有価証券報告書-第16期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
有報資料
本項において、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、グループ経営の基本となる精神・方針である「グループ経営理念」を以下のとおり定めております。また、「グループ経営理念」とグループ経営計画をつなぐものとして、「グループ経営理念」に基づき、当社グループが中長期的に目指す企業像・方向性を示す「グループ経営ビジョン」を以下のとおり定めております。
(2)経営環境
日本経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けた経済活動の世界的な停滞や国民生活への影響により、厳しい状況が続くと見込まれます。
生命保険業界におきましても、新型コロナウイルス感染症による影響に対して、迅速かつ着実に対処していく必要があります。加えて、少子高齢化の進展、お客さまニーズの多様化、低金利環境の長期にわたる継続などにより経営環境が変化しており、社会的課題(SDGs:持続可能な開発目標)を踏まえた企業経営、お客さま本位の商品・サービスの提供、資本効率の向上や資産運用の高度化など、業務運営の更なる質の向上に取り組んでいく必要があります。
(3)経営戦略
このような経営環境のもと、当社グループは引き続き「T&D保険グループ中期経営計画 Try & Discover 2021~共有価値の創造~」に取り組み、絶えず変化する人と社会の課題の解決に貢献することで、社会とともに成長する保険グループを目指しております。そして、共有価値の創造による企業価値の拡大に引き続き取り組み、着実にEV(エンベディッド・バリュー)と収益の増大に努めてまいります。

中期経営計画は4つの基本戦略から構成しています。1点目は、グループ各社の強みを活かした特化戦略の追求による「コアビジネスの強化」、2点目は、国内生命保険事業と親和性の高い事業領域への投資等を通じた「事業ポートフォリオの多様化」です。そして、その2つの成長戦略の実現を支える戦略として、資本効率のさらなる向上を目指した「グループ財務戦略の進化」と、グループ経営資源の効果的・効率的な活用を実践するための「グループ一体経営の推進」を基本戦略としています。
(4)グループ連結の中期経営計画目標
当社グループは生命保険事業の特性を踏まえ、財務会計ベースの指標である「グループ修正利益」(注)に加え、経済価値ベースの指標である「新契約価値」を中期経営計画の目標指標として設定しております。
(注)当期純利益を元に、市場の変動により会計上生じる一時的な評価性損益等を調整した指標
(5)国内生命保険事業戦略
当社グループは、“複数の独自性ある生命保険会社がそれぞれ特化戦略を追求”していることが強み・特徴となっております。生命保険会社3社は、以下のとおり各社の特化戦略追求を通じた事業の領域拡大・強化により、保険収益力を強化し、グループ収益基盤の強靭化を図ってまいります。

<各社の具体的な取組方針>
また、生命保険会社3社の資産運用におきましては、ERM(エンタープライズ・リスク・マネジメント)のもと、ALM(アセット・ライアビリティ・マネジメント)の観点から長期にわたる安定的な運用収益を確保するとともに、成長分野への投資や運用手法の高度化に取り組み、資産運用収益の拡大に努めてまいります。
(6)資本政策
資本政策におきましては、資本十分性を確保しつつ、ERMの一層の活用を通じて、収益性の向上に取り組むことで、資本の効率性を高めていくことを基本としております。生命保険事業の適切な運営に必要な内部留保の蓄積を図りつつ、株主還元の充実に努めてまいります。
以上、2020年度は、グループ中期経営計画の達成に向けた取組みを通じて、企業価値の安定的・持続的な増大を実現してまいります。
