四半期報告書-第34期第3四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当社グループは、CAE、IT、可視化、ビッグデータ等のソフトウェアを用いたソリューションを積極的に提案し続けることで、いつも共に歩み、頼りにしていただける、顧客にとっての“First Contact Company”を目指しております。
3つの経営基本戦略及び重点施策
①当社グループ独自の付加価値の提供
当社グループは、従来の3D CAE(※1)におけるMDS(マルチドメインソリューション:電気・熱など異なる分野をまたがって解析する手法)に加え、MBSE(※2)による拡大MDSを推進してまいります。さらに、当社の「CYBERNET CLOUD」を利用したCAEクラウドと連携させるなど研究開発環境への付加価値の創造に注力しております。
※1 3D CAE:3次元形状を元に解析を行う手法であります。
※2 MBSE(Model Based Systems Engineering):機械、エレキ、制御・ソフト等の複数の専門分野にまたがって、要求分析から検証までの開発工程全般をモデルベースで進める開発手法であります。
②自動車関連分野への注力
当社グループは、ADAS(※3)やIoT(※4)との連携など、ますます高度化・高精度化する自動車関連分野に対して、当社独自の技術を用いたコンサルテーションを通じて、顧客にとっての最適なソリューションをグローバルに提供いたします。
※3 ADAS(Advanced Driving Assistant System):運転手の支援や運転技術の補完、さらに運転の代理までも行う、先進運転支援システムであります。
※4 IoT(Internet of Things):様々な「もの」がインターネットに接続され、相互に通信しあう仕組みをいいます。
③パートナーとの連携強化
当社グループは、グローバル展開を加速するために、各地域でパートナー及びグループ会社間の連携を強化するとともに、開発子会社製品のOEM提供をIoT分野へ積極的に推進しております。
当第3四半期連結累計期間の業績は、国内売上高は、主力のMCAE分野及び光学設計分野が好調に推移したことに加え、ITソリューション分野及びモデルベース開発エンジニアリングサービスが好調に推移したことにより、前年同期を上回りました。また、海外売上高は、カナダの開発子会社は低調でしたが、台湾及び韓国の販売子会社が好調に推移いたしました。その結果、連結売上高は前年同期比で増収となりました。損益面では、売上高の増加等により、営業利益、経常利益は、いずれも前年同期を上回りました。しかしながら、親会社株主に帰属する四半期純損益は、のれん減損損失等により損失を計上することとなりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は150億97百万円(前年同期比14.6%増)、営業利益は12億50百万円(前年同期比24.1%増)、経常利益は13億38百万円(前年同期比23.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純損失は10億78百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益6億49百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(CAEソリューションサービス事業)
主力商品のマルチフィジックス解析ツールの新規ライセンス販売は、機械精密機器業界・教育官公庁等からの受注が増加し、好調に推移いたしました。保守契約の更新は、従来のオプション機能を標準搭載した新パッケージによる最適化機能やモデリング機能の活用拡大に伴う受注が増加し、好調に推移いたしました。エンジニアリングサービスは、モデルリダクションや解析自動化の需要増大により、電気機器業界からの受注が増加し、好調に推移いたしました。その結果、MCAE分野は、前年同期を大きく上回りました。
<光学設計分野>主力商品の光学設計評価プログラムは、アジア諸国の外資系企業が日本国内において開発を強化していることもあり、新規ライセンス販売及び保守契約の更新ともに好調に推移いたしました。照明設計解析ソフトウェアの新規ライセンス販売は低調に推移いたしましたが、保守契約の更新は好調に推移いたしました。自動車用照明設計プラットフォームの新規ライセンス販売は、運用や開発環境構築の支援を含めた提案戦略により、自動車関連業界からの大型受注を獲得するなど好調に推移いたしました。その結果、光学設計分野は、前年同期を上回りました。
