半期報告書-第42期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2017/12/26 10:05
【資料】
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【項目】
49項目

業績等の概要

(1) 業績
当中間会計期間は、建物賃貸における入退室はありませんでした。賃貸収入については、前中間会計期間の後半に1室入居があったために前中間会計期間比べ増加しました。また、若干ではありますが、会議室の利用料収入は増加し、賃貸関連収入は減少いたしました。なお、駐車場賃貸収入については、構内駐車場及び構外駐車場も借用者が増えたことから僅かながら増加しております。
このようなことから、当中間会計期間の売上高は44,972千円と前中間会計期間(44,570千円)に比べて402千円(0.9%)の増収になりました。
利益につきましては、営業利益が13,048千円と前中間会計期間(16,349千円)に比べて3,301千円(20.1%)減益、経常利益につきましても、13,219千円と前中間会計期間(16,516千円)に比べて3,297千円(19.9%)の減益になりました。
この結果、中間純利益も9,097千円と前中間会計期間(11,241千円)に比べて2,144千円(19.0%)の減益となりました。
また、セグメント別の営業利益につきましても単一セグメントのため同様であります。
当中間会計期間におきましては、総賃貸室数30室(賃貸延面積2,107.21㎡:倉庫面積を除く)に対し、28室(面積2,009.99㎡)を賃貸しており、この入居率は95.3%となっております。
なお、上記金額には消費税等が含まれております。
セグメント(不動産賃貸)の業績の主な内訳は次のとおりです。
① 建物賃貸
当中間会計期間は、3階の304室、5階の504室のいずれも6カ月間の空室でした。なお、1階の賃貸用倉庫については、前中間会計期間と同様に、賃貸状況に変化がなく4室のうち3室を賃貸しております。この結果、賃貸収入が27,551千円と前中間会計期間(26,961千円)に比べ590千円(2.1%)の増収となっております。
なお、最近の2中間会計期間における収容能力及び収容実績の状況は、次のとおりであります。
区分用途収容能力収容実績
賃室面積又は
貸与日数
半年間延面積
又は貸与日数
前中間会計期間
(自 平成28年4月1日
至 平成28年9月30日)
当中間会計期間
(自 平成29年4月1日
至 平成29年9月30日)
賃貸実績
(半年間延面積)
賃貸率賃貸実績
(半年間延面積)
賃貸率
1階事務所197.18㎡1,183.08㎡1,183.08㎡100.0%1,183.08㎡100.0%
倉庫57.18343.08188.8755.1188.8755.1
2階事務所161.63969.78969.78100.0969.78100.0
3~6階事務所1,748.4010,490.409,664.0792.19,907.1194.4
2,164.3912,986.3412,005.8092.412,248.8494.3
1階ほっと
スタジオ
30日又は31日
(119.16㎡)
183日3日1.63日1.6
2階大・小
会議室
20日又は21日1228972.99275.4

(注)大・小会議室の貸与日数は、土・日・祭日の休日を除く稼働日数としております。
② 駐車場賃貸
駐車場賃貸のうち会館の構内については、当中間会計期間が3,225千円と前中間会計期間(3,175千円)に比べ、50千円(1.5%)の増収になりました。
また、構外における駐車場賃貸については、当中間会計期間2,209千円と前中間会計期間(2,208千円)に比べ1千円(0.04%)の増収になりました。この結果、全体の駐車場賃貸の駐車場収入は、5,435千円と前中間会計期間(5,383千円)に比べて52千円(0.9%)の増収になりました。
なお、最近の2中間会計期間における収容能力及び収容実績の状況は、次のとおりです。
区分収容能力収容実績
駐車可能台数半年間延台数前中間会計期間
(自 平成28年4月1日
至 平成28年9月30日)
当中間会計期間
(自 平成29年4月1日
至 平成29年9月30日)
収容実績
(半年間延台数)
稼働率収容実績
(半年間延台数)
稼働率
構内94台564台475台84.2%483台85.6%
構外6036033091.633191.9
合計15492480587.181488.0

(注)構外駐車場は県有地576.0㎡を借用しております。なお、当中間会計期間で2,293千円の賃借料(年間4,586千円)を支払っております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間は、営業収入(45,184千円)、利息受取額(2千円)、営業費支出(△30,383千円)や法人税等の支払い(△5,266千円)などで営業活動によるキャッシュ・フローは9,533千円、LED照明への変更(△8,370千円)で投資活動によるキャッシュ・フローは△8,370千円、配当金の支払い(△12,000千円)で財務活動によるキャッシュ・フローは△12,000千円となっております。
この結果、当中間会計期間が△10,836千円と前中間会計期間△607千円に比べ10,229千円(1,785.1%)キャッシュ・フローは減少しております。
現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、当中間会計期間が98,583千円と前中間会計期間88,367千円に比べ10,216千円(11.5%)残高が多くなっております。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前中間会計期間末に入室が1件あったことにより営業収入45,184千円が前中間会計期間44,676千円より508千円(1.1%)増加しましたが、LED照明への変更に伴う消耗品費の増加により営業支出が増えたことにより、当中間会計期間は9,533千円と前中間会計期間13,912千円に比べ4,379千円(31.4%)減少しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、当中間会計期間△8,370千円と前中間会計期間△3,094千円に比べ5,276千円(170.5%)支出が減少しております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、当中間会計期間に配当金の支払い(12,000千円)を行いました。この結果、当中間会計期間は△12,000千円と預り保証金の受入による収入574千円があった前中間会計期間△11,425千円に比べ575千円(5.0%)支出が増加しております。