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品のうちレベル3の時価に関する情報 (4) 重要な観察できないインプットを変化させた場合の時価に対する影響に関する説明」に記載しています。
(参考)
(1) 国内・海外別収支
第23期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度における資金運用収支は、前連結会計年度比12億4百万円減少し547億42百万円、役務取引等収支は前連結会計年度比26億95百万円増加し55億37百万円、その他業務収支は、前連結会計年度比1億58百万円減少し40億46百万円となりました。
第24期第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
当第3四半期連結累計期間における資金運用収支は461億48百万円、役務取引等収支は59億46百万円、その他業務収支は60億74百万円となりました。
| 種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 資金運用収支 | 前連結会計年度 | 55,853 | 93 | ― | 55,946 |
| 当連結会計年度 | 54,746 | △3 | ― | 54,742 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 46,013 | 134 | ― | 46,148 | |
| うち資金運用収益 | 前連結会計年度 | 59,404 | 93 | ― | 59,498 |
| 当連結会計年度 | 59,646 | 164 | ― | 59,810 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 50,087 | 828 | ― | 50,916 | |
| うち資金調達費用 | 前連結会計年度 | 3,550 | 0 | ― | 3,551 |
| 当連結会計年度 | 4,899 | 167 | ― | 5,067 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 4,073 | 694 | ― | 4,768 | |
| 信託報酬 | 前連結会計年度 | 823 | ― | ― | 823 |
| 当連結会計年度 | 961 | ― | ― | 961 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 912 | ― | ― | 912 | |
| 役務取引等収支 | 前連結会計年度 | 2,844 | △2 | ― | 2,842 |
| 当連結会計年度 | 5,560 | △23 | ― | 5,537 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 5,991 | △44 | ― | 5,946 | |
| うち役務取引等収益 | 前連結会計年度 | 38,368 | 0 | ― | 38,368 |
| 当連結会計年度 | 40,354 | 14 | ― | 40,368 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 30,962 | 29 | ― | 30,991 | |
| うち役務取引等費用 | 前連結会計年度 | 35,523 | 2 | ― | 35,526 |
| 当連結会計年度 | 34,793 | 37 | ― | 34,830 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 24,971 | 73 | ― | 25,044 | |
| その他業務収支 | 前連結会計年度 | 4,222 | △18 | ― | 4,204 |
| 当連結会計年度 | 4,152 | △105 | ― | 4,046 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 6,073 | 1 | ― | 6,074 | |
| うちその他業務収益 | 前連結会計年度 | 4,222 | △10 | ― | 4,212 |
| 当連結会計年度 | 4,179 | 0 | ― | 4,179 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 6,076 | 1 | ― | 6,077 | |
| うちその他業務費用 | 前連結会計年度 | ― | 7 | ― | 7 |
| 当連結会計年度 | 27 | 106 | ― | 133 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 3 | ― | ― | 3 |
(注) 1.「国内」とは、当行及び国内に本店を有する連結子会社(以下、「国内連結子会社」という。)に関する数値です。
2.「海外」とは、海外に本店を有する連結子会社(以下、「海外連結子会社」という。)に関する数値です。
3.「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しています。
(2) 国内・海外別資金運用/調達の状況
第23期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度の資金運用勘定平均残高は、前連結会計年度比1兆6,508億26百万円増加し5兆7,173億66百万円となりました。資金運用利息は、前連結会計年度比3億12百万円増加し598億10百万円となりました。この結果、資金運用利回りは、前連結会計年度比0.41ポイント低下して1.04%となりました。
