有価証券報告書-第19期(2023/04/01-2024/03/31)
(2)戦略
①サステナビリティ全般
MUFGは、社会課題解決への貢献を経営戦略と一体化させ、これを中期経営計画の3本柱の1つと位置づけ、取り組みを一層強化していきます。MUFGは、2024年度からの3年間を計画期間とする中期経営計画の策定と合わせ、持続可能な環境・社会の実現に向け、サステナビリティ経営において優先的に取り組む課題(以下、優先課題)を以下のとおり見直しております。
優先課題の見直しにあたっては、ステークホルダーにおける重要性と、機会とリスクを踏まえたMUFGの事業における重要性を踏まえて、社外アドバイザーや投資家、社員等の意見も取り入れ、優先課題の特定を行っております。
当社も、「社会課題解決型サービスの追求」を中計の「戦略の柱」の一つとしており、MUFGの優先課題の実現に向けたさまざまな取組みを推進しております。例えば、当社は少子・高齢化社会への対応として、お客さまの財産を「増やす」「守る」「使う」「継承する」ための商品・サービスの拡充に取り組んでおり、また自己資金による匿名組合出資を通した日本各地の太陽光発電所、風力発電所等への出資も拡大しております。
また、当社は、「「安心・豊かな社会」を創り出す信託銀行」をめざす姿として掲げ、当社自身が創出する事業や活動の結果から生じる社会的・環境的な変化、便益といった社会的インパクトを拡大すべく、全社でこの活動を推進しております。
当社としては、このめざす姿を実現する一つの形が「サステナブル投資」であると考えており、日本におけるサステナブル投資のパイオニアとしてサステナブル投資市場を牽引する存在でありたいと考えております。そのために「MUFG AMサステナブル投資ポリシー」に基づき、運用資産におけるESGインテグレーションやエンゲージメント、議決権行使に取り組み、傘下の資産運用会社であるFirst Sentier Investorsと協働して「MUFGファースト・センティア サステナブル投資研究所」を設立するなど、資本市場におけるサステナブル投資の普及に貢献しております。これらの取組みについては、サステナビリティ委員会でもモニタリングを行っております。
②気候変動
当社は、日本銀行における気候変動対応を支援するための資金供給オペレーションの対象先として選定されているほか、機関投資家として、責任投資原則(Principles for Responsible Investment:PRI)の趣旨に賛同し、ESGの要素を考慮した投資に取り組んでおります。また、「気候変動に関するアジア投資家グループ(AIGCC)」のボードメンバーの一員として、アジア地域における気候変動問題への取組みの推進に貢献している他、運用会社のイニシアティブであるNet Zero Asset Managers initiative(NZAM)に加盟し、気候変動問題への取組みを加速しております。
当社は、お客さまに提供する商品・サービスや、事業活動に伴う環境負荷を低減するための施策を通じて、脱炭素社会への移行に向けた取組みを支援するとともに、責任ある投資家として、全ての運用資産において持続可能な社会の実現のみならず、中長期的なリターンの向上と市場全体の持続的な成長を目的としてサステナブル投資に取り組み、「安心・豊かな社会」の実現を目指してまいります。
③人的資本
人的資本経営のめざす姿と考えている「社員一人ひとりが活き活きと活躍し、社会・お客さまに貢献するグローバル金融グループ」の実現には、最重要資本の一つである人的資本の拡充が必要と考えています。価値創造の源泉である社員のウェルビーイングを高め、個人・組織の持続的な成長を促し、世界が進むチカラになるよう、人的資本経営に取り組んでおります。
(ア)人材育成方針
MUFGでは、MUFG Wayに相応しい人的資本経営を実現するための基本的な考え方として「MUFG人事プリンシプル」を策定しております。
人材育成に関しては、「社員一人ひとりが知識や専門性のみならず、見識や倫理観を高められる教育機会を提供し、社員の自律的キャリア形成を支援すると同時に、MUFG Wayを体現できる多様なプロフェッショナル人材を育成すること」を基本理念としております。