電子回路基板設計ソリューションは、電気機器業界を中心に、新規ライセンス販売及び保守契約の更新は堅調に推移いたしました。プリント基板(PCB)エンジニアリングサービスは、機械・精密機器業界からの受注の増加及びEMC課題(※5)に特化したエンジニアリングサービスが好調に推移いたしました。その結果、EDA分野は、前年同期を上回りました。
※5 EMC課題:電子機器等から発生するノイズによる誤動作を防止するための規格・規制への対応をいいます。
当社グループ製品である1D CAEツールの新規ライセンス販売は、熱問題対策ニーズの増加により、機械・精密機器及び電気機器業界からの受注が好調に推移いたしました。モデルベース開発エンジニアリングサービスは、自動車業界からの自動運転及びMBSE関連の引合いが引き続き増加していることに加え、EV関連の引合いも増加し、好調に推移いたしました。その結果、MBD分野は、前年同期を上回りました。
<テスト・計測分野>光学関連測定器の販売は、高精度散乱測定器が医療機器で使われる散乱部材の測定用途での受注があり、堅調に推移いたしました。また、照明設計解析ソフトウェアの光学精度向上に寄与する散乱測定器の販売も堅調に推移いたしました。しかし、当社が開発したFPD(Flat Panel Display)自動検査システムは、低調に推移いたしました。その結果、テスト・計測分野は、前年同期を下回りました。
<その他分野>当社グループ製品である3次元公差マネジメントツールは、新規ライセンス販売は低調に推移いたしましたが、保守契約の更新は好調に推移いたしました。最適設計支援ツールは、保守契約の更新は好調に推移しましたが、新規ライセンス販売は低調に推移いたしました。その結果、その他分野は、前年同期を下回りました。
<開発子会社>WATERLOO MAPLE INC.(カナダ)は、日本及び欧州では好調に推移いたしましたが、北米及び中国では低調に推移いたしました。Sigmetrix, L.L.C.(米国)は、3次元公差マネジメントツールの販売がアジアでは低調に推移いたしましたが、北米及び欧州では好調に推移いたしました。Noesis Solutions NV(ベルギー)は、最適設計支援ツールの販売が日本及び欧州では低調に推移いたしましたが、北米及び中国では好調に推移いたしました。
<販売子会社>莎益博工程系統開発(上海)有限公司(中国)は、当社グループ製品については、前期の3次元公差マネジメントツールの大型案件の反動もあり低調に推移いたしました。主力の光学系ソフトウェア及びマルチフィジックス解析ツールの販売は前期を大きく上回りました。 思渤科技股份有限公司(台湾)は、当社グループ製品については、3次元公差マネジメントツール及び最適設計支援ツールは好調に推移いたしました。また、主力商品である光学系ソフトウェア及びマルチフィジックス解析ツールの販売も好調に推移いたしました。 昨年11月に事業を開始した韓国のCYFEM Inc.は、主力商品である光学系ソフトウェアの販売が順調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は126億52百万円(前年同期比16.2%増)、セグメント利益(営業利益)は21億12百万円(前年同期比11.4%増)となりました。
(ITソリューションサービス事業)
主力商品のセキュリティ関連ソリューションの新規ライセンス販売は、情報通信業界向け月額提供ライセンスモデルの大型受注により好調に推移いたしました。IT資産管理の窓口(主要商品の複数販売)におけるクライアント管理ツールの新規ライセンス販売は、電気機器業界からの大型受注により好調に推移し、保守契約の更新も好調に推移いたしました。その結果、ITソリューション分野は、前年同期を大きく上回りました。
<データソリューション分野>イノベーション支援ソリューションの保守契約の更新は横ばいとなりましたが、新規ライセンス販売は低調に推移いたしました。医用可視化エンジニアリングは、前年の教育・官公庁からの大型受注による反動もあり低調に推移いたしました。しかし、AR及びVR分野は、VR製品バーチャルデザインレビューやMRデバイス(※6)を用いた作業支援システム等の開発請負サービスの受注により好調に推移いたしました。その結果、データソリューション分野は、前年同期を上回りました。
※6 MR(Mixed Reality)デバイス:透過型のディスプレーと物理空間の形状認識センサーを備え、現実空間上に仮想的なCGを融合した両眼立体視を実現可能な表示装置またはウェアラブル・コンピュータをいいます。
以上の結果、売上高は28億47百万円(前年同期比19.2%増)、セグメント利益(営業利益)は2億99百万円(前年同期比15.2%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産は、169億28百万円(前連結会計年度末比2億14百万円の減少)となりました。これは主に、現金及び預金の増加5億10百万円、受取手形及び売掛金の増加3億84百万円、有価証券の減少12億円によるものです。