また、資金調達勘定平均残高は、前連結会計年度比2兆6,228億16百万円増加し7兆3,829億90百万円となりました。資金調達利息は、前連結会計年度比15億16百万円増加し50億67百万円となりました。この結果、資金調達利回りは、前連結会計年度比0.00ポイント低下して0.06%となりました。
① 国内
| 種類 | 期別 | 平均残高 | 利息 | 利回り |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | (%) | ||
| 資金運用勘定 | 前連結会計年度 | 4,048,200 | 59,404 | 1.46 |
| 当連結会計年度 | 5,680,197 | 59,646 | 1.05 | |
| うち貸出金 | 前連結会計年度 | 1,309,773 | 45,371 | 3.64 |
| 当連結会計年度 | 2,325,600 | 44,883 | 1.93 | |
| うち有価証券 | 前連結会計年度 | 169,656 | 88 | 0.05 |
| 当連結会計年度 | 288,422 | 221 | 0.07 | |
| うちコールローン及び 買入手形 | 前連結会計年度 | 16,041 | 2 | 0.01 |
| 当連結会計年度 | 33,849 | 1 | 0.00 | |
| うち債券貸借取引支払 保証金 | 前連結会計年度 | 18,916 | 1 | 0.01 |
| 当連結会計年度 | 96,241 | 9 | 0.01 | |
| うち買入金銭債権 | 前連結会計年度 | 1,617,362 | 14,154 | 0.87 |
| 当連結会計年度 | 1,800,941 | 14,790 | 0.82 | |
| うち預け金 | 前連結会計年度 | 905,724 | △218 | △0.02 |
| 当連結会計年度 | 1,122,607 | △262 | △0.02 | |
| 資金調達勘定 | 前連結会計年度 | 4,758,375 | 3,550 | 0.07 |
| 当連結会計年度 | 7,359,805 | 4,899 | 0.06 | |
| うち預金 | 前連結会計年度 | 4,357,942 | 3,407 | 0.07 |
| 当連結会計年度 | 6,452,039 | 4,646 | 0.07 | |
| うち借用金 | 前連結会計年度 | 399,305 | ― | ― |
| 当連結会計年度 | 906,262 | ― | ― |
(注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出していますが、国内連結子会社については、前連結会計年度末と当連結会計年度末の残高に基づく平均残高を利用しています。
2.「国内」とは、当行及び国内連結子会社に関する数値です。
3.「資金運用勘定」は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度8,277億58百万円、当連結会計年度1兆8,149億20百万円)を控除しています。
② 海外
| 種類 | 期別 | 平均残高 | 利息 | 利回り |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | (%) | ||
| 資金運用勘定 | 前連結会計年度 | 33,917 | 93 | 0.27 |
| 当連結会計年度 | 55,049 | 164 | 0.29 | |
| うち貸出金 | 前連結会計年度 | 20 | 0 | 0.36 |
| 当連結会計年度 | 704 | 18 | 2.55 | |
| うち有価証券 | 前連結会計年度 | 497 | 0 | 0.11 |
| 当連結会計年度 | 20,503 | 61 | 0.29 | |
| うちコールローン及び 買入手形 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | 5,408 | 11 | 0.22 | |
| うち債券貸借取引支払 保証金 | 前連結会計年度 | 16,712 | 14 | 0.08 |
| 当連結会計年度 | 26,395 | 69 | 0.26 | |
| うち買入金銭債権 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | |
| うち預け金 | 前連結会計年度 | 16,687 | 78 | 0.47 |
| 当連結会計年度 | 2,037 | 3 | 0.15 | |
| 資金調達勘定 | 前連結会計年度 | 1,797 | 0 | 0.05 |
| 当連結会計年度 | 23,184 | 167 | 0.72 | |
| うち預金 | 前連結会計年度 | 1,744 | 0 | 0.02 |
| 当連結会計年度 | 23,054 | 167 | 0.72 | |
| うち借用金 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― |
(注) 1.海外連結子会社の平均残高は、前連結会計年度末と当連結会計年度末の残高に基づく平均残高を利用しています。
2.「海外」とは、当行の海外連結子会社に関する数値です。
③ 合計
| 種類 | 期別 | 平均残高(百万円) | 利息(百万円) | 利回り | ||||