社会やお客さまの期待を超える価値を提供するため、経営・事業戦略と人事戦略の同期を加速し、社員一人ひとりがスキル・専門性を高めることを促進していきます。
(イ)社内環境整備方針
MUFGのパーパスである「世界が進むチカラになる。」の実現に向けて、「人的資本重視の経営」を優先課題として取組みを進めております。信頼のグローバル金融グループとして、その特徴を最大限活かし、社員一人ひとりが活き活きと活躍できる職場環境を提供します。また、心身の健康とDEI(ダイバーシティ・エクイティ & インクルージョン)の浸透を通じて社員が最大限の能力を発揮することを支援するとともに、全世界の社員がプロフェッショナルとして成長、活躍できる職場環境を提供することで、社員のウェルビーイング(幸せ)、即ち中長期な人生の充実を実現します。
人材を惹きつけ、社員が持てる力を最大限発揮するための人事制度を構築するとともに、他社比競争力のある処遇を提供しております。三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行および三菱UFJモルガン・スタンレー証券の3社において一定の要件を満たす管理職に対しては、2024年7月より、インセンティブプランとして株式交付制度を導入します。また、社員の人権を尊重するとともに、事業を展開する各国・地域の法令遵守、労働環境、労働時間の定期的なモニタリングおよび改善、財産形成貯蓄制度、企業年金、持株会等を通じた社員の安定的な資産形成、Financial Wellnessの向上を通じて、社員の心身の健康促進・私生活の充実に取り組んでおります。
①サステナビリティ全般
MUFGは、社会課題解決への貢献を経営戦略と一体化させ、これを中期経営計画の3本柱の1つと位置づけ、取り組みを一層強化していきます。MUFGは、2024年度からの3年間を計画期間とする中期経営計画の策定と合わせ、持続可能な環境・社会の実現に向け、サステナビリティ経営において優先的に取り組む課題(以下、優先課題)を以下のとおり見直しております。
優先課題の見直しにあたっては、ステークホルダーにおける重要性と、機会とリスクを踏まえたMUFGの事業における重要性を踏まえて、社外アドバイザーや投資家、社員等の意見も取り入れ、優先課題の特定を行っております。
| 目指す社会 | 優先課題 | 主な取り組み |
| 持続可能な 社会 | 1.カーボンニュートラル社会の実現 | エンゲージメント、トランジション支援の加速 |
| 2.自然資本・生物多様性の再生 | 自然依存・影響低減に向けたソリューション提供 | |
| 3.循環型経済の促進 | 循環型経済への移行に向けた技術や投資の支援 | |
| 活力溢れる 社会 | 4.産業育成、イノベーション支援 | 成長資金の供給と運用対象の拡大 |
| 5.少子高齢化への対応 | 資産・事業承継サポート、投資・資産形成促進 | |
| 6.金融サービスへのアクセス拡大 | 生活に根ざすサービス提供、金融包摂への貢献 | |
| 7.人的資本重視の経営 | 社員が活き活きと活躍できる環境の提供 | |
| 強靭な 社会 | 8.人権尊重 | サプライチェーン全体の人権デューデリジェンス強化 |
| 9.安心・安全なサービスの提供 | サイバー対策、オペレーショナルレジリエンス強化 | |
| 10.強固な企業ガバナンスの発揮 | お客さまの最善の利益に資する業務運営の徹底 |
当社も、「社会課題解決型サービスの追求」を中計の「戦略の柱」の一つとしており、MUFGの優先課題の実現に向けたさまざまな取組みを推進しております。例えば、当社は少子・高齢化社会への対応として、お客さまの財産を「増やす」「守る」「使う」「継承する」ための商品・サービスの拡充に取り組んでおり、また自己資金による匿名組合出資を通した日本各地の太陽光発電所、風力発電所等への出資も拡大しております。
また、当社は、「「安心・豊かな社会」を創り出す信託銀行」をめざす姿として掲げ、当社自身が創出する事業や活動の結果から生じる社会的・環境的な変化、便益といった社会的インパクトを拡大すべく、全社でこの活動を推進しております。