固定資産は、17億8百万円(前連結会計年度末比20億36百万円の減少)となりました。これは主に、のれんの減少18億10百万円によるものです。
この結果、当第3四半期末における総資産は、186億36百万円(前連結会計年度末比22億50百万円の減少)となりました。
(負債)
流動負債は、46億86百万円(前連結会計年度末比5億95百万円の減少)となりました。これは主に、未払法人税等の減少3億7百万円、賞与引当金の減少3億87百万円によるものです。
固定負債は、13億94百万円(前連結会計年度末比1百万円の増加)となりました。
この結果、当第3四半期末における負債合計は、60億81百万円(前連結会計年度末比5億94百万円の減少)となりました。
(純資産)
当第3四半期末における純資産は、125億55百万円(前連結会計年度末比16億56百万円の減少)となりました。これは主に、利益剰余金の減少15億85百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の67.6%から66.6%となりました。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億13百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社グループが提供する様々なCAEソリューションサービスは、ものづくり企業の品質向上、開発期間の短縮、開発コスト削減、製品の安全性の向上並びに環境に配慮した製品開発に貢献しております。当社グループは、引き続き営業及びマーケティング並びに技術サポート・開発体制を強化しながら、顧客の複雑かつ高度な課題を解決すべく、様々な領域にまたがる複合・統合ソリューション(マルチドメインソリューション)の推進に注力し、「Solution Integrator」として付加価値サービスを提供してまいります。
当期の経営環境につきましては、世界経済の継続的な成長による輸出・生産の拡大により、当社グループの主要顧客である製造業の投資意欲は、引き続き堅調に推移していくものと思われます。
一方、ものづくりの現場では、顧客ニーズの多様化に迅速に対応するため、設計開発の効率化ニーズが拡大しており、設計開発工程で従来の3D CAE技術と概念設計の1D CAE技術を融合し、トータルで設計開発工程の効率化を図る動きが出てきております。さらに、設計開発に対する検証・計測といった分野や、IoTといったビッグデータ分野でのビジネスが生まれてきております。
中期経営計画については、平成30年9月27日に発表した「特別損失等の計上及び通期連結業績予想の修正並びに中期経営計画に関するお知らせ」をご参照ください。
[ご参考 平成30年度(平成30年12月期連結業績見通し)]
(注)上記連結業績見通しに関する注意事項
平成30年度(平成30年12月期)連結業績予想値は、いずれも業界等の動向、国内及び海外の経済状況、為替相場などの要因について、現時点で入手可能な情報をもとに行った見通しであります。そのため、上記連結業績予想数値はこれらの要因の変動により大きく異なる場合があります。
(1) 業績の状況
当社グループは、CAE、IT、可視化、ビッグデータ等のソフトウェアを用いたソリューションを積極的に提案し続けることで、いつも共に歩み、頼りにしていただける、顧客にとっての“First Contact Company”を目指しております。
3つの経営基本戦略及び重点施策
①当社グループ独自の付加価値の提供
当社グループは、従来の3D CAE(※1)におけるMDS(マルチドメインソリューション:電気・熱など異なる分野をまたがって解析する手法)に加え、MBSE(※2)による拡大MDSを推進してまいります。さらに、当社の「CYBERNET CLOUD」を利用したCAEクラウドと連携させるなど研究開発環境への付加価値の創造に注力しております。
※1 3D CAE:3次元形状を元に解析を行う手法であります。
※2 MBSE(Model Based Systems Engineering):機械、エレキ、制御・ソフト等の複数の専門分野にまたがって、要求分析から検証までの開発工程全般をモデルベースで進める開発手法であります。
②自動車関連分野への注力
当社グループは、ADAS(※3)やIoT(※4)との連携など、ますます高度化・高精度化する自動車関連分野に対して、当社独自の技術を用いたコンサルテーションを通じて、顧客にとっての最適なソリューションをグローバルに提供いたします。
※3 ADAS(Advanced Driving Assistant System):運転手の支援や運転技術の補完、さらに運転の代理までも行う、先進運転支援システムであります。
