有価証券報告書-第30期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
有報資料
当社グループは、お客様の利益やニーズを第一に考える企業理念のもと、トヨタファイナンシャルサービスの中核として、付加価値の高い金融サービスを提供することで、トヨタグループ商品・サービスの拡販を支援するとともに、ライフスタイルをトータルサポートする新しい金融ビジネスの展開を通じ、豊かな社会作りに貢献するという方針に基づき、自動車割賦、クレジットカードを機軸に販売金融会社として着実な発展を遂げて参りました。
昨今の当社グループ事業分野においては、国内自動車販売市場の不透明感に加え、リテール金融マーケットでは、ITを活用した新たな商品・サービスの提供や商流と金融の融合の動きが本格化し、特に異業種企業の参入による競合の激化等、勝ち残りへ向け将来の金融マーケットを見越した大きな変革が求められる時代となっております。その一方で、2020年の東京五輪開催に向けて、決済のキャッシュレス化が推進される中、新たなビジネス創出の機会もあります。
中期経営計画(2015年度~2017年度)では、販売金融とカードの融合によるシナジー効果の最大化、事業を支える強固な経営基盤の構築、新たなビジネスチャンスへの挑戦などを進めて参りましたが、これまでの成果を活かしつつ、今般、新たな中期経営計画(2018年度~2020年度)を策定し、以下の課題を重点的に取り組んでおります。
(1)新たなアクションの実行
顧客のうれしさを前提とした新商品・サービスの開発、顧客とのOne to Oneの関係構築によるビジネスフィールドの拡大、デジタルコミュニケーションの推進。
(2)環境変化に強い経営基盤の確立
働き方改革の推進、システム基盤整備の着実な推進、事業環境・要員ポートフォリオの変化を見据えた人事戦略の実行。
(3)より一層のグループ貢献に向けた収益力強化
コア事業の成長加速によるトップラインの拡大、将来の飛躍に備えたコストマネジメントの強化。
このような取り組みにより、顧客から揺るぎない信頼を寄せられる金融会社として、更なる成長を目指す所存であります。