有価証券報告書-第176期(2024/01/01-2024/12/31)

【提出】
2025/03/28 14:10
【資料】
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【項目】
151項目
(1) 2030サステナビリティ戦略
当社グループにとってサステナビリティとは、パーパスである「an invitation to the never before. 私たちは、多様な視点を持つ人々とつながりながら、かつてないアイデアやソリューションを生み出し、社会や企業の持続的な発展を実現するために存在しています。」を前提とし、経営方針「B2B2S(Business to Business to Society)」のもと、顧客企業と共に社会課題を解決し、社会全体の持続的成長を実現していく経営の中核であります。自社の短期的利益だけでなく、社会の中長期の持続性を重視するという価値観をステークホルダーと共有し、ともに実現していくことを目指しております。
当グループのサステナビリティ戦略は、困難な社会課題を解決する未来のアイデアを生み出していくことです。
2024年、新たにアップデートした「2030サステナビリティ戦略」では、「PEOPLE:私たち一人ひとりがもつ力の最大化」「PLANET:地球環境と社会の持続可能性」「INNOVATION:新しいアイデアやソリューションの創造」の3つの重点領域にわたって、①企業倫理とコンプライアンス / データセキュリティ、②DEI、③人的資本の開発、④気候変動へのアクション、⑤イノベーションに導くリーダーシップの5つの取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定いたしました。
これらの重要課題は、パーパスの実現とともに、ステークホルダーに対する企業価値を最大化するため、「経営視点での重要性」と「ステークホルダー視点での重要性」の2軸の分析によって策定いたしました。策定の過程では、当社グループの現状と将来を見据えた経営戦略やビジネスモデル、グループリスク委員会が管理するグループ経営上のリスク項目さらには取締役会やサステナビリティ関連会議資料等を分析対象としております。
また、2030サステナビリティ戦略の進捗と、5つの重要課題への取り組みの状況は、年4回開催されるグループサステナビリティ委員会を通じて管理しております。全てのアクションプランとKPIが達成されるよう、委員会メンバーと担当部門は相互に連携しております。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
2030サステナビリティ戦略

(注)1.「2030サステナビリティ戦略」の詳細についてはHP(https://www.group.dentsu.com/jp/philosophy/sustainability-strategy-2030.html)をご覧ください。
2.マテリアリティ策定過程の詳細については、HP(https://www.group.dentsu.com/jp/philosophy/materiality.html)をご覧ください。