訂正有価証券報告書-第43期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/26 16:25
【資料】
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【項目】
155項目
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題
わが国の経済は、貿易摩擦による世界経済の減速に加えて、消費増税を控え国内景気に対する減速懸念が強まっており、先行きに対する不透明感が増しております。しかしながら、人手不足などを背景に省力化や生産性の向上に向けた設備投資やサービスに対する需要及びインバウンド関連への投資が底堅く推移すると予想されます。当社の収益環境においては、米国の利上げ観測後退により、歴史的な金融緩和策の当面維持が見込まれ、リース会社のみならず金融機関との競争の激化が継続することで、厳しい状況が続くものと認識しております。
さらに少子高齢化や生産年齢人口割合の低下など人口動態の変化や新技術(AI、IoT、フィンテックなど)を活用した新しいビジネスの発展により、当社グループを取り巻く事業環境は大きく変化することが予想されます。
こうした環境下、当社グループは、2017年度にスタートした3ヵ年の中期経営計画のもと、事業基盤の強化と新しい成長領域の創出を図るとともに、働き方改革の推進、人員とITインフラの強化の推進により組織能力を高め、更なる成長に向けた基盤作りを進めてまいります。
①中期経営計画ビジョン:「リース」の先へ
今中期経営計画期間である2017年度から2019年度を、“「リース」の先へ”に向かう成長期として位置づけ、基盤事業周辺の新事業へ進出し、これまで取り組んでいない事業領域やリスクにチャレンジしながらお客様の期待を先取りした事業・商品を研究・開発することで、更なる成長の基盤を築いてまいります。そして、次の中期経営計画期間で“「リース」の先へ”に到達し、リースや金融だけでなく、環境・社会・お客様の発展に役立つサービス・商品を提供できる企業へと進化することを目指します。
②中期経営計画の戦略
Ⅰ.事業成長戦略
イ.ベンダーとのアライアンス強化と顧客網の最大活用による揺るぎない営業基盤づくり
当社が保有する約40万社の顧客網に対する接点活動を強化しながら、ベンダーに対する有効なオファリングモデルの提供と戦略的な提携による関係強化を図ります。
ロ.リース以外の提供価値の創造
お客様、市場、時代が求める事業・商品を開発し、新たなリスクテイクによって事業領域を拡大します。
ハ.リコーグループ各社との協業によるリース+サービスビジネスの展開
製造、販売、物流などグループ各社が持つ強みを組み合わせた新たなサービスやビジネスモデルを創造します。
ニ.創エネ・省エネを軸とした新たな環境分野への挑戦
環境・再生可能エネルギー設備に対する取り組みを強化します。
ホ.社会の変化に対する課題を解決するための金融サービスの開発と提供
多様化する決済手段への対応を強化するとともに、人口動態の変化に対応した金融サービスの開発と提供を進めます。
Ⅱ.組織能力強化戦略
イ.多様化するニーズ・サービスに対応し、更なる商品力・業務効率化を追求する新プラットフォームの構築
新しい事業・サービス・商品の開発・提供を支えるため、またAI等の新しいテクノロジーを活用した業務効率化を推進するためのITインフラの整備を進めます。
ロ.社会、市場、働き方の変化に対応した人財マネジメント
時間、場所にとらわれない柔軟な働き方の実現による生産性の向上と、事業成長に向けた人員のシフトを進めます。また業績貢献に報いるための報酬制度を改定し、社員の成長意欲・チャレンジ精神を育みます。
Ⅲ.CSRの更なる推進
イ.事業活動を通じた環境負荷低減
環境貢献度の増大を目指した環境関連事業の拡大を図ります。
ロ.持続的な成長を実現するための各ステークホルダーへの貢献
社会的課題解決に向けて優先順位をつけた活動を推進します。
ハ.コーポレートガバナンスの継続的な強化
PDCAの強化による企業価値向上を目指します。
③第44期の連結業績予想
2019年度の経営環境は、世界経済の減速に加えて消費増税を控え、国内景気に対する減速懸念が強まっております。しかしながら、人手不足などを背景に省力化や生産性の向上に向けた設備投資やサービスに対する需要は底堅く推移するものと予想されます。
このような環境の中、当社グループは、2017年4月にスタートした中期経営計画(2017年4月~2020年3月)のもと、事業基盤の強化と新しい成長領域の創出を図るとともに、働き方改革の推進、人員とITインフラの強化の推進により組織能力を高め、更なる成長に向けた基盤作りを進めてまいります。2020年3月期の連結業績予想につきましては、前年度に続き、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は増加する見通しです。
連結業績予想、中期経営計画の財務目標は、以下のとおりです。
連結業績予想
2019年3月期実績2020年3月期予想
売上高3,139億円3,214億円
営業利益172億円177億円
親会社株主に帰属する当期純利益119億円120億円

中期経営計画の財務目標
2019年3月期実績2020年3月期予想2020年3月期中計目標
営業利益172億円177億円183億円
営業資産残高(リース債権流動化控除前)9,219億円9,835億円9,000億円
ROA(総資産当期純利益率)1.19%1.12%1.30%
(中期的目標)

(注)上記2020年3月期業績予想は、現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は、様々な要因により異なる場合があることをご承知おきください。

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