有価証券報告書-第24期(平成28年1月1日-平成28年12月31日)
当社グループは「持続的な企業価値の向上」を実現するために、平成28年12月期を初年度とする「中期経営計画」を策定し、その実現に取り組んでおります。計画2年目である平成29年12月期は、「グループ総合力の展開と生産性向上による増益の実現」を主たる経営課題とし、その実現に取り組んでまいります。
(1) 持続的な企業価値の向上
当社グループは、「1 業績等の概要 (1)業績」 に記載したとおり、「持続的な企業価値の向上」を重要な経営課題の1つとして位置付け、当社グループの主力事業である短期業務支援事業における「紹介」及び「代行」サービスの更なる収益拡大を実現すると共に、株主還元を継続して行うことで適正な株主資本の額を維持し、資本効率性を重視した経営の実践に取り組んでまいります。
また、引き続きコンプライアンス最優先の経営を推進し、その維持・向上に努めると共に、全てのステークホルダーからの信頼構築を最優先事項として事業に取り組んでまいります。
(2)「中期経営計画(平成28年~平成32年)」の実現
当社グループは、平成28年12月期を初年度とする5か年計画である「中期経営計画(平成28年~平成32年)」に基づき、「中期経営計画の最終年度で、過去最高益の更新を目指す。」を目標に、その実現に取り組んでおります。
計画初年度である平成28年12月期は、「派遣」「請負」を指向する顧客要望に応えた結果、稼働者数は目標を下回る実績となりましたが、スタッフ1名あたりの就業回数が増加したことにより、連結売上高及び連結営業利益は計画を達成し、中期経営計画の初年度の目標を達成いたしました。引き続き、中期経営計画最終年度の目標の達成に向けて取り組んでまいります。
なお、平成29年12月期の計画値は見直したものの、現時点では、中期経営計画最終年度となる平成32年12月期の目標を達成するための前提条件に変更がないことから、各年度の計画値は据え置くことといたします。
中期経営計画 初年度の実績
(注) 1. 「警備・その他事業」の売上高の内、株式会社ディメンションポケッツに係る売上高は、「新規&グローバル事業」に計上しております。
2.中期経営計画上の稼働者数目標は、株式会社フルキャスト及び株式会社トップスポットの「代行」を除くサービスに就業したユニーク人数です。
3.各サービス区分別売上高の数値は参考数値であり、監査法人の監査を受けておりません。
(ご参考)
「中期経営計画(平成28年~平成32年)」の概要は次の通りです。
① 対象期間
平成28年12月期を初年度とする5か年(平成28年12月期〜平成32年12月期)
② 経営理念及び目標
経営理念:「すべての人をいちばん輝ける場所へ。」
目標 :「中期経営計画の最終年度で、過去最高益の更新を目指す。」
③ 数値目標
④ 中期経営計画最終年度に向けた戦略
(短期業務支援事業)
「コンプライアンスを遵守しながら、当社シェアを拡大する。」
・スタッフの採用力強化
・顧客との営業接点・組織力強化
・システム自動化によるマッチング効率化
(警備事業)
「業務提携と短期の臨時案件を積極的に受注し売上の拡大を目指す。」
・オリンピック特需の獲得
・業務提携で営業機会の拡大
・グループ力を活かし採用強化
(新規事業及びグローバル事業)
「顧客・スタッフとの接点を活かし、新規ビジネスを創出する」
「まずは、グローバル人材の積極的な受け入れをはじめ、グローバル進出の足掛かりへ」
⑤ 主要な経営指標
「持続的な企業価値の向上」を実現するための指標 : ROE20%以上維持
「株主還元」に係る指標 : 総還元性向50%
「資本政策の基本方針」を支える指標 : デッドエクイティレシオ0.5倍以下
以上の指標を達成することにより、「持続的な企業価値向上」を実現する。
※ 当社では、繰越欠損金に対する繰延税金資産の計上に伴う法人税等調整額の影響を除いた親会社株主に
帰属する当期純利益を「調整後当期純利益」とし、「総還元性向」及び「ROE」算出の基礎として
使用しております。
(3) 平成29年12月期目標
当社グループは、「グループ総合力の展開と生産性向上による増益の実現」を平成29年12月期の目標とし、主力サービスである「紹介」及び「代行」を中心にグループ全体の収益を伸張させ、増収を果たすと共に、グループ全体の業務効率化を推し進め、生産性を高めることで、増益を実現するため、平成29年12月期は以下の施策に取り組んでまいります。