※4 IoT(Internet of Things):様々な「もの」がインターネットに接続され、相互に通信しあう仕組みをいいます。
③パートナーとの連携強化
当社グループは、グローバル展開を加速するために、各地域でパートナー及びグループ会社間の連携を強化するとともに、開発子会社製品のOEM提供をIoT分野へ積極的に推進しております。
当第3四半期連結累計期間の業績は、国内売上高は、主力のMCAE分野及び光学設計分野が好調に推移したことに加え、ITソリューション分野及びモデルベース開発エンジニアリングサービスが好調に推移したことにより、前年同期を上回りました。また、海外売上高は、カナダの開発子会社は低調でしたが、台湾及び韓国の販売子会社が好調に推移いたしました。その結果、連結売上高は前年同期比で増収となりました。損益面では、売上高の増加等により、営業利益、経常利益は、いずれも前年同期を上回りました。しかしながら、親会社株主に帰属する四半期純損益は、のれん減損損失等により損失を計上することとなりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は150億97百万円(前年同期比14.6%増)、営業利益は12億50百万円(前年同期比24.1%増)、経常利益は13億38百万円(前年同期比23.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純損失は10億78百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益6億49百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(CAEソリューションサービス事業)
<光学設計分野>主力商品の光学設計評価プログラムは、アジア諸国の外資系企業が日本国内において開発を強化していることもあり、新規ライセンス販売及び保守契約の更新ともに好調に推移いたしました。照明設計解析ソフトウェアの新規ライセンス販売は低調に推移いたしましたが、保守契約の更新は好調に推移いたしました。自動車用照明設計プラットフォームの新規ライセンス販売は、運用や開発環境構築の支援を含めた提案戦略により、自動車関連業界からの大型受注を獲得するなど好調に推移いたしました。その結果、光学設計分野は、前年同期を上回りました。
※5 EMC課題:電子機器等から発生するノイズによる誤動作を防止するための規格・規制への対応をいいます。
<テスト・計測分野>光学関連測定器の販売は、高精度散乱測定器が医療機器で使われる散乱部材の測定用途での受注があり、堅調に推移いたしました。また、照明設計解析ソフトウェアの光学精度向上に寄与する散乱測定器の販売も堅調に推移いたしました。しかし、当社が開発したFPD(Flat Panel Display)自動検査システムは、低調に推移いたしました。その結果、テスト・計測分野は、前年同期を下回りました。
<その他分野>当社グループ製品である3次元公差マネジメントツールは、新規ライセンス販売は低調に推移いたしましたが、保守契約の更新は好調に推移いたしました。最適設計支援ツールは、保守契約の更新は好調に推移しましたが、新規ライセンス販売は低調に推移いたしました。その結果、その他分野は、前年同期を下回りました。
<開発子会社>WATERLOO MAPLE INC.(カナダ)は、日本及び欧州では好調に推移いたしましたが、北米及び中国では低調に推移いたしました。Sigmetrix, L.L.C.(米国)は、3次元公差マネジメントツールの販売がアジアでは低調に推移いたしましたが、北米及び欧州では好調に推移いたしました。Noesis Solutions NV(ベルギー)は、最適設計支援ツールの販売が日本及び欧州では低調に推移いたしましたが、北米及び中国では好調に推移いたしました。
<販売子会社>莎益博工程系統開発(上海)有限公司(中国)は、当社グループ製品については、前期の3次元公差マネジメントツールの大型案件の反動もあり低調に推移いたしました。主力の光学系ソフトウェア及びマルチフィジックス解析ツールの販売は前期を大きく上回りました。 思渤科技股份有限公司(台湾)は、当社グループ製品については、3次元公差マネジメントツール及び最適設計支援ツールは好調に推移いたしました。また、主力商品である光学系ソフトウェア及びマルチフィジックス解析ツールの販売も好調に推移いたしました。 昨年11月に事業を開始した韓国のCYFEM Inc.は、主力商品である光学系ソフトウェアの販売が順調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は126億52百万円(前年同期比16.2%増)、セグメント利益(営業利益)は21億12百万円(前年同期比11.4%増)となりました。