| 小計 | 相殺 消去額(△) | 合計 | 小計 | 相殺 消去額(△) | 合計 | (%) | ||
| 資金運用勘定 | 前連結会計年度 | 4,082,118 | 15,578 | 4,066,540 | 59,498 | ― | 59,498 | 1.46 |
| 当連結会計年度 | 5,735,247 | 17,880 | 5,717,366 | 59,810 | ― | 59,810 | 1.04 | |
| うち貸出金 | 前連結会計年度 | 1,309,793 | ― | 1,309,793 | 45,371 | ― | 45,371 | 3.46 |
| 当連結会計年度 | 2,326,305 | ― | 2,326,305 | 44,901 | ― | 44,901 | 1.93 | |
| うち有価証券 | 前連結会計年度 | 170,153 | 15,578 | 154,575 | 88 | ― | 88 | 0.05 |
| 当連結会計年度 | 308,925 | 17,880 | 291,045 | 283 | ― | 283 | 0.09 | |
| うちコールローン 及び買入手形 | 前連結会計年度 | 16,041 | ― | 16,041 | 2 | ― | 2 | 0.01 |
| 当連結会計年度 | 39,258 | ― | 39,258 | 13 | ― | 13 | 0.03 | |
| うち債券貸借取引 支払保証金 | 前連結会計年度 | 35,629 | ― | 35,629 | 16 | ― | 16 | 0.04 |
| 当連結会計年度 | 122,637 | ― | 122,637 | 79 | ― | 79 | 0.06 | |
| うち買入金銭債権 | 前連結会計年度 | 1,617,362 | ― | 1,617,362 | 14,154 | ― | 14,154 | 0.87 |
| 当連結会計年度 | 1,800,941 | ― | 1,800,941 | 14,790 | ― | 14,790 | 0.82 | |
| うち預け金 | 前連結会計年度 | 922,412 | ― | 922,412 | △139 | ― | △139 | △0.01 |
| 当連結会計年度 | 1,124,644 | ― | 1,124,644 | △259 | ― | △259 | △0.02 | |
| 資金調達勘定 | 前連結会計年度 | 4,760,173 | ― | 4,760,173 | 3,551 | ― | 3,551 | 0.07 |
| 当連結会計年度 | 7,382,990 | ― | 7,382,990 | 5,067 | ― | 5,067 | 0.06 | |
| うち預金 | 前連結会計年度 | 4,359,687 | ― | 4,359,687 | 3,408 | ― | 3,408 | 0.07 |
| 当連結会計年度 | 6,475,094 | ― | 6,475,094 | 4,813 | ― | 4,813 | 0.07 | |
| うち借用金 | 前連結会計年度 | 399,305 | ― | 399,305 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | 906,262 | ― | 906,262 | ― | ― | ― | ― | |
(注) 1.「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しています。
(3) 国内・海外別役務取引の状況
第23期連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度の役務取引等収益は前連結会計年度比19億99百万円増加し403億68百万円となりました。また、役務取引等費用は前連結会計年度比6億95百万円減少し348億30百万円となりました。
第24期第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
当第3四半期連結累計期間の役務取引等収益は309億91百万円となりました。また、役務取引等費用は250億44百万円となりました。
| 種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 役務取引等収益 | 前連結会計年度 | 38,368 | 0 | ― | 38,368 |
| 当連結会計年度 | 40,354 | 14 | ― | 40,368 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 30,962 | 29 | ― | 30,991 | |
| うち預金・貸出業務 | 前連結会計年度 | 2,203 | ― | ― | 2,203 |
| 当連結会計年度 | 2,907 | ― | ― | 2,907 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 2,250 | ― | ― | 2,250 | |
| うち為替業務 | 前連結会計年度 | 17,466 | 0 | ― | 17,466 |
| 当連結会計年度 | 18,893 | 9 | ― | 18,902 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 14,507 | 18 | ― | 14,526 | |
| うち口座開設管理 業務 | 前連結会計年度 | 336 | ― | ― | 336 |
