有価証券報告書-第52期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/26 10:14
【資料】
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【項目】
110項目
(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
イ 監査役会の構成
当社は監査役会設置会社であり、監査役会は常勤監査役1名、社外監査役2名の3名によって構成されております。
役 職氏 名経 歴 等
常勤監査役田邊 直樹当社の取締役管理本部長を務め、管理部門を牽引し、その豊富な経験から当社の経営・管理全般、内部統制、リスク管理、コンプライアンスへの対応を含めたコーポレート・ガバナンスの強化・運営等に対する豊富な経験を有しております。
社外監査役木之下 圭MS&ADシステムズ株式会社の出身で、長年情報システム部門で経験を積まれており、特に損保及びデジタル系の情報システムに精通し、またコーポレート部門での経験を有しております。
社外監査役兵働 広記BIPROGY株式会社の出身で、長年社会・公共インフラ部門を担当されており、また経営企画部門を経て企業経営に携わるなど、豊富な経験、高い見識・倫理観を有しております。

ロ 監査役会の開催頻度・個々の監査役の出席状況
当事業年度において当社は監査役会を原則月1回開催しており(他に臨時で7回開催)、個々の監査役の監査役会及び取締役会への出席状況は次のとおりであります。
役 職氏 名出 席 回 数
監 査 役 会取 締 役 会
常勤監査役渡辺 敏男100%(19回/19回)100%(17回/17回)
監 査 役高橋 誠100%(5回/5回)100%(4回/4回)
社外監査役田﨑 稔100%(5回/5回)100%(4回/4回)
社外監査役木之下 圭89%(17回/19回)88%(15回/17回)
社外監査役兵働 広記93%(13回/14回)100%(13回/13回)

(注) 高橋誠氏及び田﨑稔氏は、2022年6月23日開催の第51回定時株主総会終結の時をもって、任期満了により退任いたしました。また、兵働広記氏は、2022年6月23日開催の第51回定時株主総会において新たに選任され、就任いたしました。
ハ 監査役会の活動状況
当事業年度は、監査役会において監査の方針・重点監査事項及び監査業務の分担を決定し、年間活動計画を定め、各領域に対する監査活動を行いました。
a 当事業年度監査役会における重点監査事項
・内部統制の運用状況、整備状況(特にリスク管理面)
・2022年度経営基本方針、業務計画、会社の対処すべき課題の遂行状況
・コーポレートガバナンス・コードへの対応状況
・プロジェクト仕損防止、低利益プロジェクト改善に向けての施策確認及びその遂行状況
・適正な労働時間管理及び有給休暇取得の徹底に向けた施策確認及びその遂行状況
・情報セキュリティ及び情報システム管理の遂行状況
・制度改定に伴う対応及び準備状況(電子帳簿保存法/インボイス制度)
b 各監査役の主な担当監査業務及び活動の概要
役 職担当監査業務及び活動の概要
常勤監査役日常的かつ継続的に監査役監査職務全般を担当
・取締役会、幹部会、内部統制委員会等重要な会議へ出席
・週次で開催される営業開発本部戦略会議への出席
・年4回開催されるリスク評価検討会への出席
・代表取締役と年2回の意見交換会の実施
・社外取締役と年2回の意見交換会の実施
・取締役と月1回の意見交換会の実施
・隔月での内部監査担当者との意見交換会の実施
・稟議等重要な書類等の確認及び精査
・執行役員、事業部長及び管理本部管理職へのヒアリング実施
・情報セキュリティ及び情報システム担当へのヒアリング実施
・制度改定担当部署へのヒアリング実施
・日次会計帳票確認、契約の証憑精査及び決算資料精査等の会計監査
・会社財産管理状況の精査
・適正な情報開示、伝達体制の監査
・会計監査人の職務執行状況の確認及び会計監査人による監査内容の検証
・監査役会の運営、監査計画遂行状況の確認及び監査関連業務の取りまとめ
・社外監査役の活動の補助
・日本監査役協会の会合、セミナーへの参加等による社外情報収集

社外監査役社外視点でのコーポレート・ガバナンス強化、コンプライアンス経営実現の為の監査活動を担当
・取締役会、幹部会等重要な会議へ出席
・代表取締役と年2回の意見交換会の実施
・会計監査人の職務執行状況の確認及び会計監査人による監査内容の検証
・執行役員及び事業部長へのヒアリング実施
・主導的担当として開発現場往査の実施

