有価証券報告書-第31期(2025/04/01-2026/03/31)
③ 戦略及び指標と目標
ⅰ.マテリアリティ特定プロセス
当社グループは、パーパス「持続可能な社会に向けた"新しいコンテクスト"をデザインし、テクノロジーで社会実装する」を起点として、社会課題と当社グループの事業活動・企業価値との接点を把握し、以下の5つのステップを経て重要課題(マテリアリティ)を特定しております。
Step1:社会課題の把握・抽出
(GRIスタンダード、ISO26000、SASB等のサステナビリティに関する国際的なフレームワークやガイドラインを参考に、社会課題を把握・抽出)
Step2:当社グループにとっての重要度を評価
(当社グループにおける事業機会・リスクの分析・評価を実施。目指す未来像からバックキャスト視点で、当社グループにとって高重要度の項目を抽出)
Step3:ステークホルダーにとっての重要度の把握
(株主、社内外全取締役、自治体、若手従業員、キャリア及びマネジメントレベルの従業員まで、延べ63名へのヒアリング等、ステークホルダーとの対話を通じて把握)
Step4:優先順位の整理
(Step1~3を踏まえ、優先度の高い社会課題を特定)
Step5:妥当性の評価・マテリアリティの特定
(特定したマテリアリティをサステナビリティ委員会にて協議。取締役会での審議・承認を経て、最終決定)
なお、マテリアリティは外部環境及び当社グループの事業構造・経営方針の変化に応じて適時見直すものとしており、当該事業年度のサステナビリティ委員会において変更を要する重大な変化はないことを確認しております。
ⅱ.当社グループのマテリアリティと価値創造
創業以来、テクノロジーを社会に実装し、新たな価値を創造してきた当社グループの強みを活かした「ビジネス分野」、成長の源泉である「人財分野」、重要な社会的インフラを担う企業として守り、堅持し、強化すべき「基盤分野」の計3分野8項目のマテリアリティを軸に、サステナビリティ経営を推進してまいります。
当社グループは、特定した3分野8項目のマテリアリティそれぞれにKPIを設定しております。各主管部門が、創出価値(アウトカム)を念頭に、社会と事業へのインパクトを可視化した「インパクトストーリー」を描き、マテリアリティごとのKPIを設定いたしました。今後はKPIを指標としてPDCAサイクルを継続的に回し、サステナビリティ経営の実効性を高めてまいります。
各マテリアリティに対するKPI、達成時期、2025年度の実績は以下のとおりであります。
※2025年度実績は、2025年4月1日~2026年3月31日までの実績を記載しております。
※KPI「カーボンニュートラル達成 2022年3月期比」の2025年度実績については、スコープ3排出量の新規カテゴリー追加等、算定方法の精緻化を進めており、本報告書提出時点では算定が完了していないため記載しておりません。算定完了後、当社ウェブサイトにて公表する予定です。
ⅰ.マテリアリティ特定プロセス
当社グループは、パーパス「持続可能な社会に向けた"新しいコンテクスト"をデザインし、テクノロジーで社会実装する」を起点として、社会課題と当社グループの事業活動・企業価値との接点を把握し、以下の5つのステップを経て重要課題(マテリアリティ)を特定しております。
Step1:社会課題の把握・抽出
(GRIスタンダード、ISO26000、SASB等のサステナビリティに関する国際的なフレームワークやガイドラインを参考に、社会課題を把握・抽出)
Step2:当社グループにとっての重要度を評価
(当社グループにおける事業機会・リスクの分析・評価を実施。目指す未来像からバックキャスト視点で、当社グループにとって高重要度の項目を抽出)
Step3:ステークホルダーにとっての重要度の把握
(株主、社内外全取締役、自治体、若手従業員、キャリア及びマネジメントレベルの従業員まで、延べ63名へのヒアリング等、ステークホルダーとの対話を通じて把握)
Step4:優先順位の整理
(Step1~3を踏まえ、優先度の高い社会課題を特定)
Step5:妥当性の評価・マテリアリティの特定
(特定したマテリアリティをサステナビリティ委員会にて協議。取締役会での審議・承認を経て、最終決定)
なお、マテリアリティは外部環境及び当社グループの事業構造・経営方針の変化に応じて適時見直すものとしており、当該事業年度のサステナビリティ委員会において変更を要する重大な変化はないことを確認しております。
ⅱ.当社グループのマテリアリティと価値創造
創業以来、テクノロジーを社会に実装し、新たな価値を創造してきた当社グループの強みを活かした「ビジネス分野」、成長の源泉である「人財分野」、重要な社会的インフラを担う企業として守り、堅持し、強化すべき「基盤分野」の計3分野8項目のマテリアリティを軸に、サステナビリティ経営を推進してまいります。
当社グループは、特定した3分野8項目のマテリアリティそれぞれにKPIを設定しております。各主管部門が、創出価値(アウトカム)を念頭に、社会と事業へのインパクトを可視化した「インパクトストーリー」を描き、マテリアリティごとのKPIを設定いたしました。今後はKPIを指標としてPDCAサイクルを継続的に回し、サステナビリティ経営の実効性を高めてまいります。
各マテリアリティに対するKPI、達成時期、2025年度の実績は以下のとおりであります。
| <ビジネス分野>テクノロジーによるエコシステムの形成 | ||
| マテリアリティ:より良い未来に向けたテクノロジーの探求 | ||
