有価証券報告書-第17期(2023/04/01-2024/03/31)
<指標及び目標>2024年3月31日時点での9つの重要課題テーマとマテリアリティに関連する短期目標、2023年度実績の概要は下表のとおりです。長期目標・KPIを含む全文及び詳細はサステナビリティサイト「目標・KPI」をご参照ください。(2024年7月公開予定)
https://www.skyperfectjsat.space/sustainability/materiality/targets_kpis/
重要課題テーマ「パートナーシップの促進」は、全てのマテリアリティに関わるため、個別の目標は設定しておりません。

2024年6月には重要課題テーマとマテリアリティに以下の改訂を行っております。
・ TCFDにて開示したカーボンニュートラル達成目標(2025年度までにScope 1、 Scope 2、2050年までにScope 1~Scope 3全体)を反映
・ 表現・範囲の見直しを反映
2024年度の重要課題テーマ及びマテリアリティと「2030年にむけて」ありたい姿と長期目標、短期目標・KPIの一覧は、サステナビリティサイト「目標・KPI」をご参照ください。(2024年7月公開予定)
https://www.skyperfectjsat.space/sustainability/materiality/targets_kpis/
各部門組織/グループ会社が各々の業務や事業を通じて、マテリアリティに係る目標・KPIを指標及び目標として達成に取り組む中、2023年度はサステナビリティ委員会及びサステナビリティ推進部を中心に、「環境(気候変動を含む)」「人的資本」「人権」の3つの重点領域と5つのテーマに関してグループ共通の施策も実行いたしました。
https://www.skyperfectjsat.space/sustainability/materiality/targets_kpis/
| 重要課題テーマ | レジリエントな放送・通信インフラの構築/情報格差の解消 | ![]() | |
| 短期目標 | 2023年度実績 | ||
| ・静止衛星フリートの利用帯域を前年度末より拡大する ・保有衛星以外も含めて衛星通信サービスの拡充を進める ・防災支援機関や企業等との耐災害パートナーシップを拡大する | ・衛星フリート利用帯域:前年度比 112% ・事業提携先の主要衛星サービス(船舶向け)契約数はほぼ前年度並みを維持 | ||
| ・災害時等に重要な情報源となる光ファイバー経由の再送信サービスの累計契約件数を2024年(2023年度末)までに、273万件に拡大する | 再送信サービスの累計契約件数 275万件 | ||
| ・放送及び配信サービスを安全且つ安定して提供できる環境を向上する ・放送を通じて災害情報をいち早く視聴者にしらせ、災害から人命を守る | ・竣工15年大規模建物修繕を実行開始(24年度完了予定) ・㈱スカパー・エンターテイメントが日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策計画を策定し、防災対策を実行開始 | ||
| 重大なサービス断を毎年ゼロ件にする※ 重大なサービス断…電気通信事業法施行規則第58条に準じる | JSAT MOBILE Communications㈱が提供するサービスにおいて重大なサービス断が1件発生 | ||
| 重要課題テーマ | 多様なコンテンツによる生活の豊かさの向上 | ![]() | |
| 短期目標・KPI | 2023年度実績 | ||
| ・衛星放送だけでなく、配信サービスや双方向機能をより活用し、人々がコンテンツを楽しめる機会を増やす ・そのために配信サービスのコンテンツ数、放送及び配信サービスの契約者数、イベント開催数を増やす | ・配信サービスのコンテンツ数:前年度比約2倍 ・イベント開催数:ブンデスリーガジャパンツアー他3件 ・人々がコンテンツを楽しめる機会を増やすためにSPOOX利便性向上に向け新アプリをリリース | ||
| ・コンテンツ提供者にスタジオ機能、コンテンツの伝送、配信機能等を統合的に提供できる仕組みをつくる ・コンテンツデータベースサービスを2023年度内に開始する | ・メディアソリューション事業の顧客数:前年度比増加 ・コンテンツ伝送、コンテンツデータベースサービスを提供開始。コンテンツ提供者向けメディアソリューションサービス「メディアHUBクラウド」の利用拡大を推進 | ||
