有価証券報告書-第11期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/22 14:00
【資料】
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【項目】
103項目
※5 その他
前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
防衛省より受注したXバンド事業衛星1号機は、平成28年6月の輸送中の損傷により、打ち上げ時期が変更となりました。これに伴い、以下の営業外費用及び特別損益を計上しております。
・支払利息
当初計画していた衛星調達期間以降に発生した限度借入契約に係る利息90百万円を営業外費用の「支払利息」に計上しております。
・支払手数料
本事業に関する限度借入契約の変更に係る手数料154百万円を営業外費用の「支払手数料」に計上しております。
・デリバティブ評価損
本事業に関する借入金の借入予定額の減少及び返済予定時期の変更が生じたため、当該借入金をヘッジ対象とする金利スワップ取引の一部について、ヘッジ会計の終了処理等を行ったことにより発生した損失773百万円を特別損失の「デリバティブ評価損」に計上しております。
・特別損失その他
打上時期の変更に伴い衛星打ち上げ業者に発生した損失等のうち当社グループの負担見込額668百万円を特別損失の「その他」に計上しております。
・受取損害賠償金
当社グループに発生した費用及び損失のうち衛星の輸送を行った衛星製造業者と支払合意が得られた金額972百万円を、特別利益の「受取損害賠償金」に計上しております。なお、支払合意が得られていない費用及び損失の負担を求め衛星製造業者と交渉を継続しております。
当連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
特別利益の「受取損害賠償金」1,762百万円は、Xバンド事業衛星1号機輸送中の損傷により発生した費用及び損失の損害賠償について、衛星の輸送を行った衛星製造業者と合意したことに伴い計上したものであります。