海運を取り巻く状況は、コンテナ船部門では新造大型船の相次ぐ竣工による供給過剰の状態が継続し、需給ギャップの拡大により運賃市況は大幅に下落しました。ドライバルク部門においても中国経済の減速による荷動きの減少等により市況の低迷が続き、非常に厳しい環境となりました。当社グループは配船合理化や燃料消費量節減、余剰船の処分や返船等、一層の収支改善の努力を継続するとともに、運賃安定型事業からの利益の積上げに努めました。リキッド部門では前年同四半期を上回る好調な市況が継続し、非海運事業では航空運送事業及び物流事業が堅調に推移しました。原油安の進行に伴い、燃料油価格も大きく下落しましたが、当社グループ全体の業績は前年同四半期を下回る結果となりました。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期比161億円減(0.9%減)、営業利益は前年同四半期比62億円増(15.3%増)となりましたが、経常利益は前年同四半期比55億円減(9.0%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、北米のクリスタル・クルーズ社の譲渡に伴う特別利益やドライバルカーの減損処理等による特別損失を計上した結果、前年同四半期比56億円減(19.8%減)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の為替レートと消費燃料油価格の変動は以下のとおりです。
2016/02/10 15:45