8628 松井証券

有報資料
79項目
Link
CSV,JSON
IRBANK 公式AIに無料相談IRBANKをAIにつなぐ

毎回URLを貼らずに、AIから直接データを引けます

普段使っているAIに聞く

有価証券報告書-第98期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/16 15:00
【資料】
PDFをみる
【項目】
79項目

有報資料

(1) 当事業年度の経営成績の分析
当事業年度は、株式委託売買代金が前事業年度と比較して212%増加したことにより、営業収益は398億83百万円(対前事業年度比91.8%増)、純営業収益は387億38百万円(同94.5%増)となりました。また、営業利益は270億90百万円(同165.7%増)、経常利益は271億75百万円(同165.2%増)、当期純利益は163億円(同153.6%増)となりました。なお、当社はROE(自己資本当期純利益率)10%以上を維持することを中長期的な経営目標としております。当事業年度のROEは、アベノミクス効果による株価の上昇や信用取引の規制緩和等による株式委託売買代金の増加等を背景に19.6%となり、上記の目標値を達成しております。
当事業年度の経営成績について、その背景となる当社を取り巻く環境、あるいは当社の取り組みにつきましては「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1) 業績」をご参照ください。また、当社の経営成績について、収益、費用の各項目別に分析した内容については、同じく「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1) 業績」をご参照ください。
(2) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の主たる事業は、個人投資家向けの株式委託売買業務であり、収入項目としては受入手数料、とりわけ株式売買に関する委託手数料が当社の業績に重要な影響を及ぼします。また、主として信用取引に起因する金融収益についても当社の業績に重要な影響を及ぼす要因となります。しかしながら、その水準は、株式市場の相場環境に大きく左右されます。当事業年度につきましては、「(1) 当事業年度の経営成績の分析」に述べる通り、株式委託売買代金が前事業年度と比較して212%増加したことにより、営業収益、純営業収益ともに対前事業年度比で増収となり、営業利益、経常利益、当期純利益も対前事業年度比で増益となりました。将来の見通しにつきましては、証券業の特性により、これを予想することは困難であります。この点につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク (1) 経営成績の変動について」をご参照ください。
(3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末比12.7%増の6,883億53百万円となりました。これは主として、預託金が同13.9%増の3,418億12百万円、信用取引貸付金が同12.4%増の2,793億53百万円となったことによるものです。
負債合計は、前事業年度末比13.8%増の6,029億88百万円となりました。これは主として、信用取引貸付金の増加に対応するため、短期借入金が同28.0%増の1,761億円となったことによるものです。なお、預り金は同17.4%増の1,780億71百万円、受入保証金は同17.8%増の1,766億19百万円と、ともに増加しております。
純資産合計は、前事業年度末比5.6%増の853億65百万円となりました。当事業年度においては、当期純利益163億円が計上される一方、平成25年3月期期末配当金及び平成26年3月期中間配当金計128億37百万円の計上を行っております。
当社のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フロー」をご参照ください。
当社は、信用取引貸付金の増減等に対応した経常的な調達について、銀行等金融機関からの借入金を中心に対応しております。過去に信用取引貸付金が大きく増加する局面においては、普通社債や新株予約権付社債の発行を行った実績があり、現在も社債による資金調達を機動的に行えるよう発行登録を行っておりますが、平成26年3月末現在においては、信用取引貸付金と内部留保の水準を鑑み、資金調達の大部分はコール・マネーを含む短期借入金によっております。
(4) 会社の経営の基本方針及び中長期的な会社の経営戦略について
① 会社の経営の基本方針
当社は、「顧客中心主義」の経営理念に基づき、個人投資家にとって最高の取引環境を提供することを経営の基本方針としており、イノベーティブ(革新的)なサービスを他社に先駆けて提供していくことで、この方針を実現していきます。具体的には、証券業界で横並びであった株式の保護預かり料の無料化を手数料の完全自由化(平成11年10月1日)に先駆けて実施した他、一日定額制の手数料体系「ボックスレート」、返済期限が実質無期限の信用取引「無期限信用取引」、手数料及び金利・貸株料が原則として無料となるデイトレード限定の信用取引「一日信用取引」等のサービスを導入してきました。当社は、今後もこのような画期的なサービスを継続的に提供していくことで、「顧客中心主義」の経営を実践するとともに、他社との差別化を図ります。
② 目標とする経営指標
当社は、限られた経営資源を有効活用することで、利益の最大化・株主価値の極大化を図ることを経営目標として掲げております。目標とする経営指標としては、資本の効率性(経営資源の有効活用度)を示すROE(自己資本当期純利益率)が最適と考えており、ROE10%以上を維持することを中長期的な経営目標としております。
当期のROEは、アベノミクス効果による株価の上昇や信用取引の規制緩和等により株式委託売買代金が増加したこと等を背景に19.6%となり、上記の目標値を達成しました。前期の8.2%と比較するとROEは大幅に改善しております。
③ 会社の利益配分に関する基本方針
当社は、株主への利益還元を重要な経営課題の一つとして位置づけており、業績に応じた株主利益還元策を実施することを基本方針としております。新たな成長に資する戦略的な投資による企業価値拡大の追求と併せて、株主のご期待に応えてまいります。当社の配当政策につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご参照ください。
④ 中長期的な会社の経営戦略
(a) コア業務の強化
当社は、引き続きコア業務であるオンラインベースの株式委託売買業務に経営資源を集中させ、むやみな多角化を追求せず、「選択と集中」を進めることで収益の最大化を図っていきます。コア業務の強化に際しては、個人投資家の様々なニーズの中から絞込みを行い、そのニーズに最も合致した商品・サービスを開発・提供することで顧客満足度を高め、顧客基盤の強化を図る戦略が効果的であると認識しております。当社は、このような施策を実施していくことで、個人投資家から選ばれる証券会社になることを目指します。
(b) コア関連業務の展開
当社は、収益の最大化のみならず、収益の安定化・多様化も同時に実現するため、コア業務に加え、先物取引や外国為替証拠金取引(FX)等のコア関連業務(コア業務の強化に資する業務・コア業務との相乗効果が見込める業務)についても強化していきます。当期においては、株式取引とあわせて、先物・オプション取引の発注機能を強化する他、トレーディングツールの機能改善等を実施しました。
(c) ブランドの確立
当社は、他社との差別化を図るうえで、「イノベーティブな証券会社」としてのブランドの確立・浸透を図っていきます。手数料の自由化以前に株式保護預かり料を無料化したことや、一日定額制の手数料体系「ボックスレート」を採用したこと、返済期限が実質無期限の信用取引「無期限信用取引」を導入したこと、信用取引の規制緩和にあわせて手数料及び金利・貸株料が原則として無料となるデイトレード限定の信用取引「一日信用取引」を導入したこと等、業界の慣習を打ち破る施策を率先して実施してきたことにより、当社は個人投資家から支持されてきたと認識しております。今後もこのような施策を顧客に提示し続けることで、「イノベーティブな証券会社」としてのブランドの確立・浸透に取り組んでいきます。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。