新型コロナウイルス感染症の影響により、世界全体がかつてない危機的な状況に直面しております。この難局に対して、当社グループは役職員とその家族の健康と安全を守りつつ、保険金等の支払いや契約者貸付、資産運用サービスの提供といった業務の継続に取り組んでまいります。生命保険会社3社は、アフターコロナの社会におけるお客さまの意識や行動様式の変化に適応できるような商品・サービスを提供するとともに、ITも活用したお客さま対応の高度化に取り組んでまいります。また、リモートワーク等を活用した働き方改革もさらに進めてまいります。生命保険事業は、国民生活の安定・向上、経済発展や社会インフラの基盤として、持続可能な社会の実現に関わりを持つ、社会的使命を有する事業です。その社会的使命を果たすべく、グループ一丸となって取り組んでまいります。
(1)経営方針
当社グループは、グループ経営の基本となる精神・方針である「グループ経営理念」を以下のとおり定めております。また、「グループ経営理念」とグループ経営計画をつなぐものとして、「グループ経営理念」に基づき、当社グループが中長期的に目指す企業像・方向性を示す「グループ経営ビジョン」を以下のとおり定めております。
| [グループ経営理念] Try & Discover(挑戦と発見)による価値の創造を通じて、人と社会に貢献するグループを目指します。 |
| [グループ経営ビジョン] <お客さまからの視点>私たちは、最優の商品・サービスの提供により、お客さま満足度のトップを目指します。 <株主・投資家・市場からの視点>私たちは、成長に向けた新たな挑戦により、安定的・持続的に企業価値を向上させ、確固たる存在感のある保険グループを目指します。 |
(2)経営環境
日本経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けた経済活動の世界的な停滞や国民生活への影響により、厳しい状況が続くと見込まれます。
生命保険業界におきましても、新型コロナウイルス感染症による影響に対して、迅速かつ着実に対処していく必要があります。加えて、少子高齢化の進展、お客さまニーズの多様化、低金利環境の長期にわたる継続などにより経営環境が変化しており、社会的課題(SDGs:持続可能な開発目標)を踏まえた企業経営、お客さま本位の商品・サービスの提供、資本効率の向上や資産運用の高度化など、業務運営の更なる質の向上に取り組んでいく必要があります。
(3)経営戦略
このような経営環境のもと、当社グループは引き続き「T&D保険グループ中期経営計画 Try & Discover 2021~共有価値の創造~」に取り組み、絶えず変化する人と社会の課題の解決に貢献することで、社会とともに成長する保険グループを目指しております。そして、共有価値の創造による企業価値の拡大に引き続き取り組み、着実にEV(エンベディッド・バリュー)と収益の増大に努めてまいります。
| 共有価値の創造 | •絶えず変化する人と社会の課題(社会的課題)は、当社グループにとっては挑戦すべきビジネスチャンス •社会的課題の解決という視点から、事業を通じて、①社会にとっての価値と、②企業にとっての価値の両方を創造 |

| <「共有価値」の創造の主なテーマ>①充実したシニアライフ ②日本を支える中小企業の発展 ③多様化した世帯の健康で豊かな生活 ④デジタル革新を活かした次世代活力の向上 ⑤ライフプランに応じた資産形成 ⑥投資を通じた持続可能な社会への貢献 |
中期経営計画は4つの基本戦略から構成しています。1点目は、グループ各社の強みを活かした特化戦略の追求による「コアビジネスの強化」、2点目は、国内生命保険事業と親和性の高い事業領域への投資等を通じた「事業ポートフォリオの多様化」です。そして、その2つの成長戦略の実現を支える戦略として、資本効率のさらなる向上を目指した「グループ財務戦略の進化」と、グループ経営資源の効果的・効率的な活用を実践するための「グループ一体経営の推進」を基本戦略としています。
| コアビジネスの強化 | •お客さま・社会のニーズに適切にお応えする、商品・サービス・販売チャネルの進化 •低金利環境が長期化するなかでの、保険関係収益力のさらなる強化 •新たなIT技術等も活用した、生産効率性の向上 |
| 事業ポートフォリオの多様化 | •国内生保市場における、新たな特化市場・チャネルの構築 •生保事業と親和性の高い事業領域への展開、外部成長の取込み |
| グループ財務戦略の進化 | •グループ資本の効率的活用 |
| グループ一体経営の推進 | •グループシナジーのさらなる発揮 |
(4)グループ連結の中期経営計画目標
