当第1四半期連結累計期間の日本経済は、消費税率引き上げに伴う反動の影響を受けたものの、企業収益の改善を背景とした設備投資の増加、雇用や賃金の持ち直し等により、景気は緩やかな回復基調を維持しました。一方、世界的には、米国経済は堅調に推移しているものの、新興国の成長鈍化懸念や相次ぐ政情不安により先行き不透明な状況が続きました。
こうした環境下、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、日本国内では、当社単体の売上高が4月こそ消費税率引き上げの影響などにより、前年同月比でマイナスとなったものの、5月にはプラスに転じ、6月には2014 FIFA ワールドカップ ブラジルの貢献もあり、前年同月比4.2%増となりました。また、当第1四半期連結累計期間における電通イージス・ネットワークの売上総利益のオーガニック・グロースは、昨年来獲得した新規クライアントの貢献もあり、前年同期比9.6%増と二桁近い伸びを記録しました。地域別で見ても、EMEA(同10.6%増)、Americas(同4.7%増)、APAC(同14.8%増)、いずれも前年同期を上回りました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は5,382億56百万円(前年同期比4.7%増)、売上総利益は1,349億16百万円(同9.8%増)、のれん等償却前営業利益は120億62百万円(同20.2%増)となりました。季節的に当第1四半期連結累計期間は、売上高および売上総利益が他の四半期に比べて少ないことに加え、のれん等償却額は均等に計上していることなどから、営業損失は1億53百万円(前年同期は営業損失7億17百万円)となりましたが、持分法投資利益の増加、支払利息の減少などにより、経常利益は34億63百万円(同138.8%増)、四半期純損失は7億35百万円(前年同期は四半期純損失36億98百万円)となりました。なお、のれん等償却前営業利益は、会計上の営業利益に、買収により生じたのれん償却額およびその他無形固定資産償却額を足し戻したものです。
2014/08/12 15:34