| 当連結会計年度 | 408 | ― | ― | 408 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 331 | ― | ― | 331 | |
| うちATM関連業務 | 前連結会計年度 | 4,139 | ― | ― | 4,139 |
| 当連結会計年度 | 4,910 | ― | ― | 4,910 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 4,035 | ― | ― | 4,035 | |
| うちカード関連業務 | 前連結会計年度 | 6,958 | ― | ― | 6,958 |
| 当連結会計年度 | 9,186 | ― | ― | 9,186 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 8,126 | ― | ― | 8,126 | |
| 役務取引等費用 | 前連結会計年度 | 35,523 | 2 | ― | 35,526 |
| 当連結会計年度 | 34,793 | 37 | ― | 34,830 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 24,971 | 73 | ― | 25,044 | |
| うち為替業務 | 前連結会計年度 | 5,668 | 1 | ― | 5,670 |
| 当連結会計年度 | 5,113 | 28 | ― | 5,142 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 2,846 | 53 | ― | 2,899 | |
| うちATM関連業務 | 前連結会計年度 | 7,413 | ― | ― | 7,413 |
| 当連結会計年度 | 8,762 | ― | ― | 8,762 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 7,247 | ― | ― | 7,247 | |
| うち支払保証料 | 前連結会計年度 | 19,437 | ― | ― | 19,437 |
| 当連結会計年度 | 17,150 | ― | ― | 17,150 | |
| 当第3四半期 連結累計期間 | 11,695 | ― | ― | 11,695 |
(注) 1.「国内」とは、当行及び国内連結子会社に関する数値です。
2.「海外」とは、当行の海外連結子会社に関する数値です。
3.「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しています。
(4) 国内・海外別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
| 種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 預金合計 | 前連結会計年度 | 5,542,458 | 3,489 | ― | 5,545,947 |
| 当連結会計年度 | 7,541,754 | 42,620 | ― | 7,584,374 | |
| 当第3四半期 連結会計期間 | 8,635,668 | 84,845 | ― | 8,720,514 | |
| うち流動性預金 | 前連結会計年度 | 5,043,389 | 837 | ― | 5,044,227 |
| 当連結会計年度 | 7,092,386 | 25,932 | ― | 7,118,318 | |
| 当第3四半期 連結会計期間 | 7,954,188 | 70,880 | ― | 8,025,069 | |
| うち定期性預金 | 前連結会計年度 | 479,265 | 2,651 | ― | 481,917 |
| 当連結会計年度 | 425,474 | 16,687 | ― | 442,161 | |
| 当第3四半期 連結会計期間 | 656,300 | 13,964 | ― | 670,264 | |
| うちその他 | 前連結会計年度 | 19,802 | ― | ― | 19,802 |
| 当連結会計年度 | 23,893 | ― | ― | 23,893 | |
| 当第3四半期 連結会計期間 | 25,180 | ― | ― | 25,180 | |
| 譲渡性預金 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| 当第3四半期 連結会計期間 | ― | ― | ― | ― | |
| 総合計 | 前連結会計年度 | 5,542,458 | 3,489 | ― | 5,545,947 |
| 当連結会計年度 | 7,541,754 | 42,620 | ― | 7,584,374 | |
| 当第3四半期 連結会計期間 | 8,635,668 | 84,845 | ― | 8,720,514 |
(注) 1.「国内」とは、当行及び国内連結子会社に関する数値です。
2.「海外」とは、当行の海外連結子会社に関する数値です。
3.流動性預金=普通預金
4.定期性預金=定期預金
5.「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しています。
(5) 国内・海外別貸出金残高の状況
① 業種別貸出状況(残高・構成比)
| 業種別 | 2021年3月31日 | |
| 貸出金残高(百万円) | 構成比(%) | |
| 国内(除く特別国際金融取引勘定分) | 1,895,615 | 100.0 |
| 金融・保険業 | 2,625 | 0.1 |
