有価証券報告書-第64期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/25 14:25
【資料】
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【項目】
177項目
(5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、株式の政策保有に関する方針について以下のとおり定めております。
保有目的が適切か、保有に伴う収益が資本コストに見合っているか等を総合的に検討し、当社の企業価値向上に資すると判断できない場合には売却を検討する。
なお、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式としておりますが、当社においては保有をしておりません。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社は、継続的に保有先企業の財政状態及び経営成績の状況についてモニタリングを実施するとともに、個別銘柄ごとに下記の項目等について、定量的な観点とあわせ定性的な観点も踏まえ、総合的に保有の適否を判断しており、その検証結果については毎年度1回、取締役会に報告しております。なお、当事業年度においては11月開催の取締役会に報告いたしました。
⦅定量項目⦆
イ.直近の取引額・収益
ロ.受取配当額・株式評価損益
ハ.資本コストを踏まえた期待収益と保有に伴う便益等との比較
⦅定性項目⦆
イ.取得経緯
ロ.将来的な取引構想や可能性
ハ.保有しない場合の取引の存続・安定性等に係るリスク
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
銘柄数
(銘柄)
貸借対照表計上額の
合計額(百万円)
非上場株式406,246
非上場株式以外の株式122,641

(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
銘柄数
(銘柄)
株式数の増加に係る取得
価額の合計額(百万円)
株式数の増加の理由
非上場株式63,798インドネシアでクレジットカード事業を展開するフィンテック企業への出資、およびOricoDigitalFund等を活用したビジネス拡大へのシナジーを期待した出資
非上場株式以外の株式---

(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
銘柄数
(銘柄)
株式数の減少に係る売却
価額の合計額(百万円)
非上場株式1119
非上場株式以外の株式11,788

Orico Digital Fund及びOrico Sustainability Fund枠からの出資及びその他ファンド出資を除いた政策保有株式銘柄数の推移
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c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果
及び株式数が増加した理由
当社の株式の
保有の有無
株式数(千株)株式数(千株)
貸借対照表計上額
(百万円)
貸借対照表計上額
(百万円)
京成電鉄株式会社319319同社株式は、カード・融資事業における提携カード(京成カード)取引等の円滑化のため保有しております。定量的な保有効果については取引先との関係上記載が困難でありますが、定量的な観点とあわせ定性的な観点も踏まえ十分な保有効果があると判断しております。
1,9641,299
株式会社Olympicグループ255255同社株式は、カード・融資事業における提携カード(OSCカード)取引等の円滑化のため保有しております。定量的な保有効果については取引先との関係上記載が困難でありますが、定量的な観点とあわせ定性的な観点も踏まえ十分な保有効果があると判断しております。
134133
株式会社ヨンドシーホールディングス6565同社株式は、個品割賦事業におけるショッピングクレジット取引等の円滑化のため保有しております。しかしながら当事業年度末に売却の合意に至っており、以降、市場環境を勘案のうえ全保有株式の売却を予定しております。
121116


銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果
及び株式数が増加した理由
当社の株式の
保有の有無
株式数(千株)株式数(千株)
貸借対照表計上額
(百万円)
貸借対照表計上額
(百万円)
株式会社筑邦銀行6868同社株式は、銀行保証事業及び財務取引の円滑化のため保有しております。定量的な保有効果については取引先との関係上記載が困難でありますが、定量的な観点とあわせ定性的な観点も踏まえ十分な保有効果があると判断しております。
10893
エステールホールディングス株式会社135135同社株式は、個品割賦事業におけるショッピングクレジット取引等の円滑化のため保有しております。定量的な保有効果については取引先との関係上記載が困難でありますが、定量的な観点とあわせ定性的な観点も踏まえ十分な保有効果があると判断しております。
8882
株式会社プロクレアホールディングス4646同社株式は、銀行保証事業及び財務取引の円滑化のため保有しております。定量的な保有効果については取引先との関係上記載が困難でありますが、定量的な観点とあわせ定性的な観点も踏まえ十分な保有効果があると判断しております。
8596
株式会社シーボン3636同社株式は、個品割賦事業におけるショッピングクレジット取引等の円滑化のため保有しております。しかしながら当事業年度末に売却の合意に至っており、以降、市場環境を勘案のうえ全保有株式の売却を予定しております。
5257
株式会社イエローハット2323同社株式は、カード・融資事業における提携カード(イエローハットクレジット&ポイントカード等)取引等の円滑化のため保有しております。定量的な保有効果については取引先との関係上記載が困難でありますが、定量的な観点とあわせ定性的な観点も踏まえ十分な保有効果があると判断しております。
4743
共同印刷株式会社55同社株式は、カード発券及び印刷関連取引の円滑化のため保有しております。定量的な保有効果については取引先との関係上記載が困難でありますが、定量的な観点とあわせ定性的な観点も踏まえ十分な保有効果があると判断しております。
1915
株式会社タカキュー120120同社株式は、個品割賦事業におけるショッピングクレジット取引及びカード・融資事業における提携カード(タカキューメンバーズカード等)取引等の円滑化のため保有しております。定量的な保有効果については取引先との関係上記載が困難でありますが、定量的な観点とあわせ定性的な観点も踏まえ十分な保有効果があると判断しております。
119


銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果
及び株式数が増加した理由
当社の株式の
保有の有無
株式数(千株)株式数(千株)
貸借対照表計上額
(百万円)
貸借対照表計上額
(百万円)
株式会社宮崎太陽銀行44同社株式は、銀行保証事業における取引円滑化のため保有しております。定量的な保有効果については取引先との関係上記載が困難でありますが、定量的な観点とあわせ定性的な観点も踏まえ十分な保有効果があると判断しております。
64
株式会社東葛ホールディングス22同社株式は、個品割賦事業におけるオートローン取引等の円滑化のため保有しております。定量的な保有効果については取引先との関係上記載が困難でありますが、定量的な観点とあわせ定性的な観点も踏まえ十分な保有効果があると判断しております。
10
株式会社オークネット-1,296当事業年度において保有株式を売却致しました。なお、売却後についても個品割賦事業におけるオートローンにおいて良好な取引関係を継続しております。
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(注)「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
当社は純投資目的である投資株式を保有しておりません。