有価証券報告書-第36期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/24 9:59
【資料】
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【項目】
147項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
(1) 経営方針
当社グループは、「エンターテインメントを通じ人々の幸福と豊かな文化の創造に貢献する」を企業理念に掲げております。フルハイビジョン・3チャンネル放送では、上質な番組の充実を図るとともに、WOWOWらしさを追求したオリジナルコンテンツの制作に注力してまいります。また、ケーブルテレビ、CS放送、IPTVといったあらゆる伝送路での放送に加え、テレビ会員限定の番組配信サービス「WOWOWメンバーズオンデマンド」で、放送中の番組が同時間帯で視聴できるネット同時配信も展開しております。また、動画配信サービスの「Paravi」でもネット同時配信を行っており、今後もネットサービスの充実により、顧客満足の向上を促進してまいります。さらに、グループ戦略として、テレマーケティングサービスやコンタクトセンター運営業務を展開する㈱WOWOWコミュニケーションズ、番組中継・制作業務を中心に事業展開しているWOWOWエンタテインメント㈱に加え、2017年より当社グループに加わった㈱WOWOWプラス及び㈱アクトビラとともに、新たな顧客層の獲得やコンテンツのネット展開を推進してまいります。また、これらグループ全体で事業を展開することにより、放送にとどまらない総合エンターテインメントをお客様に提供することを経営の基本方針としております。
(2) 経営戦略等
当社グループは、有料放送事業を中心とした「総合エンターテインメント・メディアグループ」の具現化に向けて、ネット同時配信を始めとした各戦略を着実に推進するとともに、戦略的な投資や費用投下を行うために、これまで以上に加入増をベースとした売上・利益増と付帯事業等の収益拡大を図り、より強固な経営体質を構築してまいります。
動画配信サービスの台頭を始めとする経営環境の変化、新型コロナウイルス感染症による事業への影響を踏まえつつ、「中期経営計画(2017年度-2020年度)」の最終年度にあたる2020年度の重点取組み課題を以下に明記します。
将来のWOWOWを支えるオリジナルコンテンツの開発を通じた「徹底的なコンテンツの差別化」、また、B-CASカード等を登録せずに「WOWOWメンバーズオンデマンド」からの加入が可能になり、かつ「WOWOWメンバーズオンデマンド」で視聴可能なコンテンツを充実させる「デジタルサービスの拡大」、さらにエンターテインメントの力を活かしたインタラクティブな体験や繋がりを生む複合的なサービスをワンストップで体験できる「新たなサービスの開発」に取り組んでまいります。
当社グループは、これらの戦略に基づき、事業環境の変化に備え、良質なエンターテインメントを求めるお客さまの多様なニーズにお応えすべく、様々な取り組みを行ってまいります。
当方針を2021年度以降の成長のための種まきと位置づけ、お客様のニーズを追求したコンテンツの拡充とデジタルによるコミュニケーションの進化を果たすことにより、2021年度以降の持続的な成長を目指します。
(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
有料放送事業における収益の源泉は、加入者からの視聴料であることから、新規加入件数、解約件数、累計正味加入件数が重要な経営指標となります。
利益面では、収益の安定性を確保するため、グループ全体での売上高経常利益率を重要な経営指標としております。中長期的には、累計正味加入件数の増加による収益増と安定的な利益率上昇トレンドの維持、また、放送外収入の拡大による新たな収益の柱の創出を最大目標としております。さらに、企業価値向上のために、中長期視点からキャッシュ・フロー(営業活動によるキャッシュ・フロー)の創出を重要な経営指標としております。
(4) 経営環境
当社グループを取り巻く事業環境は、デジタルテクノロジーの進化によって急激に変化しており、年々競争激化の様相を強めております。
主な事業環境変化は以下の通りです。
・デジタルテクノロジーの進化による動画配信を中心とした新たなサービスの出現とそれに伴う生活者のコン
テンツ接触スタイルの多様化
・コンテンツ獲得競争激化
・コンテンツ流通のグローバル化の進展
これらの経営環境変化の中においても継続的な成長を維持し、これからの10年を戦うためのあらゆる準備をし、さらなる成長に向けた布石を打つために、その基本指針となる「中期経営計画(2017年度-2020年度)」を策定し、常に環境変化に対応した戦略を策定・推進しております。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
動画配信サービスの台頭を始めとする競争の激化に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、国内外のイベントの相次ぐ延期、中止等、エンターテインメントへの影響が甚大なものとなっており、当社グループを取り巻く事業環境は不確実性が増しております。
このような環境下での、当社グループの対処すべき課題は以下の3点です。
① 徹底的なコンテンツの差別化
映像コンテンツの視聴方法が増え、その楽しみ方が多様化する中、お客さまの嗜好やWOWOWに対するご要望は変化してきています。様々なジャンルを楽しめるWOWOWの最大の強みをさらに強化するためにWOWOWが有する「放送」「配信」のサービス基盤を最大限に活かし、「WOWOWにしかできない」「WOWOWでしか見られない」といった、WOWOWならではのエンターテインメントをお客さまへ提供してまいります。そのためにオリジナルコンテンツを中心とする差別化された希少性、独占性の高いコンテンツの開発に取り組んでまいります。
② デジタルサービスの拡大
4K放送の開始等、中核サービスとして取り組んでいる放送サービスのさらなる充実を図ります。この放送サービスの充実に加えて、配信サービスを中心としたデジタルサービスの利便性を高めてまいります。放送サービスはB―CASカード等を登録することによって視聴可能となりますが、インターネット経由でWOWOWのコンテンツが楽しめる「WOWOWメンバーズオンデマンド」にも加入手続きできる仕組みを設け、B―CASカード等を登録せずに加入・利用できるようにお客さまの利便性を高めます。また、スマートフォンやタブレットで映像サービスを利用する志向の強いお客さまにさらにご満足いただくため、「WOWOWメンバーズオンデマンド」で視聴可能なコンテンツの充実に向けた取り組みを行います。
③ 新たなサービスの開発
お客さまの映像コンテンツの楽しみ方が多様化する中、放送・配信サービスの充実・高度化を図りつつ、単なる映像の視聴にとどまらない、エンターテインメントの力を活かしたインタラクティブな体験や繋がりを生む会員サービスの提供が必要であると考えております。スマートフォンやタブレットでの利用を中心に据えた複合的なサービスをワンストップで体験できる新たな会員サービスの開発に取り組んでまいります。
新型コロナウイルス感染症の影響により、閉塞感が高まり、人と人との間に距離が生まれコミュニケーションが希薄になりつつある中、「共感」や「繋がり」といったニーズが急激に高まっていると考えます。当社グループでは、上記課題に取り組み、エンターテインメントを中心とした様々なサービスを提供することでお客さまのニーズに応えてまいります。

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