半期報告書-第39期(平成27年2月1日-平成28年1月31日)

【提出】
2015/10/30 9:14
【資料】
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【項目】
64項目

業績等の概要

(1)業績
当中間連結会計期間における、当社グループの営業概況について、プロ野球公式戦の開催試合数は、前年同期に比べ6試合多い43試合の開催となり、公式入場者数は1,092千人、前年同期比330千人増加しました。
また、その他催し物及びアマチュア利用では、恒例のプロ野球オープン戦・県高校野球大会・都市対抗野球神奈川県予選などのほか、「リアル脱出ゲーム」等を開催しましたが、前年開催したコンサートがなかったことにより、入場者数は366千人、前年同期比26千人減少しましたが、総入場者数は1,458千人、前年同期比304千人増加となりました。
この結果、当中間連結会計期間の売上高は、2,208,213千円、前年同期比343,275千円(18.4%)増加し、売上原価も1,811,376千円、前年同期比198,072千円(12.2%)増加したことにより、営業利益では201,631千円、前年同期比135,190千円(203.4%)増加し、税金等調整前中間純利益では、有価証券利息の増加に伴う営業外収益の増加により375,107千円、前年同期比218,201千円(139.0%)増加となりました。
当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しておりますが、部門別の業績を示すと次のとおりであります。
球場部門につきましては、プロ野球公式戦試合数の増加、プロ野球公式戦入場者数の増加などにより売上高は377,475千円、前年同期比88,754千円(30.7%)増加となりました。
販売部門につきましては、球場部門と同様の理由により、全体の売上高は1,242,390千円、前年同期比240,126千円(23.9%)増加となりました。
広告部門につきましては、広告業界の厳しい経営環境が続いているものの、広告掲出契約額が微増したため売上高も482,804千円、前年同期比1,103千円(0.2%)と微増となりました。
業務受託部門につきましては、売上高は、前年と同額の20,952千円となりました。
その他部門につきましては、イベント数が前年に比べ増加したことなどにより売上高は84,590千円、前年同期比13,290千円(18.6%)増加となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前中間純利益が375,107千円(前年同期比239.0%)となり、営業活動によるキャッシュ・フローの増加のほか、投資有価証券の償還が400,000千円あったものの、投資有価証券の取得597,332千円、設備工事負担金の支出856,075千円があったため、前連結会計年度末に比べ398,035千円の減少となり、当中間連結会計期間末は2,035,495千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動による資金の増加は873,739千円(前年同期は890,681千円の資金の増加)となりました。これは、税金等調整前中間純利益が375,107千円となり、前受収益の増加及び受取利息及び配当金の受取額が増加したことなどにより増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動による資金の減少は1,076,489千円(前年同期は498,723千円の資金の減少)となりました。これは、投資有価証券の償還が400,000千円あったものの、投資有価証券の取得597,332千円、設備工事負担金の支出856,075千円があったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動による資金の減少は、195,285千円(前年同期は194,744千円の資金の減少)となりました。これは、配当金の支払額174,000千円とリース債務の返済による支出21,285千円によるものであります。