有価証券報告書-第107期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/21 16:41
【資料】
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【項目】
151項目
①ガバナンス
当社は、中期経営計画において、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX、当社のサステナビリティ(稼ぐ力の持続性・成長性)と社会のサステナビリティを同時実現する)を成長ビジョンに掲げ、サステナビリティ課題に対する取組みについて、課題別委員会であるサステナビリティ委員会及びERM委員会で論議のうえ取締役会、経営会議へ報告しております。
a.取締役会
・法令・定款に定める事項のほか、経営方針、経営戦略、資本政策等、経営戦略上の重要なサステナビリティ関連事項及び会社経営上の重要な事項の論議・決定を行うとともに、取締役、執行役員の職務の執行を監督しております。
・取締役会では、気候関連を含むリスク・リターン・資本をバランスよくコントロールするため、リスク選好に基づいて経営資源の配分を行い、健全性を基盤に「成長の持続」と「収益性・資本効率の向上」を実現し、中長期的な企業価値の拡大を目指しております。
b.経営会議
・経営方針、経営戦略等、経営に関する重要な事項について協議するとともに、執行役員による決裁事項の一部について報告を受けることにより、具体的な業務執行のモニタリングを行っております。
c.課題別委員会
・業務執行にかかる会社経営上の重要事項に関する論議及び関係部門の意見の相互調整を図ることを目的として設置しております。サステナビリティ関連の課題や取組みは、主として、課題別委員会のサステナビリティ委員会及びERM委員会での論議を経て、取締役会と経営会議の双方に報告し、決定します。
(a) サステナビリティ委員会
・サステナビリティ担当役員が運営責任者となり、営業部門、損害サポート部門、商品・サービス部門、資産運用部門、海外部門、人事部門、リスク管理部門の担当役員等で構成し、サステナビリティ課題の取組方針・計画・戦略等の論議を行っております。2023年度は5回開催し、主な論議テーマは、気候変動や自然資本・生物多様性への対応、人権尊重取組、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(以下、「DE&I」という。)取組等です。なお、各議論の内容は取締役会及び経営会議に報告しております。
(b) ERM委員会
・経営企画部担当役員とリスク管理部担当役員が運営責任者となり、ERMに関する重要事項の協議・調整等を行うとともに、リスク・リターン・資本の状況や気候関連を含むリスク管理の状況等について、モニタリング等を行っております。