| 提供コンテンツのガイドラインに沿った適切な運用を実施し、時代の変化に合わせ随時改定を行う | ・スカパーJSAT提供サービスのガイドライン(2021年度策定)に沿った運用を実施 ・社員への啓蒙、理解促進のため考査勉強会を実施 | ||
| 重要課題テーマ | 脱炭素社会と循環型経済の実現に向けた環境への寄与 | ![]() | |
| 短期目標 | 2023年度実績 | ||
| ・再生可能エネルギー使用比率を前年度よりも向上させる ・GHG排出量を前年度より70%削減する | ・実質再生可能エネルギー使用比率:95.0%(2023年度末時点)※当社及び連結子会社(JSAT International Inc.除く) ・Scope1、2におけるGHG排出量:前年度比90.9%削減 ※当社及び連結子会社の国内拠点 ・TCFDに基づく情報開示 | ||
| ・日射量予測/太陽光発電出力予測システムサービスをユーザーに提供開始し、ユーザー企業による再生可能エネルギーの活用効率や運用効率を向上させる ・チャレナジーの風力発電機と衛星通信サービスを組み合わせた脱炭素防災通信ソリューションを拡大させる | ・日射量予測/太陽光発電出力予測システムユーザー企業の太陽光発電所の出力の総計:前年度比:約8倍 ・チャレナジー風力発電案件の件数:1件 | ||
| ・廃棄物排出量を集計し、実績を開示する ・リサイクル推進に向けて、廃棄物の内訳を調査する | ・廃棄物総排出量:141.1t(内、産業廃棄物は56.0%、一般廃棄物は44.0%) ※当社及び国内連結子会社(㈱スカパー・カスタマーリレーションズの一部拠点を除く)、グループ全体の実績把握には至らず | ||
| サービス関連製品に関わるリサイクル活動を拡大する | ・番組情報媒体である会報誌の発行を終了し、デジタルコミュニケーションツールへの切り替えたことにより紙資源を削減。 | ||
| ・文具等消耗品におけるグリーン購入を開始する ・事業系へのグリーン調達導入に向けて検討を開始する | ・文具等消耗品のグリーン購入を開始※スカパーJSAT㈱、㈱スカパー・ブロードキャスティング ・事業系へのグリーン調達に向けては継続検討 | ||
| 重要課題テーマ | 宇宙環境の改善 | ![]() | |
| 短期目標・KPI | 2023年度実績 | ||
| 技術研究開発を推進する | 宇宙ごみ除去サービスを行う衛星システムの開発・製造及び本格的な事業展開に向けて、㈱Orbital Lasersを設立(2024年1月) | ||
| 重要課題テーマ | 環境や社会に寄与するイノベーションの推進 | ![]() | |
| 短期目標・KPI | 2023年度実績 | ||
| ・リモートセンシング活用事例を拡大する ・地球観測(EO)事業者、データ解析プラットフォーム事業者、データ利用事業者とのパートナーリングを拡大する | ・斜面・インフラモニタリング 「LIANA」サービスの契約数が順調に伸長 ・盛土モニタリング 自治体向けに衛星画像を利用した盛土モニタリング業務をパートナー企業とともに実施 ・衛星SAR画像 QPS研究所と幅広く連携しながら、SAR画像の応用範囲を広げるために複数の画像解析アルゴリズムを開発・実証中 | ||
| ・事業開発関係先とのパートナーシップを推進する ・事業計画を策定し(見直し含む)、アクションプランを実行する ・3GPPへの参加等を通じて標準化活動を推進する | ・パートナー企業とともにHAPS(高高度プラットフォーム)を用いた携帯端末での高速通信を実用化することを目指して研究開発を推進。 ・GEO/NGSOを連携させた将来のマルチオービット戦略を視野にLEO事業者との業務提携契約を締結 | ||
| メディア事業において顧客価値を高める新たなサービスを毎年投入し続ける | ・スカパー!ポイントプログラムを導入開始 ・スカパー!+(プラス)ネットスティック サービスのドングル(端末)を開発中 | ||
| 重要課題テーマ | 強靭な経営基盤の整備 | ![]() | |
| 短期目標・KPI | 2023年度実績 | ||
