有価証券報告書-第107期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/21 16:41
【資料】
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【項目】
151項目
④指標・目標
・MS&ADインシュアランスグループは、リスクと機会に関する指標・目標を次のとおり定めております。
a.地球環境との共生~Planetary Health~
・MS&ADインシュアランスグループは、MS&ADインシュアランスグループやサプライチェーンを通じて排出するGHGの削減に向けて、次の(a)及び(b)を指標・目標として取り組んでおります。
(a)GHG排出量削減率
指標・目標進捗状況
・2030年度: ▲50%(2019年度対比)
・2050年度: ネットゼロ
<スコープ1・2(※1)>2022年度:▲26.8 %
<スコープ3(※2)>2022年度:▲26.9 %
*カテゴリ1、3、5、6、7、13

※1 スコープ1は社有車のガソリン等、MS&ADインシュアランスグループが直接排出するもの、スコープ2は電力などの使用により間接排出するもの。
※2 MS&ADインシュアランスグループの事業活動に伴って間接的に排出するもののうち、スコープ2以外のもの。カテゴリ1は購入した製品・サービス(対象:紙・郵送)、カテゴリ3はスコープ1、2以外の燃料及びエネルギー活動、カテゴリ5は事業から出る廃棄物、カテゴリ6は従業員の出張、カテゴリ7は従業員の通勤、カテゴリ13はリース資産
(b) 再生可能エネルギー導入率
指標・目標進捗状況
・2030年度: 60%
・2050年度:100%
・2022年度:21.1%

・MS&ADインシュアランスグループは、脱炭素社会・環境汚染対策につながる循環型経済への移行に向けて、次の(c)を指標・目標として、技術革新と社会実装を支える商品・サービスの提供を行っております。
(c) 社会の脱炭素化、循環型経済に資する商品
指標・目標進捗状況
・保険料増収率: 年平均18%・2023年度:24.5%

b.安心・安全な社会~Resilience~
・MS&ADインシュアランスグループは、イノベーションの進展や産業構造の変化に伴う、サイバーリスクなど新たなリスクに対応するため、次の(a)を指標・目標として、商品・サービスの提供を行っております。
(a) 社会のレジリエンス向上に資する商品
指標・目標進捗状況
・引受件数増加率:年平均20%・2023年度:17.6%

・MS&ADインシュアランスグループは、次の(b)を指標・目標として、自治体や商工団体等、地域を取り巻くステークホルダーと連携した社会課題解決の推進や、持続可能なインフラへの移行、地域産業の活性化、多様なモビリティサービスの実現等による地方創生の推進に取り組んでおります。
(b) 地域企業の課題解決支援数
指標・目標進捗状況
・コンサルティングサービス、研修・セミナー等:2025年度1万件・2023年度:11,892件

c.多様な人々の幸福~Well-being~
・MS&ADインシュアランスグループは、次の(a)及び(b)を指標・目標として、企業の健康経営の支援、健康増進、未病・重症化予防に資する商品・サービスの提供、人生100年時代における資産寿命の延伸を支援する商品・サービスの提供を行っております。
(a) 健康関連の社会課題解決につながる商品
指標・目標進捗状況
・保有契約件数:260万件(2025年度末)・2023年度:222万件

(b) 長寿に備える資産形成型商品
指標・目標進捗状況
・保有契約件数:10万件(2025年度末)・2023年度:7万件

・MS&ADインシュアランスグループは、次の(c)を指標・目標として、企業の人権関連対応の支援を行っております。
(c) 企業の人権関連対応の支援数
指標・目標進捗状況
・コンサルティングサービス、研修・セミナー等:2025年度1,000件・2023年度:1,047件

・MS&ADインシュアランスグループは、次の(d)を指標・目標として、グループ一体感の醸成と社員がいきいきと活躍できる企業文化を目指し、社員が参加できるグループ横断活動に取り組んでおります。
(d) 社員意識調査
指標・目標進捗状況
・CSVの実感:前年同水準以上・2023年度:4.5 pt(2022年度:4.5 pt)
・MVV※を常に意識:前年同水準以上・2023年度:4.6 pt (2022年度:4.6 pt)

※ 経営理念(ミッション)、経営ビジョン、行動指針(バリュー)
・MS&ADインシュアランスグループの指標・目標とは別に、当社では気候変動対応の進捗状況を「MS Green Index」として設定しております。2050年ネットゼロの実現に向け、保険引受、資産運用、自社事業の各領域における取組みを可視化し、推進しております。

指標(MS Green Index)指標・目標
①グリーン商品※1のラインアップ数2021年度からの累計商品数
②グリーン引受※2による年平均増収率2022年度から2025年度の年平均増収率18%
③国内主要取引先のGHG排出量の削減
(保険引受・投融資)
2030年度:▲37%削減(2019年度対比)、
2050年度:ネットゼロ
④国内主要取引先との対話件数2023年度からの累計件数
⑤気候変動や自然資本に関するコンサルティング提供件数2023年度からの累計件数
⑥GHG排出量の削減(スコープ1・2、3※3)2030年度:▲50%削減(2019年度対比)、
2040年度:ネットゼロ
⑦再生可能エネルギー導入率2030年度:60%、2050年度:100%
⑧社有車電動化2025年度:100%
⑨気候変動研修受講者数2021年度からの累計受講者数(INIAD※4等)

※1 社会やお客さまの脱炭素化、自然資本・生物多様性の保全・回復に資する商品・サービス
※2 「グリーン商品」+「再生可能エネルギー発電設備」+「EV(電気自動車)、FCV(燃料電池自動車)等」
※3 スコープ1、2、3(カテゴリ1、3、5、6、7、13)
※4 東洋大学情報連携学部(INIAD)と提携した当社専用研修プログラム「MS&ADデジタルアカデミー」の「気候変動ビジネスデザインコース」の受講者。