| 不動産業 | 3,891 | 0.2 |
| その他 | 1,889,099 | 99.6 |
| 海外及び特別国際金融取引勘定分 | 40 | 100.0 |
| 政府等 | ― | ― |
| 金融機関 | ― | ― |
| その他 | 40 | 100.0 |
| 合計 | 1,895,656 | ― |
| 業種別 | 2022年3月31日 | 2022年12月31日 | ||
| 貸出金残高(百万円) | 構成比(%) | 貸出金残高(百万円) | 構成比(%) | |
| 国内(除く特別国際金融取引勘定分) | 2,942,523 | 100.0 | 3,545,598 | 100.0 |
| 金融業,保険業 | 2,950 | 0.1 | 2,850 | 0.0 |
| 不動産業,物品賃貸業 | 3,573 | 0.1 | 5,351 | 0.1 |
| その他 | 2,935,999 | 99.7 | 3,537,397 | 99.7 |
| 海外及び特別国際金融取引勘定分 | 1,368 | 100.0 | 5,738 | 100.0 |
| 政府等 | ― | ― | ― | ― |
| 金融機関 | ― | ― | ― | ― |
| その他 | 1,368 | 100.0 | 5,738 | 100.0 |
| 合計 | 2,943,891 | ― | 3,551,337 | ― |
(注) 1.「国内」とは、当行及び国内連結子会社に関する数値です。
2.「海外」とは、当行の海外連結子会社に関する数値です。
② 外国政府等向け債権残高(国別)
該当事項はありません。
(6) 国内・海外別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
| 種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
| 国債 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | 484,123 | ― | ― | 484,123 | |
| 地方債 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| 短期社債 | 前連結会計年度 | ― | ― | ― | ― |
| 当連結会計年度 | ― | ― | ― | ― | |
| 社債 | 前連結会計年度 | 100,096 | ― | ― | 100,096 |
| 当連結会計年度 | 51,924 | ― | ― | 51,924 | |
| 株式 | 前連結会計年度 | 1 | ― | ― | 1 |
| 当連結会計年度 | 1 | ― | ― | 1 | |
| その他の証券 | 前連結会計年度 | 24,292 | 994 | 17,880 | 7,407 |
| 当連結会計年度 | 19,823 | 40,012 | 17,880 | 41,955 | |
| 合計 | 前連結会計年度 | 124,390 | 994 | 17,880 | 107,504 |
| 当連結会計年度 | 555,873 | 40,012 | 17,880 | 578,005 |
(注) 1.「国内」とは、当行及び国内連結子会社に関する数値です。
2.「海外」とは、当行の海外連結子会社に関する数値です。
3.「その他の証券」には、外国債券を含んでいます。
4.「相殺消去額」は、「国内」と「海外」間の取引に関する相殺額を記載しています。
(自己資本比率の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しています。
なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の算出については粗利益配分手法を採用しています。
連結自己資本比率(国内基準)
| (単位:百万円、%) | |
| 2022年3月31日 | |
| 1.連結自己資本比率(2/3) | 10.62 |
| 2.連結における自己資本の額 | 192,863 |
| 3.リスク・アセットの額 | 1,815,537 |
| 4.連結総所要自己資本額 | 72,621 |
単体自己資本比率(国内基準)
| (単位:百万円、%) | |
| 2022年3月31日 | |
| 1.自己資本比率(2/3) | 9.66 |
| 2.単体における自己資本の額 | 179,197 |
| 3.リスク・アセットの額 | 1,853,129 |
| 4.単体総所要自己資本額 | 74,125 |
(資産の査定)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び未収金並びに支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として以下のとおり区分するものです。
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3 要管理債権
要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
資産の査定の額
| 債権の区分 | 2021年3月31日 | 2022年3月31日 |
| 金額(億円) | 金額(億円) | |
| 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 | 0 | ― |
| 危険債権 | 14 | 10 |
| 要管理債権 | 0 | 4 |
| 正常債権 | 19,121 | 29,615 |