| ・コーポレートガバナンス・コードを遵守する ・重大な違反件数をゼロにする(前年度より継続) | ・コーポレートガバナンス・コードを遵守すべく取組み実施:内部統制システムに基づき安定かつ実効性のある体制維持、プライム市場が求める基準適合に向けガバナンス体制を整備(詳細は以下) -取締役会実効性評価を毎年度実施中 -2023年度開催取締役会への取締役平均出席率は100% -取締役会の取締役構成人員は9名(男性7名・女性2名)(社外5名、うち独立3名) -指名報酬委員会の構成人員は取締役5名。社外過半数を維持(議長を含め社外4名) ・重大な違反件数0件 | ||
| 開示内容を充実させ、ステークホルダーごとの対話実績や対話内容を開示する(前年度より継続) | ・機関投資家や金融機関を含むステークホルダーとの対話を積極的に実施、対話回数は前年度比約1.5倍 ・サステナビリティサイトのリニューアルを実施し、情報充実などステークホルダーとのコミュニケーションツールの利便性向上を企図 ・ポジティブ・インパクト・ファイナンスによる資金調達を実施 | ||
| ・ISMS・Pマーク認証を毎年維持する ・サイバーセキュリティを強化する | ・ISMS・Pマーク認証を維持 ・社内セキュリティ講習会や標的型攻撃メール訓練等の啓蒙活動の実施 ・当社及び連結子会社サーバへの不正アクセスを確認し、不正アクセス経路の遮断と再発防止に向けた対策を実施。引き続きサイバーセキュリティ対策の強化を実施 | ||
| 人権対応について方針を策定する | ・「スカパーJSATグループ人権方針」を制定(2023年10月) ・グループ内での教育、浸透に向けた社員研修を実施 | ||
| 重要課題テーマ | 多様な人財の活躍 | ![]() | |
| 短期目標・KPI | 2023年度実績 | ||
| ・キャリア自律促進のために手挙げ式研修プログラムを増やす、参加率を高める ・スキルギャップを明らかにするためにスキルマップ構築を進める | ・キャリア自律促進を目的とした手挙げ式研修プログラムを実施 ・教育研修資格補助制度の拡充(DXスキル底上げのためIT系資格など) ・スキルマップの作成(部署毎のタスクとスキルの可視化) | ||
| ・内発的動機を高める施策や働きかけにより、社員の意識変容を進める ・働きやすい環境整備とコミュニケーション活性化により、多様な働き方への理解浸透を図る ・育児休業復職率100%を維持する ・男性育休取得率を前年比プラスにする | ・育児休業復職率100%を維持 ・男性育休取得率:60.0%(前年度より7.8ポイント増) ・人事関連データ詳細は以下リンクにて掲載(2024年7月公開予定) https://www.skyperfectjsat.space/sustainability/esg/social/ ・多様性尊重を促す情報発信を実施 | ||
| ・エンゲージメント指標を前年より改善する ・法定検診受診率100%を目指す ・ストレスチェック受検率100%を目指す | ・エンゲージメントサーベイを実施 肯定的回答率2023年度67%(前年度66%) ※スカパーJSAT㈱ ・法廷検診受診率:98.9% ※スカパーJSAT㈱ ・ストレスチェック実施率:95.3%(前年度93.7%) ※スカパーJSAT㈱ ・労働実態の把握と適正化に向けた取り組みを実行 ・マネジメント・コーチング力強化の施策実施 | ||
| 重要課題テーマ | 次世代教育・地域共生などの社会貢献 | ![]() | |
| 短期目標・KPI | 2023年度実績 | ||
| アセットを活用した社会貢献活動を継続及び企画し推進する | ■東南アジア教育支援支援PJ ブンデスリーガジャパンツアーの実施に合わせ、SNS等を通じて賛同を募り、スカパーJSATスクールへのサッカーゴールを寄贈。スカパーJSAT杯を開催 ■次世代教育支援 ・高校生を対象としたワークショップを開催。スカパーJSAT㈱の事業についてサステナビリティ視点で動画制作を行い、次世代教育へ貢献 ・例年に続き「科学の甲子園」へ参加し、中高生へ当社グループ事業の紹介を通じて、科学への探求心や創造性の育成へ貢献 ■Satellite Crayon Project ・「海のクレヨン」「山のクレヨン」を展開中 ・児童向けイベント参加、ワークショップ等複数開催 ・タイガー魔法瓶とのコラボボトルを発売 | ||
