有価証券報告書-第54期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/24 13:00
【資料】
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【項目】
131項目
(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
イ 監査役会の構成
当社は監査役会設置会社であり、有価証券報告書提出日現在、監査役会は常勤監査役1名、社外監査役2名の3名によって構成されております。
役 職氏 名経 歴 等
常勤監査役田邊 直樹当社の取締役管理本部長を務め、管理部門を牽引し、その豊富な経験から当社の経営・管理全般、内部統制、リスク管理、コンプライアンスへの対応を含めたコーポレート・ガバナンスの強化・運営等に対する豊富な経験を有しております。
社外監査役木之下 圭MS&ADシステムズ株式会社の出身で、長年情報システム部門で経験を積まれており、特に損保及びデジタル系の情報システムに精通し、またコーポレート部門での経験を有しております。
社外監査役兵働 広記BIPROGY株式会社の出身で、長年社会・公共インフラ部門を担当されており、また経営企画部門を経て企業経営に携わるなど、豊富な経験、高い見識・倫理観を有しております。

ロ 監査役会の開催頻度・個々の監査役の出席状況
当事業年度において監査役会は、取締役会開催日に開催されるほか、必要に応じて随時開催されます。個々の監査役の監査役会及び取締役会への出席状況は次のとおりであります。
役 職氏 名出 席 回 数
監 査 役 会取 締 役 会
常勤監査役田邊 直樹100%(19回/19回)100%(18回/18回)
社外監査役木之下 圭95%(18回/19回)94%(17回/18回)
社外監査役兵働 広記100%(19回/19回)100%(18回/18回)

なお当社は、2025年6月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査役1名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、監査役会は引き続き3名の監査役(うち2名は社外監査役)で構成されることになります。
ハ 監査役及び監査役会の活動状況
a 監査役会の活動状況
当事業年度は、監査役会において監査の方針・重点監査事項及び監査業務の分担を決定し、年間活動計画を定め、各領域に対する監査活動を行いました。
監査方針・法令・定款、その他の規範及び会社諸規則に準拠した取締役の職務遂行内容の把握に努め、経営の透明性を監視し検証する。
・取締役会等重要な会議に出席し、経営判断の妥当性を監視し検証する。
・平素より取締役及び使用人との意思の疎通を図り、情報の収集と監査環境の整備に努める。
・会計監査人による監査の相当性判断に資するため、会計監査人との連携を深める。
・内部監査担当との連携により、監査の効果と効率性を図る。
・社会、経済状況の知識及び監査役監査の職務遂行に必要な情報収集と専門的な知識の取得に努める。
重点監査事項・2024年度経営基本方針・業務計画の遂行状況、次期中期経営計画に向けた取組み状況
・内部統制システムの整備・運用状況
・法令改定及び社内制度改定に係る対応及び整備・運用状況
・適正・的確・高度化した会社記述情報の適時開示状況
・三現主義(現場・現物・現実)の観点から実地監査の重要性


b 監査役の活動状況
監査役は、監査役会が定めた年間監査計画及び職務分担に基づき、以下の主な活動内容に示す方法などにより監査を実施し、経営に対する監視・監査を行っております。
監査役の主な活動内容分担
常勤社外
取締役会への出席
重要会議への出席(経営会議、幹部会、中計推進委員会、内部統制委員会、コンプライアンス委員会、サステナビリティ委員会、品質管理委員会、リスク評価検討会、セキュリティ委員会等)
業務執行取締役、執行役員・事業部長等の幹部社員との面談の実施
代表取締役との意見交換会の実施
社外取締役との意見交換会の実施
開発現場プロジェクトへの往査の実施
会計監査人との報告会開催・意見交換、監査内容の検証、評価の実施
内部監査担当との意見交換会の実施-
稟議等重要な書類等の確認・精査-
日次会計帳票の確認、重要な決算資料精査等の会計監査-
適正な情報開示、伝達体制の監査-
会社財産管理状況の精査-
日本監査役協会の会合・セミナーへの参加等による社外情報収集-

