有価証券報告書-第59期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものです。
(1)経営方針
ゴルフ場経営において営業活動による利益のためだけではなく地域の発展に寄与し、ゴルフを通じ人々の健
康で快適な生活を支え、名実共北九州一のゴルフ場になることを目指します。
(2)長期的な課題
これからは将来に向け、㈱小倉カンツリー倶楽部として他倶楽部との競争に勝ち残るための変革、改善が求められます。日本のゴルフ人口は1992年には最高の1,480万人だったものが、2015年には760万人、2016年には550万人まで約60%減少しており、もうバブル期のような時代は戻って来ません。さらに、団塊の世代の高齢化、若者のゴルフ離れ、キャディなしのゴルフ場の増加、食事付プレーなど、従来のゴルフ場にとっては深刻な時代を迎えております。当社としても円滑に健全な経営を確保するため、下記の課題に早急に取り組む必要があります。
①高齢化問題
現在、当倶楽部会員の平均年齢は60歳なかばとなっており、体に負担をかけずにプレーできる環境づくり
や、若年ゴルファーの掘り起こしによる更なる会員の新陳代謝が必要です。ゴルフ人口に大きな比率を占め
る団塊の世代や、ジュニアゴルファー受け入れの運営体制へのシフトを進めていかなくてはなりません。
②競争力の強化
運営コストの更なる節減努力を行ない、他倶楽部との価格競争力を持たねばなりません。
③コース整備の課題
自然環境及び地域環境の変化とともに、コース管理も改善、改良する対応力が求められます。
(イ)顧客満足度を高める“こころからの感謝を込めたおもてなし”をテーマに従業員のお客様へのサービ
ス向上及び施設改善が必要です。
(ロ)自然環境変化の影響で松喰虫や芝生の虫の害が異常に発生しています。さらに夏場の高温と少雨でベ
ントグリーンのストレスへの適切な対応が喫緊の課題です。
(ハ)現有するコース管理機械が老朽化してきており、コースメンテナンスの観点からも、最新機械の導入
が必要になっています。
(ニ)フェアウェイの高麗芝に混じっているティフトン芝の張替え、フェアウェイ芝のサッチング等の更新
作業が大きな課題となっています。
④倶楽部ハウス及び設備の課題
開場55年を経て倶楽部ハウスの老朽化が進んでいます。建物及び設備のメンテナンスと更新をし、快適な
倶楽部を維持していきたいと考えております。
(3)将来のゴルフ人口の変化への対処
ゴルフ人口の減少化は今後、急激に進んでいきます。特に団塊の世代の高齢化の進む2020年以降は人口の減少化とともに、メンバーの平均来場回数も大幅に減少することかが予想されます。経費のさらなる削減や分譲用宅地の資金化を図り、運営資金を確保しなければなりません。しかし、経費の節減も限度があり、各倶楽部も営業体系の改革が始まる可能性が大きくなると思われます。当倶楽部もゴルフ人口の減少と歩調を合わせるように倶楽部の会員数も減少しております。第54期末(6年前)は会員数1,058人でしたが、第59期末は974人であり、6年間で84人減少しています。また、第59期末の会員の年齢構成をみますと、平均年齢が第54期末(6年前)は60.0才でしたが、第59期末は65.4才です。なお現在は70才以上が3割以上を占めております。
小倉カンツリー倶楽部が、その時に生き残るコースになるためには、コースの満足度を高めることはもちろん、運営コストの更なる削減を行い価格競争力を持つこと、さらに現在の会員制度を見直し新規の会員獲得を見据えた会員制度の改革と将来の経営基礎を確立する為のグランドデザインを策定することが急務です。
現在約1,000名の会員を擁する当社の経営を支える来場者は、44%をメンバーが支えています。メンバーの来場者の最も多い世代は60歳台、さらに50歳台が続いています。現状の環境のままの努力では到底打開できません。会員の高齢化即ち来場者減少の傾向は続きます。現在倶楽部来場の男女比は男性9割、女性1割位です。今後の展望としては、女性客のニーズに適した倶楽部創りこそ生き残りのポイントとなります。その具体的施策をどこよりも速やかに実施することが求められます。また、プレー料金がメンバーとビジターの格差がない現在の状況で、いかに新規メンバーの確保を図るかが難しい課題となります。
