当事業年度における日本経済は新型コロナウイルス感染症拡大により、経済活動は大きく制限された。4月7日に緊急事態宣言が発出されてから、人の移動が制限され、ゴルフ場来場者が激減した中、3密を避けるためにレストランやお風呂の使用を中止し、1ラウンドスループレーでの営業を余儀なくされ、来場者数の減少と共にプレー代金の低価格化を引き起こした。6月末に緊急事態宣言が解除され通常の営業形態に戻したが、7月のほぼ一ヶ月間が天候不良に見舞われ、来場者数は更に減少した。しかしながら8月に入り、猛暑の中でも多くの来場があり、7年ぶりに3,500名を突破。9月後半に再度の天候不良があったものの、秋口に大きな台風の襲来もなく、2月まで暖冬の穏やかな好天に恵まれた。以上から、当事業年度の年間来場者数は前事業年度の21,762名を447名下回ったものの2万名を超える21,315名となった。ゴルフ場売上高は前年同期比15,641千円減少の158,439千円となった。年会費収入は会員の退会により、前年同期比3,121千円減少の54,259千円となった。会員登録料収入は新規会員の獲得増により、前年同期比2,898千円増加の6,670千円となった。転貸事業の別荘管理収入は、工事分担金2,572千円と権利金1,710千円が減収したが、仲介等の事務手数料2,563千円とサポートサービス2,797千円増加し、別荘管理収入は前年同期比544千円増加の67,278千円となった。
以上の結果、営業収益は前年同期比15,320千円(前年同期比5.1%)減少の286,646千円となった。一方、営業費用は貸倒引当金繰入24,953千円を計上したものの前年同期比11,403千円(前年同期比3.4%)減少の325,584千円となった。営業損益は前年同期比35,020千円の営業損失から3,917千円悪化し、38,937千円の営業損失となった。営業外収益は前年同期比4,123千円増加の9,443千円で、営業外費用が1,502千円減少の551千円だったため、経常損益は前年同期比31,754千円の経常損失から1,708千円増加の30,045千円の経常損失となった。当期純損益は207,363千円の減損損失の計上等により、前年同期比27,890千円の当期純損失から211,659千円悪化し、239,549千円の当期純損失となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
2021/05/28 9:10