訂正四半期報告書-第36期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
8.売却目的で保有する資産
NTT・TCリース株式会社の共同支配企業への移行について
概要
当社は、2020年2月6日開催の取締役会において、東京センチュリー株式会社(以下「東京センチュリー」)と資本業務提携(以下「本資本業務提携」)を行うことを決議し、本資本業務提携に関する契約を締結しました。
当第2四半期連結会計期間において、本資本業務提携の一環として、当社及び東京センチュリーは、両社の国内外におけるリース事業及びファイナンス事業を強化・拡充するために、2020年7月1日にNTTファイナンス株式会社(以下「NTTファイナンス」)のリース事業及びグローバル事業の一部を、同社が新たに設立した新会社(「NTT・TCリース株式会社」)に対し分社型吸収分割の方法により承継させた後、2020年7月8日にNTTファイナンスから東京センチュリーに新会社の発行済株式総数の50%に相当する株式を現金を対価に譲渡しました(以下「本株式譲渡取引」)。これにより、NTT・TCリース株式会社は、当社及び東京センチュリーによる共同支配企業となり持分法を適用しています。
会計処理及び要約四半期連結財務諸表への影響
前連結会計年度末において「その他の事業」セグメントに含まれているNTTファイナンスのリース事業及びグローバル事業の一部に関連する資産及び当該資産に直接関連する負債は、株式譲渡完了までの間、売却目的で保有する資産及び売却目的で保有する資産に直接関連する負債として分類していました。
本株式譲渡取引による当社の要約四半期連結損益計算書への影響は軽微です。売却に伴う入金額は、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上において、「子会社の支配喪失による収入」に含まれています。
支配喪失時の要約財政状態計算書
上記は、支配喪失時の連結会社間の取引消去前の金額で記載しています。主な連結会社間の取引は、短期借入債務918,975百万円、「その他」の資産に含まれる連結会社への預け金241,982百万円などです。
売却目的で保有する資産及び売却目的で保有する資産に直接関連する負債として分類される処分グループの内訳
前連結会計年度末(2020年3月31日)
「売却目的で保有する資産」に関連するその他の資本の構成要素への影響は軽微です。
上記の売却目的で保有する資産及び売却目的で保有する資産に直接関連する負債の表に含まれる金融商品の公正価値
① 公正価値で測定されない金融商品の公正価値
公正価値で測定されない金融商品の帳簿価額及び見積公正価値
上記の項目は公正価値の測定に使用される仮定(インプット)の区分はレベル2に分類しています。
上記の項目を除き、帳簿価額は概ね公正価値に相当しているため、表中には含めていません。
② 公正価値の測定
公正価値で測定している資産及び負債
前連結会計年度末(2020年3月31日)
前連結会計年度において、重要なレベル間の振替はありません。
経常的に公正価値で測定されるレベル3の資産及び負債の調整表
当第3四半期連結会計期間末(2020年12月31日)
(単位:百万円)
1.「売却等による減少」には新規連結、連結除外による増減、及び他勘定からの(への)振替による増減が含まれています。
2.「四半期利益」に含まれる利得又は損失は、要約四半期連結損益計算書の「金融収益」又は「金融費用」に含まれています。
NTT・TCリース株式会社の共同支配企業への移行について
概要
当社は、2020年2月6日開催の取締役会において、東京センチュリー株式会社(以下「東京センチュリー」)と資本業務提携(以下「本資本業務提携」)を行うことを決議し、本資本業務提携に関する契約を締結しました。
当第2四半期連結会計期間において、本資本業務提携の一環として、当社及び東京センチュリーは、両社の国内外におけるリース事業及びファイナンス事業を強化・拡充するために、2020年7月1日にNTTファイナンス株式会社(以下「NTTファイナンス」)のリース事業及びグローバル事業の一部を、同社が新たに設立した新会社(「NTT・TCリース株式会社」)に対し分社型吸収分割の方法により承継させた後、2020年7月8日にNTTファイナンスから東京センチュリーに新会社の発行済株式総数の50%に相当する株式を現金を対価に譲渡しました(以下「本株式譲渡取引」)。これにより、NTT・TCリース株式会社は、当社及び東京センチュリーによる共同支配企業となり持分法を適用しています。
会計処理及び要約四半期連結財務諸表への影響
前連結会計年度末において「その他の事業」セグメントに含まれているNTTファイナンスのリース事業及びグローバル事業の一部に関連する資産及び当該資産に直接関連する負債は、株式譲渡完了までの間、売却目的で保有する資産及び売却目的で保有する資産に直接関連する負債として分類していました。
本株式譲渡取引による当社の要約四半期連結損益計算書への影響は軽微です。売却に伴う入金額は、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上において、「子会社の支配喪失による収入」に含まれています。
支配喪失時の要約財政状態計算書