| ・地域活性化促進を目的に、福岡ソフトバンクホークスと連携した中学生の野球大会の生中継、女子硬式野球九州大会決勝の生中継を無料放送・配信 ・コロナ禍で中止となった夏の甲子園大会を取り戻す交流試合「あの夏を取り戻せプロジェクト」を無料放送・配信 | |||
| スカパー東京メディアセンターにおける災害時の地域貢献のため地方公共団体との連携を強化する | スカパー東京メディアセンターが在する江東区との災害協定締結について継続検討中(スカパー東京メディアセンターにおける災害時の近隣住民の避難受入は整備済) | ||
重要課題テーマ「パートナーシップの促進」は、全てのマテリアリティに関わるため、個別の目標は設定しておりません。

2024年6月には重要課題テーマとマテリアリティに以下の改訂を行っております。
・ TCFDにて開示したカーボンニュートラル達成目標(2025年度までにScope 1、 Scope 2、2050年までにScope 1~Scope 3全体)を反映
・ 表現・範囲の見直しを反映
2024年度の重要課題テーマ及びマテリアリティと「2030年にむけて」ありたい姿と長期目標、短期目標・KPIの一覧は、サステナビリティサイト「目標・KPI」をご参照ください。(2024年7月公開予定)
https://www.skyperfectjsat.space/sustainability/materiality/targets_kpis/
各部門組織/グループ会社が各々の業務や事業を通じて、マテリアリティに係る目標・KPIを指標及び目標として達成に取り組む中、2023年度はサステナビリティ委員会及びサステナビリティ推進部を中心に、「環境(気候変動を含む)」「人的資本」「人権」の3つの重点領域と5つのテーマに関してグループ共通の施策も実行いたしました。
| 2023年度重点領域 | 主要な実行施策(実施時期) |
| 環境(気候変動を含む) | ・「環境基本方針」「グリーン調達方針」策定(4月) ・TCFD提言に基づく気候変動対応の見直し(6月) ・Scope 3の一部データ集計・開示(9月) https://www.skyperfectjsat.space/sustainability/library/data_e/ ・Scope 1、2カーボンニュートラル達成目標を2025年度へ5年前倒し宣言(10月) ・グループ実質再生可能エネルギー利用率95.0%達成(3月) |
| 人的資本 | ・人財戦略の策定・見直し(4月・通年) ・人事制度の改訂(4月)※スカパーJSAT㈱ |
| 人権 | ・「人権方針」の策定と社員研修(10月) |
| 2023年度活動テーマ | 主要な実行施策(実施時期) |
| マテリアリティ/目標・KPIの達成に 向けた実行サイクルの着実な進行 | ・事業ビジョンや戦略の見直しを反映したマテリアリティの見直し(4月) ・「贈収賄・腐敗防止方針」の策定と社員研修(10月~11月) ・「サプライヤーサステナビリティガイドライン」策定と重要サプライヤーに対する調達アンケートの実施(11月~3月) https://www.skyperfectjsat.space/sustainability/esg/social/procurement_survey/ |
| 外部評価対応継続 | ・各種調査への対応、外部評価等のフィードバックを踏まえた改善(通年) -CDP気候変動対応に関する調査「A-」 -FTSE Blossom Japan Sector Relative Index 初選定 -MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数 初選定 |
| 対外発信強化 | ・「サステナビリティサイト」リニューアル(9月) ・ESGデータの開示項目拡充(通年) -連結データの一部データ、コンプライアンスデータの開示開始 |
| 社内浸透 | ・社内報等のインターナルコミュニケーションの活用、勉強会・講演会開催 ・グループ会社への展開と浸透へ向けた連携強化(通年) -取締役と有識者とのダイアログ実施(6月) https://www.skyperfectjsat.space/sustainability/materiality/ |
| SDGs起点の新事業創出 社会課題解決意欲向上 | ・サステナビリティ視点での新事業創造ワークショップ開催(8月) |