(1)経営方針
ゴルフ場経営において営業活動による利益のためだけではなく地域の発展に寄与し、ゴルフを通じ人々の健
康で快適な生活を支え、名実共北九州一のゴルフ場になることを目指します。
(2)長期的な課題
これからは将来に向け、㈱小倉カンツリー倶楽部として他倶楽部との競争に勝ち残るための変革、改善が求められます。日本のゴルフ人口は1992年には最高の1,480万人だったものが、2015年には760万人、2016年には550万人まで約60%減少しており、もうバブル期のような時代は戻って来ません。さらに、団塊の世代の高齢化、若者のゴルフ離れ、キャディなしのゴルフ場の増加、食事付プレーなど、従来のゴルフ場にとっては深刻な時代を迎えております。当社としても円滑に健全な経営を確保するため、下記の課題に早急に取り組む必要があります。
①高齢化問題
現在、当倶楽部会員の平均年齢は60歳なかばとなっており、体に負担をかけずにプレーできる環境づくり
や、若年ゴルファーの掘り起こしによる更なる会員の新陳代謝が必要です。ゴルフ人口に大きな比率を占め
る団塊の世代や、ジュニアゴルファー受け入れの運営体制へのシフトを進めていかなくてはなりません。
②競争力の強化
運営コストの更なる節減努力を行ない、他倶楽部との価格競争力を持たねばなりません。
③コース整備の課題
自然環境及び地域環境の変化とともに、コース管理も改善、改良する対応力が求められます。
(イ)顧客満足度を高める“こころからの感謝を込めたおもてなし”をテーマに従業員のお客様へのサービ
ス向上及び施設改善が必要です。
(ロ)自然環境変化の影響で松喰虫や芝生の虫の害が異常に発生しています。さらに夏場の高温と少雨でベ
ントグリーンのストレスへの適切な対応が喫緊の課題です。
(ハ)現有するコース管理機械が老朽化してきており、コースメンテナンスの観点からも、最新機械の導入
が必要になっています。
(ニ)フェアウェイの高麗芝に混じっているティフトン芝の張替え、フェアウェイ芝のサッチング等の更新
作業が大きな課題となっています。
④倶楽部ハウス及び設備の課題
開場55年を経て倶楽部ハウスの老朽化が進んでいます。建物及び設備のメンテナンスと更新をし、快適な
倶楽部を維持していきたいと考えております。
(3)将来のゴルフ人口の変化への対処
ゴルフ人口の減少化は今後、急激に進んでいきます。特に団塊の世代の高齢化の進む2020年以降は人口の減少化とともに、メンバーの平均来場回数も大幅に減少することかが予想されます。経費のさらなる削減や分譲用宅地の資金化を図り、運営資金を確保しなければなりません。しかし、経費の節減も限度があり、各倶楽部も営業体系の改革が始まる可能性が大きくなると思われます。当倶楽部もゴルフ人口の減少と歩調を合わせるように倶楽部の会員数も減少しております。第54期末(6年前)は会員数1,058人でしたが、第59期末は974人であり、6年間で84人減少しています。また、第59期末の会員の年齢構成をみますと、平均年齢が第54期末(6年前)は60.0才でしたが、第59期末は65.4才です。なお現在は70才以上が3割以上を占めております。
小倉カンツリー倶楽部が、その時に生き残るコースになるためには、コースの満足度を高めることはもちろん、運営コストの更なる削減を行い価格競争力を持つこと、さらに現在の会員制度を見直し新規の会員獲得を見据えた会員制度の改革と将来の経営基礎を確立する為のグランドデザインを策定することが急務です。
現在約1,000名の会員を擁する当社の経営を支える来場者は、44%をメンバーが支えています。メンバーの来場者の最も多い世代は60歳台、さらに50歳台が続いています。現状の環境のままの努力では到底打開できません。会員の高齢化即ち来場者減少の傾向は続きます。現在倶楽部来場の男女比は男性9割、女性1割位です。今後の展望としては、女性客のニーズに適した倶楽部創りこそ生き残りのポイントとなります。その具体的施策をどこよりも速やかに実施することが求められます。また、プレー料金がメンバーとビジターの格差がない現在の状況で、いかに新規メンバーの確保を図るかが難しい課題となります。