(単位:百万円) |
勘定科目 | 勘定科目 | |||
(資産の部) | (負債の部) | |||
営業債権及びその他の債権 | 842,304 | 短期借入債務 | 972,778 | |
その他の金融資産(流動) | 293,589 | 営業債務及びその他の債務 | 20,436 | |
有形固定資産 | 60,839 | リース負債(流動) | 4,953 | |
その他の金融資産(非流動) | 122,879 | その他の流動負債 | 14,273 | |
その他 | 284,497 | 長期借入債務 | 426,407 | |
リース負債(非流動) | 26,879 | |||
その他の金融負債(非流動) | 18,091 | |||
その他 | 3,718 | |||
合計 | 1,604,108 | 合計 | 1,487,535 |
上記は、支配喪失時の連結会社間の取引消去前の金額で記載しています。主な連結会社間の取引は、短期借入債務918,975百万円、「その他」の資産に含まれる連結会社への預け金241,982百万円などです。
売却目的で保有する資産及び売却目的で保有する資産に直接関連する負債として分類される処分グループの内訳
前連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円) |
勘定科目 | 勘定科目 | |||
(資産の部) | (負債の部) | |||
営業債権及びその他の債権 | 817,249 | 短期借入債務 | 32,148 | |
その他の金融資産(流動) | 291,988 | 営業債務及びその他の債務 | 17,373 | |
有形固定資産 | 115,057 | リース負債(流動) | 4,858 | |
その他の金融資産(非流動) | 114,678 | その他の流動負債 | 11,348 | |
その他 | 8,335 | 長期借入債務 | 447,503 | |
リース負債(非流動) | 26,538 | |||
その他の金融負債(非流動) | 18,357 | |||
その他 | 1,307 | |||
合計 | 1,347,307 | 合計 | 559,432 |
「売却目的で保有する資産」に関連するその他の資本の構成要素への影響は軽微です。
上記の売却目的で保有する資産及び売却目的で保有する資産に直接関連する負債の表に含まれる金融商品の公正価値
① 公正価値で測定されない金融商品の公正価値
公正価値で測定されない金融商品の帳簿価額及び見積公正価値
(単位:百万円) |
前連結会計年度末 (2020年3月31日) | ||
帳簿価額 | 公正価値 | |
長期借入債務 (1年以内返済または償還予定の残高を含む) | 479,651 | 478,696 |
上記の項目は公正価値の測定に使用される仮定(インプット)の区分はレベル2に分類しています。
上記の項目を除き、帳簿価額は概ね公正価値に相当しているため、表中には含めていません。
② 公正価値の測定
公正価値で測定している資産及び負債
前連結会計年度末(2020年3月31日)
(単位:百万円) |
区分 | 公正価値 | |||
レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
金融資産: | ||||
損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
負債証券 | - | 100,923 | - | 100,923 |
出資金 | - | - | 6,990 | 6,990 |
貸付金 | - | 129,566 | - | 129,566 |
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
持分証券 | - | - | 434 | 434 |
合計 | - | 230,489 | 7,424 | 237,913 |
金融負債: | ||||
損益を通じて公正価値で測定する金融負債 | ||||
デリバティブ金融負債 | ||||
ヘッジ会計を適用しているもの | - | 1,573 | - | 1,573 |
合計 | - | 1,573 | - | 1,573 |
前連結会計年度において、重要なレベル間の振替はありません。
経常的に公正価値で測定されるレベル3の資産及び負債の調整表
当第3四半期連結会計期間末(2020年12月31日)
(単位:百万円)
区分 | 期首残高 | 利得/(損失) | 購入等による増加 | 売却等による減少 | その他の増減 | 期末残高 | 期末で保有する資産に関連する報告期間中の利得/(損失) | |
四半期利益 | その他の包括利益 | 四半期利益 | ||||||
金融資産: | ||||||||
出資金 | 6,990 | 54 | - | - | △7,044 | - | - | - |
持分証券 | 434 | - | 3 | - | △437 | - | - | - |
1.「売却等による減少」には新規連結、連結除外による増減、及び他勘定からの(への)振替による増減が含まれています。
2.「四半期利益」に含まれる利得又は損失は、要約四半期連結損益計算書の「金融収益」又は「金融費用」に含まれています。