① 「グループシナジーの強化による生産性向上」
・スタッフの多様な働き方のニーズに応えるため、事業会社間でのスタッフの同時登録及び求人情報の共有化の仕組みを整備し、運用する。
・営業活動における事業会社間の連携を強化し、顧客企業のニーズにグループ全体で応える体制を構築する。
・スタッフ及び顧客企業の両面において、グループ全体で対応することで業務効率化を図り、生産性を向上させる。
② 「新ブランド展開及び新サービスを開始することによる事業の拡充」
・従来のフルキャストブランドとは異なるブランドとして新会社を展開することで新たなスタッフ及び顧客企業を取り込める効果を生かし、スタッフ採用及び営業活動におけるグループシナジーの更なる強化を図る。
・短期業務支援事業を行う新会社株式会社ワークアンドスマイルの拠点網を関西エリアに拡大する。
・新会社株式会社フルキャストシニアワークスの営業を平成29年3月1日より開始し、シニア層に特化した新たな人材サービスを展開することで、短期業務支援事業の拡充を図る。
・連結子会社化した株式会社エフプレインと当社グループ間における経営資源の相互活用を追求する。
③ 「BPO事業の拡充」
・「マイナンバー管理代行」サービスをブラッシュアップし、顧客企業にとって付加価値の高いサービスメニューを提供する。
・平成28年10月から開始した「年末調整事務代行」サービスを拡販し、収益化を図る。
・「従業員ペイロール」サービス等、顧客企業のニーズに合った新たなBPOサービスを開始し、BPO事業の拡充を図る。
(1) 持続的な企業価値の向上
当社グループは、「1 業績等の概要 (1)業績」 に記載したとおり、「持続的な企業価値の向上」を重要な経営課題の1つとして位置付け、当社グループの主力事業である短期業務支援事業における「紹介」及び「代行」サービスの更なる収益拡大を実現すると共に、株主還元を継続して行うことで適正な株主資本の額を維持し、資本効率性を重視した経営の実践に取り組んでまいります。
また、引き続きコンプライアンス最優先の経営を推進し、その維持・向上に努めると共に、全てのステークホルダーからの信頼構築を最優先事項として事業に取り組んでまいります。
(2)「中期経営計画(平成28年~平成32年)」の実現
当社グループは、平成28年12月期を初年度とする5か年計画である「中期経営計画(平成28年~平成32年)」に基づき、「中期経営計画の最終年度で、過去最高益の更新を目指す。」を目標に、その実現に取り組んでおります。
計画初年度である平成28年12月期は、「派遣」「請負」を指向する顧客要望に応えた結果、稼働者数は目標を下回る実績となりましたが、スタッフ1名あたりの就業回数が増加したことにより、連結売上高及び連結営業利益は計画を達成し、中期経営計画の初年度の目標を達成いたしました。引き続き、中期経営計画最終年度の目標の達成に向けて取り組んでまいります。
なお、平成29年12月期の計画値は見直したものの、現時点では、中期経営計画最終年度となる平成32年12月期の目標を達成するための前提条件に変更がないことから、各年度の計画値は据え置くことといたします。
中期経営計画 初年度の実績
| 平成28年12月期 目標 | 平成28年12月期 実績 | 達成率 | ||
| 売上高 | 連結 | 246億円 | 253億円 | 102.8% |
| Ⅰ.短期業務支援事業 | 225億円 | 232億円 | 103.0% | |
| 紹介 | 42億円 | 38億円 | 90.7% | |
| 代行 | 25億円 | 24億円 | 94.5% | |
| 派遣 | 131億円 | 139億円 | 105.8% | |
| 請負 | 27億円 | 32億円 | 116.7% | |
| Ⅱ.警備事業 | 21億円 | 21億円 | 100.0% | |
| Ⅲ.新規&グローバル事業 | - | 0億円 | - | |
| 目標 | 営業利益 | 26億円 | 29億円 | 109.6% |
| 稼働者数 | 191,900人 | 187,922人 | 97.9% | |
| 人件費1円あたり売上総利益 | 2.4円 | 2.5円 | 104.4% | |
