訂正有価証券報告書-第55期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/10/21 11:05
【資料】
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【項目】
131項目
34.金融商品
(1)資本管理
当社グループは、持続的な成長を通じて、企業価値を最大化するために、健全な財務体質を構築・維持することを資本管理の基本方針としております。当該基本方針に基づいて、獲得した資金の事業への投資及び配当等による株主への還元を行っております。
当社が資本管理において用いる主な指標は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
自己資本額(千円)10,630,02413,220,305
自己資本比率(%)46.746.7

(注)1.自己資本額:親会社の所有者に帰属する持分合計
2.自己資本比率:自己資本額/負債及び資本合計
これらの指標については、経営者に定期的に報告され、モニタリングしております。
なお、当社グループが適用を受ける重要な資本規制はありません。
(2)財務上のリスク管理
当社グループは、経営活動を行う過程において、財務上のリスク(信用リスク・流動性リスク・金利リスク・市場価格の変動リスク)に晒されており、当該財務上のリスクを軽減するために、一定の方針に基づきリスク管理を行っております。
(3)信用リスク管理
当社及び子会社は、国内外の取引先に対し、営業債権、貸付金、保証その他の形で信用供与を行っております。
取引先の信用状況の悪化や経営破綻等により、これらの債権等が回収不能となる、あるいは、商取引が継続できないことにより、取引当事者としての義務を果たせず、契約履行責任を負担することとなる等の信用リスクを有しております。そのため、当社及び子会社では、信用供与の実施に際して、信用限度額の設定及び必要な担保・保証等の取得等を通じたリスク管理を行うことでリスクの軽減に努めるとともに、取引先の信用力、回収状況及び滞留債権の状況等に基づいて予想信用損失を見積り、貸倒引当金を設定しております。
なお、当社及び子会社は、特定の相手先に対して過度に集中した信用リスクのエクスポージャーを有しておりません。
貸倒引当金の算定に際しては、金融商品の信用リスクの程度に応じて次の3つのステージに区分し、ステージごとに予想信用損失を見積もっております。
・ステージ1:当初認識以降、信用リスクが著しく増大していない金融商品
・ステージ2:当初認識以降、信用リスクが著しく増大している金融商品
・ステージ3:信用減損している金融商品
外部信用格付BB以下の取引先、または、外部信用格付のない取引先については、期末日時点で30日超の支払遅延または支払期日延長の要請があった場合や、信用不安事象が発生した場合には、その原因が一時的なものであり、債務不履行のリスクが低く、近い将来に契約上のキャッシュ・フローを支払う能力を有していると判断される場合を除き、信用リスクが著しく増大したものと判定し、ステージ2に区分しております。また、期末日時点で債務者の重大な財政的困難等に起因する90日超の支払遅延または支払期日延長の要請があった場合等、契約上のキャッシュ・フローの回収可能性が懸念されるものであると判断された場合には、債務不履行とみなし、信用減損が発生しているものと判定し、ステージ3に区分しております。
ステージ1に区分される金融商品については、信用リスク格付けごとの貸倒実績、債務者の現在の財政状態、債務者特有の要因等に将来予測を勘案した引当率に基づき、12か月の予想信用損失により貸倒引当金の額を算定しております。ステージ2に区分される金融商品については、信用リスク格付けごとの貸倒実績、債務者の現在の財政状態、債務者特有の要因等に将来予測を勘案した引当率に基づき、全期間の予想信用損失により貸倒引当金の額を算定しております。ステージ3に区分される金融商品については、契約上のキャッシュ・フローと回収可能なキャッシュ・フローとの差額を見積り、全期間の予想信用損失により貸倒引当金の額を算定しております。
但し、営業債権及び契約資産については、ステージ1とステージ2を区分せず、常に全期間の予想信用損失により貸倒引当金の額を算定しております。
なお、金融商品の全部または一部が回収不能であると判断される場合には、直接償却を行っております。
連結財務諸表に表示されている金融資産の減損後の帳簿価額、並びに保証及び資金供与に関する契約金額は、担保の評価額を加味していない、当社及び子会社の金融資産に対する信用リスクの最大エクスポージャーです。
貸倒引当金の増減は以下のとおりであります。
(単位:千円)
12ヶ月の予想
信用損失と
等しい金額で
計上されて
いるもの
全期間の予想信用損失と同額で計上されるもの合計
信用減損
金融資産
でない資産に
係るもの
信用減損
金融資産に
係るもの
営業債権及び契約資産に
係るもの
2020年4月1日残高-----
当期増加額--3,496-3,496
当期減少額(目的使用)-----
当期減少額(戻入)-----
その他の増減-----
2021年3月31日残高--3,496-3,496
当期増加額---1,7691,769
当期減少額(目的使用)-----
当期減少額(戻入)--3,152-3,152
その他の増減-----
2022年3月31日残高--3441,7692,113

