有価証券報告書-第72期(2022/03/21-2023/03/20)
金融商品関係
(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、主に貨物運送事業、倉庫事業を行うための設備投資計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用し、また、設備投資資金は銀行借入により調達しております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形、電子記録債権及び営業未収入金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、投資有価証券は、主に業務上の関係を有する株式であり、市場価額の変動リスクに晒されております。
営業債務である営業未払金は、そのほとんどが一般的な取引条件に基づき支払期日を定めております。また、借入金は、主に設備投資に係る資金調達を目的としております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、与信管理規程に従い、営業債権について、取引先の状況をモニタリングし、取引相手ごとに回収期日、残高を管理するとともに、財務状況等の悪化による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
② 市場リスクの管理
投資有価証券は、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部署からの報告に基づき経理部が資金繰りを把握しております。また、手許流動性を営業収益の2ヶ月分相当に維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2 金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、市場価格のない株式等は、次表には含めておりません。また、現金は注記を省略しており、預金、受取手形、電子記録債権、営業未収入金及び営業未払金は短期で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。
前事業年度(2022年3月20日)
(※)1 長期借入金には1年内返済予定の長期借入金が含まれております。
(※)2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額
上記については市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
当事業年度(2023年3月20日)
(※)1 長期借入金には1年内返済予定の長期借入金が含まれております。
(※)2 市場価格のない株式等は、「投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
(注3) 金銭債権の決算日後の償還予定額
前事業年度(2022年3月20日)
当事業年度(2023年3月20日)
(注4) 長期借入金の決算日後の返済予定額
前事業年度(2022年3月20日)
当事業年度(2023年3月20日)
3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1) 時価で貸借対照表に計上している金融商品
当事業年度(2023年3月20日)
(単位:千円)
(2) 時価で貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
当事業年度(2023年3月20日)
(単位:千円)
(注)時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明
投資有価証券
上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。
長期借入金
これらの時価は、元金利の合計金額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、主に貨物運送事業、倉庫事業を行うための設備投資計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用し、また、設備投資資金は銀行借入により調達しております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形、電子記録債権及び営業未収入金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、投資有価証券は、主に業務上の関係を有する株式であり、市場価額の変動リスクに晒されております。
営業債務である営業未払金は、そのほとんどが一般的な取引条件に基づき支払期日を定めております。また、借入金は、主に設備投資に係る資金調達を目的としております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、与信管理規程に従い、営業債権について、取引先の状況をモニタリングし、取引相手ごとに回収期日、残高を管理するとともに、財務状況等の悪化による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
② 市場リスクの管理
投資有価証券は、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部署からの報告に基づき経理部が資金繰りを把握しております。また、手許流動性を営業収益の2ヶ月分相当に維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2 金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、市場価格のない株式等は、次表には含めておりません。また、現金は注記を省略しており、預金、受取手形、電子記録債権、営業未収入金及び営業未払金は短期で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。
前事業年度(2022年3月20日)
(単位:千円) | |||
貸借対照表計上額 | 時価 | 差額 | |
投資有価証券 | 174,578 | 174,578 | - |
資産計 | 174,578 | 174,578 | - |
長期借入金(※) | 2,431,307 | 2,393,415 | △37,891 |
負債計 | 2,431,307 | 2,393,415 | △37,891 |
(※)1 長期借入金には1年内返済予定の長期借入金が含まれております。
(※)2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額
(単位:千円) | |
区分 | 前事業年度 |
非上場株式 | 50,454 |
上記については市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
当事業年度(2023年3月20日)
(単位:千円) | |||
貸借対照表計上額 | 時価 | 差額 | |
投資有価証券 | 191,729 | 191,729 | - |
資産計 | 191,729 | 191,729 | - |
長期借入金(※) | 2,250,767 | 2,186,691 | △64,075 |
負債計 | 2,250,767 | 2,186,691 | △64,075 |
(※)1 長期借入金には1年内返済予定の長期借入金が含まれております。
(※)2 市場価格のない株式等は、「投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
(単位:千円) | |
区分 | 当事業年度 |
非上場株式 | 50,454 |
(注3) 金銭債権の決算日後の償還予定額
前事業年度(2022年3月20日)
(単位:千円) | ||||
区分 | 1年以内 | 1年超5年以内 | 5年超10年以内 | 10年超 |
現金及び預金 | 2,145,722 | - | - | - |
受取手形 | 68,666 | - | - | - |
電子記録債権 | 150,653 | - | - | - |
営業未収入金 | 1,108,296 | - | - | - |
合計 | 3,473,339 | - | - | - |
当事業年度(2023年3月20日)
(単位:千円) | ||||
区分 | 1年以内 | 1年超5年以内 | 5年超10年以内 | 10年超 |
現金及び預金 | 2,278,250 | - | - | - |
受取手形 | 36,069 | - | - | - |
電子記録債権 | 155,822 | - | - | - |
営業未収入金 | 1,041,080 | - | - | - |
合計 | 3,511,223 | - | - | - |
(注4) 長期借入金の決算日後の返済予定額
前事業年度(2022年3月20日)
(単位:千円) | ||||||
区分 | 1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 |
長期借入金 | 180,540 | 180,540 | 180,540 | 180,540 | 180,540 | 1,528,607 |
合計 | 180,540 | 180,540 | 180,540 | 180,540 | 180,540 | 1,528,607 |
当事業年度(2023年3月20日)
(単位:千円) | ||||||
区分 | 1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 |
長期借入金 | 180,540 | 180,540 | 180,540 | 180,540 | 149,680 | 1,378,927 |
合計 | 180,540 | 180,540 | 180,540 | 180,540 | 149,680 | 1,378,927 |
3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1) 時価で貸借対照表に計上している金融商品
当事業年度(2023年3月20日)
(単位:千円)
区分 | 時価 | |||
レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
投資有価証券 | 191,729 | - | - | 191,729 |
資産計 | 191,729 | - | - | 191,729 |
(2) 時価で貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
当事業年度(2023年3月20日)
(単位:千円)
区分 | 時価 | |||
レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
長期借入金(1年内返済予定のものを含む。) | - | 2,186,691 | - | 2,186,691 |
負債計 | - | 2,186,691 | - | 2,186,691 |
(注)時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明
投資有価証券
上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。
長期借入金
これらの時価は、元金利の合計金額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。