有価証券報告書-第19期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/16 10:21
【資料】
PDFをみる

注記事項-金融商品、連結財務諸表(IFRS)

26.金融商品
(1)金融資産及び負債の分類
金融資産及び負債の帳簿価額及び会計上の分類は以下のとおりです。
前連結会計年度(2019年3月31日)
① 金融資産
純損益を通じて公正価値で測定される金融資産その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産償却原価で測定される
金融資産
百万円百万円百万円
現金及び現金同等物--63,891
営業債権及びその他の債権--11,402
清算引受資産49,886,377--
清算参加者預託金特定資産--3,795,086
信認金特定資産--490
違約損失積立金特定資産--27,948
その他の金融資産-24,119115,615
合計49,886,37724,1194,014,434

② 金融負債
純損益を通じて公正価値で測定される金融負債償却原価で測定される
金融負債
百万円百万円
営業債務及びその他の債務-4,421
社債及び借入金(流動)-32,500
清算引受負債49,886,377-
清算参加者預託金-3,795,086
信認金-490
取引参加者保証金-8,384
社債及び借入金(非流動)-19,946
合計49,886,3773,860,829

当連結会計年度(2020年3月31日)
① 金融資産
純損益を通じて公正価値で測定される金融資産その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産償却原価で測定される
金融資産
百万円百万円百万円
現金及び現金同等物--71,883
営業債権及びその他の債権--16,686
清算引受資産60,329,672--
清算参加者預託金特定資産--6,549,099
信認金特定資産--762
違約損失積立金特定資産--27,948
その他の金融資産-15,573119,983
合計60,329,67215,5736,786,363

② 金融負債
純損益を通じて公正価値で測定される金融負債償却原価で測定される
金融負債
百万円百万円
営業債務及びその他の債務-6,643
社債及び借入金(流動)-32,500
清算引受負債60,329,672-
清算参加者預託金-6,549,099
信認金-762
取引参加者保証金-8,248
社債及び借入金(非流動)-19,953
合計60,329,6726,617,207

(2)公正価値ヒエラルキー
IFRS第13号「公正価値測定」は、公正価値の測定に利用するインプットの重要性を反映させた公正価値のヒエラルキーを用いて、公正価値の測定を分類することを要求しております。
公正価値の測定に用いられる公正価値の階層(公正価値ヒエラルキー)の定義は次のとおりです。
・レベル1:同一の資産又は負債に関する活発な市場における無修正の相場価格
・レベル2:資産又は負債に関する直接又は間接に観察可能な、レベル1に含まれる相場価格以外のインプットを用いて算定された公正価値
・レベル3:資産又は負債に関する観察可能でないインプットを用いて算定された公正価値
金融商品の公正価値ヒエラルキーのレベルは、公正価値の測定の重要なインプットのうち、最も低いレベルにより決定されます。
上記の定義に基づき、連結財政状態計算書において経常的に公正価値で測定されている金融資産及び金融負債の公正価値ヒエラルキーは以下のとおりです。
前連結会計年度(2019年3月31日)
レベル1レベル2レベル3
百万円百万円百万円
清算引受資産416,53549,469,841-
その他の金融資産22,053-2,065
合計438,58949,469,8412,065
清算引受負債416,53549,469,841-
合計416,53549,469,841-

当連結会計年度(2020年3月31日)
レベル1レベル2レベル3
百万円百万円百万円
清算引受資産682,79659,646,875-
その他の金融資産13,434-2,138
合計696,23159,646,8752,138
清算引受負債682,79659,646,875-
合計682,79659,646,875-

連結財政状態計算書上、公正価値で測定されていない金融資産及び金融負債の帳簿価額、公正価値及び公正価値ヒエラルキーは以下のとおりです。
前連結会計年度(2019年3月31日)
帳簿価額公正価値
レベル1レベル2
百万円百万円百万円
その他の金融資産115,615113,6261,996
合計115,615113,6261,996
社債及び借入金(非流動)19,946-20,198
合計19,946-20,198

当連結会計年度(2020年3月31日)
帳簿価額公正価値
レベル1レベル2
百万円百万円百万円
その他の金融資産119,983117,9901,983
合計119,983117,9901,983
社債及び借入金(非流動)19,953-20,077
合計19,953-20,077

なお、連結財政状態計算書上、公正価値で測定されていない金融資産・金融負債のうち、下記の項目については、いずれも短期であり、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっているため、公正価値を開示しておりません。
・現金及び現金同等物
・営業債権及びその他の債権
・清算参加者預託金特定資産
・信認金特定資産
・違約損失積立金特定資産
・営業債務及びその他の債務
・社債及び借入金(流動)
・清算参加者預託金
・信認金
・取引参加者保証金
(3)公正価値の測定方法
金融資産及び金融負債の公正価値は、以下のとおりです。
① 清算引受資産・負債
以下の区分に従い、それぞれに掲げる方法によって公正価値を見積もっております。
・先物取引、オプション取引及び店頭デリバティブ取引については、期末日における清算値段により見積もっております。
・レポ取引については、取引決済日における受渡決済金額を割り引く方法により見積もっております。
② その他の金融資産
市場性のある有価証券については市場価格等を用いて公正価値を見積もっております。
③ 社債及び借入金
満期までの期間が長期であるものは、当社グループの信用力を反映した割引率を用いて、将来キャッシュ・フローを割り引く方法等により公正価値を見積もっております。
(4)金融商品の相殺
当社グループは、認識された金額を相殺する強制可能な法的権利を現在有しており、かつ純額で決済するか又は資産を実現すると同時に負債を決済する意図を有している場合には相殺し、連結財政状態計算書において純額で計上しております。
連結財政状態計算書における清算引受資産・負債に対する相殺の影響額は、以下のとおりです。
前連結会計年度(2019年3月31日)
① 金融資産
認識された金融資産
の総額
連結財政状態計算書で相殺された
金融資産の総額
連結財政状態
計算書残高
百万円百万円百万円
レポ取引88,883,78539,437,20949,446,575
上場オプション取引1,647,0091,262,922384,086
その他15,058,10415,002,38955,714
合計105,588,89955,702,52149,886,377

② 金融負債
認識された金融負債
の総額
連結財政状態計算書で相殺された
金融負債の総額
連結財政状態
計算書残高
百万円百万円百万円
レポ取引88,883,78539,437,20949,446,575
上場オプション取引1,647,0091,262,922384,086
その他15,058,10415,002,38955,714
合計105,588,89955,702,52149,886,377

当連結会計年度(2020年3月31日)
① 金融資産
認識された金融資産
の総額
連結財政状態計算書で相殺された
金融資産の総額
連結財政状態
計算書残高
百万円百万円百万円
レポ取引98,944,93239,324,61959,620,313
上場オプション取引3,085,0372,433,498651,539
その他13,845,59013,787,77057,819
合計115,875,56055,545,88860,329,672

② 金融負債
認識された金融負債
の総額
連結財政状態計算書で相殺された
金融負債の総額
連結財政状態
計算書残高
百万円百万円百万円
レポ取引98,944,93239,324,61959,620,313
上場オプション取引3,085,0372,433,498651,539
その他13,845,59013,787,77057,819
合計115,875,56055,545,88860,329,672

連結財政状態計算書に計上している清算引受資産・負債の金額は、清算参加者の決済不履行等の状況が発生した場合、商品ごとに定められた所定の方法に従い、不履行清算参加者への引渡しを停止した有価証券及び金銭並びに清算参加者預託金の充当等により相殺されます。