前連結会計年度及び当連結会計年度において、直接償却をした金融資産はありません。
また、前連結会計年度及び当連結会計年度において貸倒引当金の変動に影響を与えるような総額での帳簿価額の著しい増減はありません。
営業債権及び契約資産に係る帳簿価額、及びこれらに対する貸倒引当金の期日別分析は以下のとおりであります。
前連結会計年度(2021年3月31日)
(単位:千円)
期日経過前30日以内30日超
-90日以内
90日超経過合計
営業債権及び契約資産5,815,467--3,6605,819,127
全期間の予想信用損失---3,4963,496
予想信用損失率(%)0.0--95.50.1

当連結会計年度(2022年3月31日)
(単位:千円)
期日経過前30日以内30日超
-90日以内
90日超経過合計
営業債権及び契約資産7,754,544--5417,755,085
全期間の予想信用損失1,769--3442,113
予想信用損失率(%)0.0--63.40.0

(4)流動性リスク管理
流動性リスクは、当社グループが期限の到来した金融負債の返済義務を履行するにあたり、支払期日にその支払を実行できなくなるリスクであります。
当社グループは、適切な返済資金を準備するとともに、金融機関より随時利用可能な信用枠を確保し、継続的にキャッシュ・フローの計画と実績をモニタリングすることで流動性リスクを管理しております。
金融負債の期日別残高は以下のとおりであります。
前連結会計年度(2021年3月31日)
(単位:千円)
帳簿価額契約上の
キャッシュ
・フロー
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
営業債務及びその他債務1,777,6211,777,6211,777,621-----
1年内返済予定の
長期借入金
42,90042,90042,900-----
長期借入金314,770314,770-42,900228,97042,900--
リース負債(流動)369,341376,733376,733-----
リース負債(非流動)1,357,3851,393,904-157,900153,331144,844137,733800,096
その他の金融負債(流動)198,979198,979198,979-----
その他の金融負債(非流動)62,976-------
合計4,123,9724,104,9072,396,233200,800382,301187,744137,733800,096

(注)1.長期借入金のうち従業員持株E-Ship信託に係るものは、分割返済日ごとの返済期限の定めがありませんので、満期日に一括して記載をしております。
2.その他の金融負債(非流動)は役員退職慰労金制度の廃止に伴う打切り支給額であり、支払時期を予測することが困難であることから、キャッシュ・フローの記載を省略しております。
当連結会計年度(2022年3月31日)
(単位:千円)
帳簿価額契約上の
キャッシュ
・フロー
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
営業債務及びその他債務2,328,3882,328,3882,328,388-----
1年内返済予定の
長期借入金
56,02456,02456,024-----
長期借入金308,522308,522-142,88456,00456,00453,630-
リース負債(流動)687,952703,856703,856-----
リース負債(非流動)3,076,2693,120,388-699,928680,384657,711287,267795,098
その他の金融負債(流動)325,648325,648325,648-----
その他の金融負債(非流動)68,13115,15510,5634,592----
合計6,850,9346,857,9813,424,479847,404736,388713,715340,897795,098

(注)1.長期借入金のうち従業員持株E-Ship信託に係るものは、分割返済日ごとの返済期限の定めがありませんので、満期日に一括して記載をしております。
2.その他の金融負債(非流動)に含まれる役員退職慰労金制度の廃止に伴う打切り支給額の一部は、支払時期を予測することが困難であることから、キャッシュ・フローの記載を省略しております。
(5)金利リスク管理
当社グループは、従業員持株E-Ship信託設定に伴う借入および投資有価証券取得のための借入を行っております。当該借入金は変動金利による借入であり金利変動リスクに晒されております。
当社グループは、金利変動リスクを軽減するために、市場金利の状況を勘案し必要に応じて金利スワップ等により金利変動リスクのヘッジを行う予定です。なお、当該借入金にかかる金利の変動が当社グループの損益に与える影響は軽微であるため、金利感応度分析の結果については記載を省略しております。
(6)市場価格の変動リスク管理
当社グループは、資本性金融商品(株式)から生じる株価の変動リスクに晒されております。
当社グループは、業務上の関係を有する企業を中心に市場性のある株式を保有しております。これらの株式については、その保有について毎年合理性を確認し、保有継続の可否及び株式数の見直しを実施しております。また、これらの株式はすべてその他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産に指定しており、株価変動に対する純損益への影響はありません。
各報告期間において、保有する資本性金融商品の市場価格が10%変動した場合に、連結包括利益計算書のその他の包括利益(税効果控除前)に与える影響は以下のとおりであります。
ただし、本分析においては、その他の変動要因は一定であることを前提としております。
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
その他の包括利益(税効果控除前)24,49325,594

