8508 Jトラスト

8508
2024/09/04
時価
630億円
PER 予
9.72倍
2010年以降
赤字-59.94倍
(2010-2023年)
PBR
0.39倍
2010年以降
0.17-3.36倍
(2010-2023年)
配当 予
3.06%
ROE 予
4.02%
ROA 予
0.48%
資料
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有形固定資産及び無形固定資産の増加額 - 不動産事業

【期間】
  • 通期

連結

2013年3月31日
3億2000万
2014年3月31日 +372.5%
15億1200万
2015年3月31日 -2.91%
14億6800万
2016年3月31日 -52.04%
7億400万
2017年3月31日 -19.89%
5億6400万

有報情報

#1 事業の内容
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
事業部門主な事業内容主な構成会社
PT TURNAROUND ASSET INDONESIA
不動産事業不動産の開発・分譲・一棟販売業務、戸建住宅の設計・施工業務、不動産の賃貸業務、不動産の賃貸管理業務Jグランド㈱㈱グローベルス㈱ライブレント
投資事業国内外への投資業務JTRUST ASIA PTE.LTD.
(注)「主な構成会社」欄に記載の会社は全て連結子会社であります。
以上の企業グループについて図示すると次のとおりであります。
2024/03/26 13:42
#2 報告セグメントの変更に関する事項(IFRS)(連結)
当連結会計年度において、「その他」に属しておりました「不動産事業」について量的な重要性が増したため、新たに報告セグメントに加え、「日本金融事業」「韓国及びモンゴル金融事業」「東南アジア金融事業」「不動産・再生可能エネルギー事業」「投資事業」の5区分にしております。また、「不動産・再生可能エネルギー事業」のうち合同会社プロスペクト陸前高田他4社の太陽光発電設備の運営及び太陽光発電プロジェクトへの投資業務の資産譲渡に伴い、当該業務を非継続事業に分類するとともに、報告セグメントの名称を「不動産事業」に変更しております。なお、当該非継続事業の分類に伴う、前連結会計年度の数値への影響はありません。
また、当連結会計年度において、連結子会社であるPT JTRUST OLYMPINDO MULTI FINANCEの売却に伴い、「東南アジア金融事業」のうちマルチファイナンス業務を非継続事業に分類しております。そのため、前連結会計年度の関連する数値については、非継続事業を除いた継続事業の金額に組替えて表示しております。非継続事業の詳細については、注記「57.非継続事業」に記載しております。
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#3 従業員の状況(連結)
(1)連結会社の状況
2023年12月31日現在
東南アジア金融事業1,851
不動産事業103
投資事業2
(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であります。
2.全社(共通)に記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。
2024/03/26 13:42
#4 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、報告セグメントを事業別とし、「日本金融事業」「韓国及びモンゴル金融事業」「東南アジア金融事業」「不動産事業」「投資事業」の5つにおいて、事業活動を展開しております。
当社グループは、経済的特徴やサービス・地域等を総合的に考慮した上で、以下のとおり集約しております。
2024/03/26 13:42
#5 注記事項-営業収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
② 分解した収益とセグメント収益の関連
当連結会計年度において、「その他」に属しておりました「不動産事業」について、新たに「不動産事業」として報告セグメントに加えております。
そのため、前連結会計年度について、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
2024/03/26 13:42
#6 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
1.報告企業
Jトラスト株式会社(以下、「当社」という。)は日本に所在する企業であります。当社の登記している本社の住所は、「東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号」であります。当社の連結財務諸表は、当社及び子会社(以下、「当社グループ」という。)、並びに関連会社に対する当社グループの持分により構成されております。当社グループは、日本金融事業、韓国及びモンゴル金融事業、東南アジア金融事業、不動産事業、投資事業及びその他の事業を営んでおります。当社グループの主要な活動については、注記「6.事業セグメント」をご参照ください。
2024/03/26 13:42
#7 注記事項-減損損失、連結財務諸表(IFRS)(連結)
2023年10月31日に売却したため、連結の範囲から除いております。
不動産事業におけるのれん減損テスト
不動産事業でのれんを有するJグランド株式会社におけるのれんの減損テストは、同社単独を資金生成単位としており、回収可能価額は使用価値に基づき算定しております。使用価値は、同社の経営者が承認した事業計画に基づき、5年間の将来キャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて算定しております。成長率は、資金生成単位が活動する産業又は属する国の長期平均成長率を勘案しております。割引率は9.08%(前連結会計年度においては該当ありません。)としており、当該資金生成単位の固有のリスクを反映して決定しております。なお、のれんの減損テストに用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、回収可能価額が帳簿価額を下回る可能性は低いと判断しております。