(ITソリューションサービス事業)
<データソリューション分野>イノベーション支援ソリューションの保守契約の更新は横ばいとなりましたが、新規ライセンス販売は低調に推移いたしました。医用可視化エンジニアリングは、前年の教育・官公庁からの大型受注による反動もあり低調に推移いたしました。しかし、AR及びVR分野は、VR製品バーチャルデザインレビューやMRデバイス(※6)を用いた作業支援システム等の開発請負サービスの受注により好調に推移いたしました。その結果、データソリューション分野は、前年同期を上回りました。
※6 MR(Mixed Reality)デバイス:透過型のディスプレーと物理空間の形状認識センサーを備え、現実空間上に仮想的なCGを融合した両眼立体視を実現可能な表示装置またはウェアラブル・コンピュータをいいます。
以上の結果、売上高は28億47百万円(前年同期比19.2%増)、セグメント利益(営業利益)は2億99百万円(前年同期比15.2%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産は、169億28百万円(前連結会計年度末比2億14百万円の減少)となりました。これは主に、現金及び預金の増加5億10百万円、受取手形及び売掛金の増加3億84百万円、有価証券の減少12億円によるものです。
固定資産は、17億8百万円(前連結会計年度末比20億36百万円の減少)となりました。これは主に、のれんの減少18億10百万円によるものです。
この結果、当第3四半期末における総資産は、186億36百万円(前連結会計年度末比22億50百万円の減少)となりました。
(負債)
流動負債は、46億86百万円(前連結会計年度末比5億95百万円の減少)となりました。これは主に、未払法人税等の減少3億7百万円、賞与引当金の減少3億87百万円によるものです。
固定負債は、13億94百万円(前連結会計年度末比1百万円の増加)となりました。
この結果、当第3四半期末における負債合計は、60億81百万円(前連結会計年度末比5億94百万円の減少)となりました。
(純資産)
当第3四半期末における純資産は、125億55百万円(前連結会計年度末比16億56百万円の減少)となりました。これは主に、利益剰余金の減少15億85百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の67.6%から66.6%となりました。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億13百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社グループが提供する様々なCAEソリューションサービスは、ものづくり企業の品質向上、開発期間の短縮、開発コスト削減、製品の安全性の向上並びに環境に配慮した製品開発に貢献しております。当社グループは、引き続き営業及びマーケティング並びに技術サポート・開発体制を強化しながら、顧客の複雑かつ高度な課題を解決すべく、様々な領域にまたがる複合・統合ソリューション(マルチドメインソリューション)の推進に注力し、「Solution Integrator」として付加価値サービスを提供してまいります。
当期の経営環境につきましては、世界経済の継続的な成長による輸出・生産の拡大により、当社グループの主要顧客である製造業の投資意欲は、引き続き堅調に推移していくものと思われます。
一方、ものづくりの現場では、顧客ニーズの多様化に迅速に対応するため、設計開発の効率化ニーズが拡大しており、設計開発工程で従来の3D CAE技術と概念設計の1D CAE技術を融合し、トータルで設計開発工程の効率化を図る動きが出てきております。さらに、設計開発に対する検証・計測といった分野や、IoTといったビッグデータ分野でのビジネスが生まれてきております。
中期経営計画については、平成30年9月27日に発表した「特別損失等の計上及び通期連結業績予想の修正並びに中期経営計画に関するお知らせ」をご参照ください。
[ご参考 平成30年度(平成30年12月期連結業績見通し)]
| 売上高 | 195億10百万円 | (前年比8.5%増) |
| 営業利益 | 14億55百万円 | (前年比3.3%減) |
| 経常利益 | 15億89百万円 | (前年比3.1%減) |
| 親会社株主に帰属する 当期純損失(△) | △10億12百万円 | - |
(注)上記連結業績見通しに関する注意事項
平成30年度(平成30年12月期)連結業績予想値は、いずれも業界等の動向、国内及び海外の経済状況、為替相場などの要因について、現時点で入手可能な情報をもとに行った見通しであります。そのため、上記連結業績予想数値はこれらの要因の変動により大きく異なる場合があります。