(注) 1. 「警備・その他事業」の売上高の内、株式会社ディメンションポケッツに係る売上高は、「新規&グローバル事業」に計上しております。
2.中期経営計画上の稼働者数目標は、株式会社フルキャスト及び株式会社トップスポットの「代行」を除くサービスに就業したユニーク人数です。
3.各サービス区分別売上高の数値は参考数値であり、監査法人の監査を受けておりません。
(ご参考)
「中期経営計画(平成28年~平成32年)」の概要は次の通りです。
① 対象期間
平成28年12月期を初年度とする5か年(平成28年12月期〜平成32年12月期)
② 経営理念及び目標
経営理念:「すべての人をいちばん輝ける場所へ。」
目標 :「中期経営計画の最終年度で、過去最高益の更新を目指す。」
③ 数値目標
| 平成27年12月期 実績 | 平成32年12月期 目標 | 増減率 | |
| 営業利益 | 23億円 | 50億円 | 116% |
| 稼働者数 | 165,304人 | 257,400人 | 56% |
| 人件費1円あたり 売上総利益 | 2.4円 | 2.8円 | 20% |
④ 中期経営計画最終年度に向けた戦略
(短期業務支援事業)
「コンプライアンスを遵守しながら、当社シェアを拡大する。」
・スタッフの採用力強化
・顧客との営業接点・組織力強化
・システム自動化によるマッチング効率化
(警備事業)
「業務提携と短期の臨時案件を積極的に受注し売上の拡大を目指す。」
・オリンピック特需の獲得
・業務提携で営業機会の拡大
・グループ力を活かし採用強化
(新規事業及びグローバル事業)
「顧客・スタッフとの接点を活かし、新規ビジネスを創出する」
「まずは、グローバル人材の積極的な受け入れをはじめ、グローバル進出の足掛かりへ」
⑤ 主要な経営指標
「持続的な企業価値の向上」を実現するための指標 : ROE20%以上維持
「株主還元」に係る指標 : 総還元性向50%
「資本政策の基本方針」を支える指標 : デッドエクイティレシオ0.5倍以下
以上の指標を達成することにより、「持続的な企業価値向上」を実現する。
※ 当社では、繰越欠損金に対する繰延税金資産の計上に伴う法人税等調整額の影響を除いた親会社株主に
帰属する当期純利益を「調整後当期純利益」とし、「総還元性向」及び「ROE」算出の基礎として
使用しております。
(3) 平成29年12月期目標
当社グループは、「グループ総合力の展開と生産性向上による増益の実現」を平成29年12月期の目標とし、主力サービスである「紹介」及び「代行」を中心にグループ全体の収益を伸張させ、増収を果たすと共に、グループ全体の業務効率化を推し進め、生産性を高めることで、増益を実現するため、平成29年12月期は以下の施策に取り組んでまいります。
① 「グループシナジーの強化による生産性向上」
・スタッフの多様な働き方のニーズに応えるため、事業会社間でのスタッフの同時登録及び求人情報の共有化の仕組みを整備し、運用する。
・営業活動における事業会社間の連携を強化し、顧客企業のニーズにグループ全体で応える体制を構築する。
・スタッフ及び顧客企業の両面において、グループ全体で対応することで業務効率化を図り、生産性を向上させる。
② 「新ブランド展開及び新サービスを開始することによる事業の拡充」
・従来のフルキャストブランドとは異なるブランドとして新会社を展開することで新たなスタッフ及び顧客企業を取り込める効果を生かし、スタッフ採用及び営業活動におけるグループシナジーの更なる強化を図る。
・短期業務支援事業を行う新会社株式会社ワークアンドスマイルの拠点網を関西エリアに拡大する。
・新会社株式会社フルキャストシニアワークスの営業を平成29年3月1日より開始し、シニア層に特化した新たな人材サービスを展開することで、短期業務支援事業の拡充を図る。
・連結子会社化した株式会社エフプレインと当社グループ間における経営資源の相互活用を追求する。
③ 「BPO事業の拡充」
・「マイナンバー管理代行」サービスをブラッシュアップし、顧客企業にとって付加価値の高いサービスメニューを提供する。
・平成28年10月から開始した「年末調整事務代行」サービスを拡販し、収益化を図る。
・「従業員ペイロール」サービス等、顧客企業のニーズに合った新たなBPOサービスを開始し、BPO事業の拡充を図る。