2024/03/26 13:42
#8 注記事項-金融リスク管理、連結財務諸表(IFRS)(連結)
52.財務リスク管理
当社グループは、日本金融事業、韓国及びモンゴル金融事業、東南アジア金融事業、不動産事業及び投資事業等を行っております。これらの事業活動を行う過程において、信用リスク、市場リスク、流動性リスク等の財務上のリスクに晒されており、当該財務上のリスクの防止及び低減のために、一定の方針に従いリスク管理を行っております。
当社グループ(銀行業を営む子会社を除く)においては、資金運用については短期的な預金等に限定し、銀行等金融機関からの借入及び社債により資金を調達しております。
2024/03/26 13:42
#9 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
カンボジアにおいては、Jトラストロイヤル銀行が、2024年のスローガンとして「Faster Forward As One」を掲げ、生産性を向上させるとともに、デジタル分野をより強化し、よりスピーディーにサービスを提供するよう取り組んでまいります。引き続き富裕層顧客を主な基盤とし、RM(顧客担当)と顧客との強固なリレーション力による貸出並びに運用提案により他行との差別化を図るとともに、ニーズを汲み取った商品開発やデジタル対応にも注力していく方針であります。さらに、不良債権の回収、新規不良債権の抑制にも取り組み収益拡大を目指してまいります。
(不動産事業)
不動産事業において、Jグランド株式会社では、不動産と金融のノウハウで築く投資用一棟マンション「J-ARC」シリーズ、IoTを標準搭載し付加価値付けした新築アパート(2024年から「J-Maison」のブランド名に統一)、中古アパートを取得し、外部によるホームインスペクションとリフォームを施した後販売する商品「Vintage Residence」を展開しており、今後も富裕者向けビジネスの拡大を図ってまいります。Jグランド株式会社においては、富裕層を対象とした投資用物件をメインの事業に据えることで、事業規模が順調に拡大することが見込まれており、今後の信用力の向上を目指して上場に向けた準備を進めていきたいと考えております。また、株式会社グローベルスにおいても、総合不動産会社として、マンション分譲、土地・戸建て分譲、賃貸マンションやアパートの開発といった不動産開発事業や、収益物件の販売、賃貸管理や売買仲介を含むソリューション事業、及び新規事業である不動産クラウドファンディング事業等の事業を展開しており、今後も、売上げの軸となる分譲マンション開発を継続して手掛けていく一方で、マンション開発の補完としてストック型の収入となる賃貸業についても並行して強化し、当社グループの商品ブランドの認知度向上に力を入れてまいります。
2024/03/26 13:42
#10 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
① 経営成績の状況
当連結会計年度においては、日本金融事業が安定的に推移したほか、不動産事業も好調に推移するなど両セグメントが業績を牽引したことにより、営業収益は114,279百万円(前年同期は82,038百万円)、営業利益は8,059百万円(前年同期は14,589百万円)となりました。特に不動産事業では、2023年2月に株式会社グローベルス(以下、「グローベルス」という。)を、2023年5月に株式会社ライブレント(以下、「ライブレント」という。)を、それぞれ子会社化したことや、Jグランド株式会社(以下、「Jグランド」という。)において、不動産の販売が本格化してきたこと等により14,039百万円(前年同期は2,946百万円)の営業収益を計上し、また、セグメント利益についても株式会社ミライノベート(以下、「ミライノベート」という。)を吸収合併したことに伴い負ののれん発生益を計上したこと等により10,810百万円(前年同期は94百万円)と大幅な増収増益となりました。
東南アジア金融事業においては、前連結会計年度と同じく銀行業務が成長を牽引しており、中央銀行による基準金利の引き上げ等の経営環境の悪化にもかかわらず、PT Bank JTrust Indonesia Tbk.(以下、「Jトラスト銀行インドネシア」という。)では、営業収益が23,430百万円(前年同期は15,906百万円)、セグメント利益が1,035百万円(前年同期は1,206百万円)、J Trust Royal Bank Plc.(以下、「Jトラストロイヤル銀行」という。)も、営業収益が13,872百万円(前年同期は11,735百万円)、セグメント利益が1,381百万円(前年同期は1,628百万円)と堅調に推移しております。一方で、PT JTRUST INVESTMENTS INDONESIA(以下、「JTII」という。)において、貸倒引当金(損失評価引当金)を保守的に積み増ししたこと等により、セグメント損益については1,019百万円のセグメント損失(前年同期は248百万円のセグメント利益)となりました。
2024/03/26 13:42
#11 設備投資等の概要
当連結会計年度において、当社グループは、各事業における事業拡大を目的として、7,184百万円(有形固定資産のほか、のれん及び無形資産を含む。)の設備投資を実施しました。
主な内訳としては、日本金融事業において471百万円、韓国及びモンゴル金融事業において819百万円、東南アジア金融事業において1,458百万円、不動産事業において1,508百万円、全社(共通)において81百万円であります。
なお、当連結会計年度において重要な設備の除却、売却等はありません。
2024/03/26 13:42