| 当社グループの強みは、新たなテクノロジーを常に探究し、その本質を捉えながら社会実装していくことであります。今までも、そしてこれからも既存の仕組みや概念にとらわれることなく、新たなテクノロジーの探究を続けてまいります。 | ||
| KPI | 達成時期 | 2025年度実績 |
| 社会にインパクトを創出するプロダクト・サービス数 | 毎年 | 57件(前期比11件増) |
| マテリアリティ:豊かな社会を創出するフィンテックの利活用 | ||
| 誰もが利用しやすいフィンテックの社会への浸透を通じて、決済環境の活性化やアクセシビリティ・利便性の向上、環境負荷の低減など、経済だけではなく、豊かな社会の実現にも寄与していきます。 | ||
| KPI | 達成時期 | 2025年度実績 |
| 決済取扱高 | 毎年 | 9.1兆円(前期比21.1%増) |
| 決済取扱件数 | 毎年 | 17.3億件(前期比23.6%増) |
| マテリアリティ:持続可能な社会へ貢献する事業の共創 | ||
| 最先端のスタートアップや事業パートナーとサステナブルな事業を共に創り出すことは、当社グループの事業成長だけではなく、持続可能な社会の実現にも貢献するものと考えております。今後もさまざまなパートナーとともに新たな事業を創出してまいります。 | ||
| KPI | 達成時期 | 2025年度実績 |
| Open Network Lab・ESG 1号投資事業有限責任組合における投資金額の50%をESG 関連スタートアップに投資 | 毎年 | 57% |
| Open Network Lab・ESG 1号投資事業有限責任組合における投資件数の20%を気候変動関連スタートアップに投資 | 毎年 | 28% |
| Open Network Lab2号投資事業有限責任組合における投資金額の50%以上をインパクト志向 | 毎年 | 89% |
| Open Network Lab2号投資事業有限責任組合における投資件数の30%以上を気候変動関連スタートアップに充当 | 毎年 | 20% |
| <人財分野>誰もがいきいきと活躍できる環境づくり | ||
| マテリアリティ:多様な人財が活躍する仕組みづくり | ||
| 従業員一人ひとりの多様性を尊重し、前向きにやりがいをもって働くことができる環境・制度等を整えることが、社会の多様なニーズや課題に応えることにつながると捉え、人財への取り組みを推進してまいります。 | ||
| KPI | 達成時期 | 2025年度実績 |
| エンゲージメント指数「トータルエンゲージメント」4.0ポイント以上 | 2028年3月期 | 3.8(前期比0.1ポイント増) |
| 女性管理職比率30%以上 | 2028年3月期 | 17.3%(前期比1.4%増) |
| マテリアリティ:未来を切り拓く人財育成 | ||
| 一人ひとりの強みを活かしながら、変化していく社会環境へ勇敢に挑む人財を育成することは、自律したキャリアを築き、人生をより豊かにするだけではなく、当社グループの成長にもつながると考えております。 | ||
| KPI | 達成時期 | 2025年度実績 |
| エンゲージメント指数「人財育成に関する指数」2025 年3月期比+1.0ポイント改善 | 2030年3月期 | 3.0 (2025年3月期比0.2ポイント増) |
| <基盤分野>社会と共に歩むための信頼の構築 | ||
| マテリアリティ:責任ある企業活動の推進 | ||
| 社会・経済のなかで活動する企業として、株主や投資家からの強固なガバナンスへの高い期待、法令等の遵守、地域・地球環境への配慮等を責務として推進してまいります。 | ||
| KPI | 達成時期 | 2025年度実績 |
| ガバナンス情報の充実度向上、ステークホルダー対話数年200回以上 | 毎年 | ・統合報告書、コーポレートサイト記載充実化 ・対話数:250回以上 |
| 全従業員に対するコンプライアンス研修の受講率100% | 毎年 | 100% |
| スコープ1・2の温室効果ガス排出量 2022年3月期比50%削減 | 2031年3月期 | 1,005t-CO2 (2022年3月期比16.8%減) |
| カーボンニュートラル達成 2022年3月期比 | 2051年3月期 | - |
| マテリアリティ:人権の尊重に基づく社会との共生 | ||
| 当社グループ及びバリューチェーンに関わるすべての人々の人権を尊重し、社会との共生をはかってまいります。 | ||
| KPI | 達成時期 | 2025年度実績 |
| 人権方針制定・公表 | 2025年10月以内 | 2025年9月制定・公表 |
| ハラスメント研修受講率100% | 毎年 | 100% |
| マテリアリティ:社会を支えるシステムの安定稼働 | ||
| 社会の重要インフラとしての事業を展開する当社グループにとって、途切れることなく安心・安全なシステムを提供・運用することが責務であります。今後も事業特性、社会の変化に応じた対応とシステムの向上に努めてまいります。 | ||
| KPI | 達成時期 | 2025年度実績 |
| セキュリティマネジメントシステムカバー率 | 毎年 | 85.7%(前年比16.5%増) |
| セキュリティ研修受講率100% | 毎年 | 98.9% |
※2025年度実績は、2025年4月1日~2026年3月31日までの実績を記載しております。
※KPI「カーボンニュートラル達成 2022年3月期比」の2025年度実績については、スコープ3排出量の新規カテゴリー追加等、算定方法の精緻化を進めており、本報告書提出時点では算定が完了していないため記載しておりません。算定完了後、当社ウェブサイトにて公表する予定です。