有価証券報告書-第108期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/28 12:24
【資料】
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【項目】
132項目

対処すべき課題

電力・ガスの自由化により、エネルギー業界は産業の垣根を越えた厳しい競争社会に突入しております。また、2050年に向けたカーボンニュートラル化への対応も大きな課題となってまいりました。
当社グループは、自由化の時代に相応しいビジネスモデルとして「ガス、電力、暮らし」によって構成される日本ガスプラットフォームの構築を進めておりますが、今後は再生可能エネルギーの調達を加速し、太陽光発電、バイオガス、小水力発電事業に積極的に取り組んでまいります。また、デジタルトランスフォーメーションを推進して業務の効率化とお客さまサービスの向上、新規事業の開拓に取り組むとともに、社員の資質研鑽に励み、激動する変革の時代にスピード感をもって対応していく所存です。
ロシアのウクライナ侵攻以降、エネルギー調達への懸念が世界中に拡がる中、当社グループはいかなる災禍が生じてもエネルギーの安定供給、保安の確保に向け全力を傾注し、お客さまが安心して生活を預けられる地域随一の暮らしサポート企業グループを目指してまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。