(7)金融商品の公正価値
① 公正価値ヒエラルキーのレベル別分類
公正価値で測定される金融商品について、測定に用いた評価技法へのインプットの観察可能性に応じて算定した公正価値を以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格(無調整)
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
② 公正価値で測定される金融商品
公正価値で測定される主な金融商品の測定方法は、以下のとおりであります。
(ⅰ)株式
株式は非流動資産のその他の金融資産に含まれ、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類しております。株式については、レベル1に区分されているものは活発な市場で取引されている上場株式であり、取引所の市場価格によって評価しております。レベル3に区分されているものは非上場株式及び出資金であり、純資産に基づく評価モデル又はその他の適切な評価技法を用いて測定しております。
(ⅱ)保険積立金
保険積立金は非流動資産のその他の金融資産に含まれ、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類しております。保険積立金については、払戻しに伴う契約上の重要な制約がないため、解約払戻金により測定しており、レベル3に区分しております。
(ⅲ)債券
債券は非流動資産のその他の金融資産に含まれ、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産及び純損益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類しております。債券については、活発な市場における市場価格が存在しないため、観察可能な市場データを用いて公正価値を測定しており、レベル2に区分しております。
(ⅳ)投資信託
投資信託は非流動資産のその他の金融資産に含まれ、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類しております。投資信託については、相場価格等により測定しており、レベル2に区分しております。
(ⅴ)施設利用権
施設利用権は非流動資産のその他の金融資産に含まれ、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産及び純損益を通じて公正価値で測定される金融資産に分類しております。施設利用権については、相場価格等により測定しており、レベル2に区分しております。
公正価値で測定される金融商品の公正価値ヒエラルキーは、以下のとおりであります。
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。各年度において、公正価値レベル1とレベル2の間の重要な振替は行われておりません。
前連結会計年度(2021年3月31日)
(単位:千円)
レベル1レベル2レベル3合計
公正価値で測定される金融資産:
純損益を通じて公正価値で測定
する金融資産
債券-324,218-324,218
施設利用権-84,380-84,380
保険積立金--57,21957,219
投資信託-124,680-124,680
その他の包括利益を通じて公正
価値で測定する金融資産
株式244,925-44,219289,144
債券-505,460-505,460
施設利用権65-65
その他--1,0101,010
合計244,9251,038,803102,4481,386,176

当連結会計年度(2022年3月31日)
(単位:千円)
レベル1レベル2レベル3合計
公正価値で測定される金融資産:
純損益を通じて公正価値で測定
する金融資産
債券-500,593-500,593
施設利用権-103,446-103,446
保険積立金--50,54050,540
投資信託-146,400146,400
その他の包括利益を通じて公正
価値で測定する金融資産
株式547,141-43,046590,187
債券-201,260-201,260
施設利用権2,6252,625
その他--1010
合計547,141954,32493,5961,595,061

レベル3に分類された金融商品の期首から期末までの変動は以下のとおりであります。
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
期首残高94,976102,448
利得又は損失合計7,3465,258
純損益(注)17,3465,258
その他の包括利益--
購入12,500-
売却又は解約△12,374△ 14,110
期末残高102,44893,596
報告期間末に保有している資産について純損益に計上された当期の未実現損益の変動(注)21,926268

(注)1.純損益に含まれている利得又は損失は、各報告期間の末日時点の純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれております。
2.連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれております。
なお、観察可能でないインプットの変動による影響額の重要性はありません。レベル3に区分される公正価値測定についての評価プロセスに関して、財務部門責任者により承認された評価方針及び手続きに従い、財務部門担当者が四半期ごとに公正価値を測定しております。
③ 償却原価で測定される金融商品
償却原価で測定される主な金融商品に係る公正価値の測定方法は、以下のとおりであります。
(ⅰ)現金及び現金同等物(公正価値で測定される短期投資を除く)、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務
これらは短期間で決済されるものであるため、帳簿価額が公正価値と近似しております。
(ⅱ)借入金
借入金の公正価値は、残存期間における元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。観察可能な市場データを利用して公正価値を算出しているため、レベル2に分類しております。
(ⅲ)敷金保証金
敷金保証金の公正価値は帳簿価額に近似することから当該帳簿価額によっております。
償却原価で測定される主な金融商品の帳簿価額と公正価値は、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっているため記載をしておりせん。

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