当社グループは生命保険事業の特性を踏まえ、財務会計ベースの指標である「グループ修正利益」(注)に加え、経済価値ベースの指標である「新契約価値」を中期経営計画の目標指標として設定しております。
(注)当期純利益を元に、市場の変動により会計上生じる一時的な評価性損益等を調整した指標
| 新契約価値 | ・2021年度:1,700億円以上 |
| グループ修正利益 | ・2021年度:2018年度水準(730億円)以上 |
(5)国内生命保険事業戦略
当社グループは、“複数の独自性ある生命保険会社がそれぞれ特化戦略を追求”していることが強み・特徴となっております。生命保険会社3社は、以下のとおり各社の特化戦略追求を通じた事業の領域拡大・強化により、保険収益力を強化し、グループ収益基盤の強靭化を図ってまいります。

<各社の具体的な取組方針>
| 太陽生命 |
| 「100歳時代を先取りした最優の商品・サービスをご家庭にお届けすることにより、より多くのお客さまの安心で豊かな暮らしを支える保険会社になる」ことをビジョンとして掲げ、営業職員等のサービスレベルを向上させるとともに、お客さまのニーズに応じた新たな販売チャネルを創設すること等により、100歳時代を先取りした健康な暮らしの維持・改善に役立つ商品・サービスをより多くのお客さまに提供してまいります。また、多様化するお客さまのニーズにお応えするために、「太陽生命マイページ」等インターネットを介したサービスの提供と、かけつけ隊等の人によるサービスを組み合わせることで総合的な生活応援サービスを実現し、お客さまとのコミュニケーションの基盤を強化すること等により、シニアマーケットでのトップブランドの構築をさらに進めてまいります。 |
| 大同生命 |
| 「『法人・個人を一体としたトータルな保障』を全社一丸で磨き上げ、企業保障の新たな時代をリードする。」という中期経営計画の基本方針に基づき、「コアビジネスの更なる進化」等に重点的に取り組んでまいります。また、「就業不能保障分野の更なる深耕」及び「経営者個人・個人事業主市場の開拓」を成長の柱とし、人生100年時代の中小企業が抱える社会的課題(健康増進、事業継続・承継等)にお応えする商品・サービスの展開、既存の販売チャネルの強化・融合と新規チャネルの開発等により、安定的・持続的な契約業績の拡大を目指してまいります。 |
| T&Dフィナンシャル生命 |
| お客さまの属性やニーズを踏まえ、給付内容・付加価値サービス等を差別化した貯蓄性商品の開発・改定に取り組んでまいります。また、引き続き金融機関等代理店及び来店型ショップ代理店チャネルの開拓推進により、販売網の拡大を図るとともに、代理店サポート態勢の強化や、販売推進効率及び生産性の向上に取り組んでまいります。 |
また、生命保険会社3社の資産運用におきましては、ERM(エンタープライズ・リスク・マネジメント)のもと、ALM(アセット・ライアビリティ・マネジメント)の観点から長期にわたる安定的な運用収益を確保するとともに、成長分野への投資や運用手法の高度化に取り組み、資産運用収益の拡大に努めてまいります。
(6)資本政策
資本政策におきましては、資本十分性を確保しつつ、ERMの一層の活用を通じて、収益性の向上に取り組むことで、資本の効率性を高めていくことを基本としております。生命保険事業の適切な運営に必要な内部留保の蓄積を図りつつ、株主還元の充実に努めてまいります。
以上、2020年度は、グループ中期経営計画の達成に向けた取組みを通じて、企業価値の安定的・持続的な増大を実現してまいります。
新型コロナウイルス感染症の影響により、世界全体がかつてない危機的な状況に直面しております。この難局に対して、当社グループは役職員とその家族の健康と安全を守りつつ、保険金等の支払いや契約者貸付、資産運用サービスの提供といった業務の継続に取り組んでまいります。生命保険会社3社は、アフターコロナの社会におけるお客さまの意識や行動様式の変化に適応できるような商品・サービスを提供するとともに、ITも活用したお客さま対応の高度化に取り組んでまいります。また、リモートワーク等を活用した働き方改革もさらに進めてまいります。生命保険事業は、国民生活の安定・向上、経済発展や社会インフラの基盤として、持続可能な社会の実現に関わりを持つ、社会的使命を有する事業です。その社会的使命を果たすべく、グループ一丸となって取り組んでまいります。