当社としては、このめざす姿を実現する一つの形が「サステナブル投資」であると考えており、日本におけるサステナブル投資のパイオニアとしてサステナブル投資市場を牽引する存在でありたいと考えております。そのために「MUFG AMサステナブル投資ポリシー」に基づき、運用資産におけるESGインテグレーションやエンゲージメント、議決権行使に取り組み、傘下の資産運用会社であるFirst Sentier Investorsと協働して「MUFGファースト・センティア サステナブル投資研究所」を設立するなど、資本市場におけるサステナブル投資の普及に貢献しております。これらの取組みについては、サステナビリティ委員会でもモニタリングを行っております。
②気候変動
当社は、日本銀行における気候変動対応を支援するための資金供給オペレーションの対象先として選定されているほか、機関投資家として、責任投資原則(Principles for Responsible Investment:PRI)の趣旨に賛同し、ESGの要素を考慮した投資に取り組んでおります。また、「気候変動に関するアジア投資家グループ(AIGCC)」のボードメンバーの一員として、アジア地域における気候変動問題への取組みの推進に貢献している他、運用会社のイニシアティブであるNet Zero Asset Managers initiative(NZAM)に加盟し、気候変動問題への取組みを加速しております。
当社は、お客さまに提供する商品・サービスや、事業活動に伴う環境負荷を低減するための施策を通じて、脱炭素社会への移行に向けた取組みを支援するとともに、責任ある投資家として、全ての運用資産において持続可能な社会の実現のみならず、中長期的なリターンの向上と市場全体の持続的な成長を目的としてサステナブル投資に取り組み、「安心・豊かな社会」の実現を目指してまいります。
③人的資本
人的資本経営のめざす姿と考えている「社員一人ひとりが活き活きと活躍し、社会・お客さまに貢献するグローバル金融グループ」の実現には、最重要資本の一つである人的資本の拡充が必要と考えています。価値創造の源泉である社員のウェルビーイングを高め、個人・組織の持続的な成長を促し、世界が進むチカラになるよう、人的資本経営に取り組んでおります。
(ア)人材育成方針
MUFGでは、MUFG Wayに相応しい人的資本経営を実現するための基本的な考え方として「MUFG人事プリンシプル」を策定しております。
人材育成に関しては、「社員一人ひとりが知識や専門性のみならず、見識や倫理観を高められる教育機会を提供し、社員の自律的キャリア形成を支援すると同時に、MUFG Wayを体現できる多様なプロフェッショナル人材を育成すること」を基本理念としております。
社会やお客さまの期待を超える価値を提供するため、経営・事業戦略と人事戦略の同期を加速し、社員一人ひとりがスキル・専門性を高めることを促進していきます。
(イ)社内環境整備方針
MUFGのパーパスである「世界が進むチカラになる。」の実現に向けて、「人的資本重視の経営」を優先課題として取組みを進めております。信頼のグローバル金融グループとして、その特徴を最大限活かし、社員一人ひとりが活き活きと活躍できる職場環境を提供します。また、心身の健康とDEI(ダイバーシティ・エクイティ & インクルージョン)の浸透を通じて社員が最大限の能力を発揮することを支援するとともに、全世界の社員がプロフェッショナルとして成長、活躍できる職場環境を提供することで、社員のウェルビーイング(幸せ)、即ち中長期な人生の充実を実現します。
人材を惹きつけ、社員が持てる力を最大限発揮するための人事制度を構築するとともに、他社比競争力のある処遇を提供しております。三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行および三菱UFJモルガン・スタンレー証券の3社において一定の要件を満たす管理職に対しては、2024年7月より、インセンティブプランとして株式交付制度を導入します。また、社員の人権を尊重するとともに、事業を展開する各国・地域の法令遵守、労働環境、労働時間の定期的なモニタリングおよび改善、財産形成貯蓄制度、企業年金、持株会等を通じた社員の安定的な資産形成、Financial Wellnessの向上を通じて、社員の心身の健康促進・私生活の充実に取り組んでおります。