有価証券報告書-第32期(平成29年9月1日-平成30年8月31日)

【提出】
2018/11/29 14:40
【資料】
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【項目】
54項目

有報資料

(1)経営方針
当社は、わが国では稀な、会員が協力して運営にあたっているゴルフ場として内外から高い評価を得ております。今後は、従来にも増してブリックアンドウッドクラブ会員のご協力を戴いて、平成22年7月15日に手続きを開始し平成23年2月22日に終結した民事再生手続の終結後に残された長期借入金を返済し、また収入を一層安定化させて財務基盤をより強固にして、クラブ会員のニーズに十分応えられるようにしていく方針であります。
(2)対処すべき課題
当社の最大の課題は、会員募集による長期借入金の返済と会員制クラブに相応しい収益力の強化であります。
当社は設備資金調達のため多額の外部負債を保有しておりました。そこでこの設備資金を自己資金でまかなうべく新株式の発行並びに終身会員の募集による債務の返済を進めてまいりました。この間様々な増収策と経費の節減策を実行に移した結果、近年では一時的収入である入会金収入を除いても経常利益並びに当期純利益とも黒字を確保出来るようになりました。しかしながらこれだけでは、第20期事業年度(平成17年9月1日から平成18年8月31日)に減損損失計上により発生した債務超過の状態を脱却するにはあまりにも長期間を要しこの間の状況の変化に対応できるとは言い難い状況にありましたので、平成22年7月13日に東京地方裁判所に対し民事再生手続開始の申立を行い、平成23年2月22日に民事再生手続終結の決定を受け、第26期事業年度には債務超過から脱却することができました。
4期前の第28期事業年度は、当ゴルフ場周辺の高速道路事情の変化による集客条件の相対的悪化に加え、冬季の雪害もあり経常利益が2百万円の赤字となりましたが、第29期事業年度以降は黒字に転換することが出来ました。ゴルフ場経営を取り巻く環境はますます厳しさを増す中、当事業年度も新入会員と親族会員の増加により経常利益を20百万円確保出来ました。今後とも経常利益の黒字を確保することが重要な課題であります。
民事再生手続の中で、別除権として残された株式会社コジローからの長期借入金の当事業年度末残高371百万円は、平成18年ごろに当社が銀行からの借入金の返済を迫られ苦境に立たされた際に、当社の経営を安定化するために、ブリックアンドウッドクラブの会員有志が同社に資金を出し合い銀行からの借入を肩代わりした事によるもので、現在株式会社コジローには会員有志からの借入金が230百万円残っております。これは、当社が同社に借入金を返済する事により有志の方々に返済される予定のものです。民事再生手続きが終結した現在、出来るだけ早期にこれを完済するためにも、経営を一層安定させ、会員にとってより居心地のよいクラブを目指します。

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