c 常勤監査役及び社外監査役の活動状況
常勤監査役は、日常の監査活動において幅広く情報を収集し、適宜社外監査役と情報を共有し意見交換を行っております。また、日常監査において発見された事項については、月に1回実施されている取締役との意見交換の場で、業務改善提言を行っております。社外監査役は、豊富な経験、高い見識、高度な専門知識に基づき、取締役会・監査役会において発言しております。また、社外監査役は代表取締役社長との意見交換会において、経験を活かした社外の観点から意見を述べております。さらに社外取締役3名と社外監査役2名は、独立役員として意見交換会を実施しており、独立役員の立場でも、経営課題等について代表取締役に提言を行っております。
ニ 監査役会の具体的な検討事項
当事業年度における検討事項は次の通りとなります。
・監査計画
監査役監査方針、重点監査事項、年間監査計画、職務分担の決定
・監査役月次活動状況報告と監査内容の審議
・取締役会決議事項の確認
・監査役監査基準の改訂の決議
・会計監査人
会計監査人の評価及び選解任の判断
監査計画と監査報酬の適切性の判断
監査上の主要な検討事項(KAM : Key Audit Matters)の検討
・新任監査役選任案の同意の判断
・監査報告書案の決定
ホ 監査役会の実効性評価
監査役会としての実効性評価は、2021年3月期より毎事業年度継続しており、当事業年度においても監査活動を振り返り、次年度の監査品質の向上等を目的に、監査役会の実効性を評価いたしました。評価項目は次の13項目となります。
・監査役会の構成と運営の有効性
・コーポレートガバナンス・コードへの対応の有効性
・会計監査人の選解任の判断手続きの有効性
・取締役、取締役会対応の有効性
・リスクマネジメント体制監視の有効性
・内部統制構築の監視、検証の有効性
・リーガル・コンプライアンス体制の監視、検証の有効性
・内部監査の監視及び監査役監査との連携の有効性
・会計監査人監査の監視及び監査役監査との連携の有効性
・財務報告・情報開示の監視、検証の有効性
・重要な法令違反、不適切な会計処理等の不祥事対応の有効性
・ITガバナンス及び情報システム体制の有効性
・監査役監査のドキュメンテーションの有効性
全監査役で議論した結果、監査役会の実効性は確保されているとの評価となりましたが、ITガバナンス及び情報システム体制の有効性や、取締役、取締役会対応の有効性には、改善の余地がある事が認識されております。また、サステナビリティ面での社内体制が整備されたことで、サステナビリティ面への監査活動の充実と評価の必要性が出てきております。事業環境の変化を適切に把握し、今後も監査役会の実効性の向上に努めてまいります。
② 内部監査の状況
イ 組織、人員及び手続き
経営の効率性、適法性、健全性の確保を目的に業務執行部門から独立した社長直属の内部監査担当を2名配置しております。
当社における内部監査は、内部監査担当が内部監査規程及び監査計画に従い、業務全般にわたる監査を実施し、監査役及び監査役会に報告しております。内部監査担当は社長に内部監査報告書を提出し、その写しを常勤監査役及び監査対象部門に連携し、監査対象部門に対しては、必要に応じて指摘事項への回答その他問題点の是正を求め、実施状況を確認しております。また、金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制の評価及び報告を内部監査担当で実施しております。内部監査の結果及び財務報告に係る内部統制の評価結果等については内部統制委員会及び取締役会に年4回の定期報告と年度総括報告を行っております。
ロ 内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携
内部監査担当は、監査役による効率的な監査の遂行に資するよう、内部監査報告書を都度常勤監査役に連携するほか、相互の監査計画、実績及びリスク認識を共有し、隔月で意見交換会を実施しております。
会計監査人とは、監査計画及び進捗状況の共有に加え、必要に応じて随時打ち合わせ、意見交換を実施しております。
ハ 内部監査の実効性を確保するための取り組み
上記に加え、コンプライアンス委員会、ビジネスリスク評価検討会、内部通報制度等の活動にも加わり、直接課題提起、改善提案を行うことで、内部統制システム全般の向上に努めております。レポーティングラインについては、業務執行部門から独立し、社長及び取締役会の2つの報告経路を保持し、定期報告または必要に応じて随時報告を行っております。
③ 会計監査の状況
イ 監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
ロ 継続監査期間
23年間
(注) 上記記載の期間は、調査が著しく困難であったため、当社が株式上場した以後の期間について調査した結果について記載したものであり、継続監査期間はこの期間を超える可能性があります。
ハ 業務を執行した公認会計士
葛貫 誠司
井澤 依子
ニ 監査業務に係る補助者の構成
監査業務に係る補助者の構成は、公認会計士4名、その他8名であります。
ホ 監査法人の選定方針と理由
監査役会は、監査役監査基準第35条(会計監査人の選任等の手続き)に基づき、監査役会が策定した「会計監査人の選任・再任に係る判断基準」に従い以下の項目について評価を実施し、監査法人を選定しております。
・監査法人の品質管理
・監査チーム
・監査報酬等
・監査役等とのコミュニケーション
・経営者等との関係
・不正リスク
なお当基準は、監査法人のガバナンス・コードの制定に対応した基準となっております。
へ 監査役及び監査役会による監査法人の評価
監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、公益社団法人日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を参考に策定した「会計監査人の選任・再任に係る判断基準」に基づき、会計監査人の独立性、監査体制及び監査の実施状況、監査品質等を総合的に評価しております。また、外部機関による検査等の結果(日本公認会計士協会による品質管理レビュー結果及び公認会計士・監査審査会による検査結果)を会計監査人より入手し、問題ない結果であることを確認しております。
上記評価の結果、現会計監査人であるEY新日本有限責任監査法人に大きな問題は発見されず、当社の会計監査人として再任する事が妥当と判断いたしました。
④ 監査報酬の内容等
イ 監査公認会計士等に対する報酬の内容
前事業年度当事業年度
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
23,000-22,800-

ロ 監査報酬の決定方針
監査報酬の決定につきましては、監査公認会計士より提示された監査計画の内容を協議し、監査日数・会社の規模・業務の特性等勘案のうえ、監査役会の同意を得て決定いたしております。
ハ 監査役会が会計監査人に対する報酬等に同意した理由
監査役会は、公益社団法人日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、過年度の監査計画における監査項目別監査時間の実績及び報酬額の推移並びに会計監査人の職務遂行状況を確認し、当事業年度の監査計画における監査見積り時間及び監査報酬額の妥当性を検討した結果、合理的であると判断したことによります。

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