金融機関全体についてみると、人口減少・高齢化社会の影響による市場縮小と、金融機関による競争激化によって、外部環境はこれまでになく厳しい状況にあります。県内においても流通系銀行や地方銀行の参入、ネット専業銀行の拡大などがあり、金融機関の競合は益々激しさを増しています。当行は、金融機関を取り巻く環境変化を踏まえ、将来にわたって健全性を確保し、特色ある取組み(ビジネスモデルの確立)や、ボリュームの拡大によって存在感を高めていく必要があります。
そのような環境下、当行は平成27年4月から平成30年3月までの3年間について、第14次中期経営計画「～New Stage!～地域とともに未来に向けて」に取り組んでいます。本中計の基本方針は、お客さま目線を持って経営理念を再認識し、これまで以上に「金融サービス」「経営力」「人と組織」の強化を図ることです。
計画2年目の平成28年度は、中期経営計画を達成する上で重要な一年となることから、私たち一人ひとりがお客さまに合わせた対応力のある金融サービスを提供し、業容の拡大とシェアアップを目指していきます。