〇印は担当を示し、△は部分的担当あるいは任意の担当を示しております。
c 常勤監査役及び社外監査役の活動状況
(常勤監査役)日常的に全般に亘り監査を実施するとともに重要な社内会議に出席するほか、稟議等の重要な書類の閲覧などを実施し、意思決定の過程及び業務の執行状況を厳格に監視し、必要に応じて取締役、社員、会計監査人、内部監査担当と情報交換を行うことによって、効率的な監査を実施しています。これらの職務執行状況を毎月監査役会に報告し、監査活動の適正性確保に努めております。
(社外監査役)取締役会、監査役会等の場において、専門的な知見に基づく意見を述べ、取締役との意見交換においても積極的な提言を行うことで、当社の健全な経営に寄与しております。また、社外取締役3名とともに独立役員として意見交換会を実施しており、独立した客観的立場に基づく情報共有を行っており、連携すべき事項があった場合は、これらの情報を監査役会に報告し、経営課題等について代表取締役に提言を行うなど健全性確保に努めております。
ニ 監査役会の具体的な検討事項
監査役会における具体的な検討事項としては、年度の監査方針・監査計画・監査の方法の審議・決定、会計監査人の評価と再任適否、会計監査の相当性評価、多様化する様々なリスク要因に対する管理体制の状況等に関する事項であります。監査役会ではその結果確認された課題等について協議し、代表取締役・業務執行取締役・執行役員・事業部長との面談等を通じて意見具申や提言を行いました。
<監査役会での主な決議事項・審議・協議事項>(決議)監査役会監査方針・計画の承認、監査役選任議案への同意、常勤監査役・監査役会議長の選任、監査役職務分担の承認、監査役監査基準の改訂、会計監査人の再任の適否の決定、監査報告書の確定
(審議)監査役月次活動状況報告と監査内容、取締役会等の運営状況や付議事項等の適法性及び決議事項の確認
(協議)会計監査人の監査方法及び結果の相当性の判断・評価、会計監査人の監査計画と監査報酬の適切性判断、会計監査人の監査上の主要な検討事項(KAM : Key Audit Matters)の検討、法定書類・開示書類等の記載内容の確認、内部通報事案等の情報共有と対応状況及び再発防止体制の確認、コンプライアンス・ビジネスリスク管理体制のあり方検証等
ホ 監査役会の実効性評価
監査役会としての実効性評価は2021年3月期より毎事業年度継続しており、監査役監査活動の実効性に関する自己評価として全監査役に対するアンケートを実施し、監査役監査及び監査役会運営の現状を正しく理解し、その際に認識した課題を踏まえた上で継続的な改善に取り組むため、監査役会の実効性を評価しております。なお、実効性評価を継続的に実施する中で形骸化しないよう適切な評価項目を毎年設定し、評価結果を受けた改善策を今後の活動に反映していくこととしております。評価項目は次の10項目となります。
・監査役会の運営の有効性
・監査役・監査役会の環境整備の有効性
・監査役・監査役会の機能の有効性
・取締役、取締役会対応の有効性
・内部統制構築・運用の監視、検証の有効性
・コーポレートガバナンス・コードへの対応の有効性
・会計監査人監査の相当性判断の有効性
・サステナビリティ課題への対応の有効性
・リーガル・コンプライアンス体制の有効性
・監査役と社外取締役との連携に関する有効性
当事業年度は、年間監査計画に基づき中期経営計画を支える主要施策の取り組み状況の検証ならびに内部統制システム、各種マネジメント体制の構築・運用状況等を重点監査項目として設定し、各監査役から監査の状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等からも職務執行状況及び事業運営の状況について報告・説明を受け、必要に応じて説明を求めてまいりました。ガバナンス改革やサステナビリティ等の非財務情報課題を含めた取り組みに対する監査を踏まえ、中長期の経営課題については2025年度からスタートする新中期経営計画の進捗状況確認等妥当性監査に向け監査役会・取締役会間での議論を重ね、更なる深堀を行うことが課題であると認識しています。これら実効性評価に係る評価結果を踏まえ、監査役会で議論・検証した結果、監査役会の実効性は確保されているとの結論に至りました。討議の中で認識された課題等についても対応策を決定し、より実効性のある監査役会運営に努めてまいります。
② 内部監査の状況
イ 組織、人員及び手続き
経営の効率性、適法性、健全性の確保を目的に業務執行部門から独立した社長直属の内部監査担当を2名配置しております。
当社における内部監査は、内部監査担当が内部監査規程及び監査計画に従い、業務全般にわたる監査を実施し、監査役及び監査役会に報告しております。内部監査担当は社長に内部監査報告書を提出し、その写しを常勤監査役及び監査対象部門に連携し、監査対象部門に対しては、必要に応じて指摘事項への回答その他問題点の是正を求め、実施状況を確認しております。また、金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制の評価及び報告を内部監査担当で実施しております。内部監査の結果及び財務報告に係る内部統制の評価結果等については内部統制委員会及び取締役会に年4回の定期報告と年度総括報告を行っております。
ロ 内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携
内部監査担当は、監査役による効率的な監査の遂行に資するよう、内部監査報告書を都度常勤監査役に連携するほか、相互の監査計画、実績及びリスク認識を共有し、隔月で意見交換会を実施しております。
会計監査人とは、監査計画及び進捗状況の共有に加え、必要に応じて随時打ち合わせ、意見交換を実施しております。
ハ 内部監査の実効性を確保するための取り組み
上記に加え、コンプライアンス委員会、ビジネスリスク評価検討会、内部通報制度等の活動にも加わり、直接課題提起、改善提案を行うことで、内部統制システム全般の向上に努めております。レポーティングラインについては、業務執行部門から独立し、社長及び取締役会の2つの報告経路を保持し、定期報告または必要に応じて随時報告を行っております。
③ 会計監査の状況
イ 監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
ロ 継続監査期間
25年間
(注) 上記記載の期間は、調査が著しく困難であったため、当社が株式上場した以後の期間について調査した結果について記載したものであり、継続監査期間はこの期間を超える可能性があります。
ハ 業務を執行した公認会計士
葛貫 誠司
小沼香王理
ニ 監査業務に係る補助者の構成
監査業務に係る補助者の構成は、公認会計士2名、その他4名であります。
ホ 監査法人の選定方針と理由
監査役会は、監査役監査基準第35条(会計監査人の選任等の手続き)に基づき、監査役会が策定した「会計監査人の選任・再任に係る判断基準」に従い以下の項目について評価を実施し、監査法人を選定しております。
・監査法人の品質管理
・監査チーム
・監査報酬等
・監査役等とのコミュニケーション
・経営者等との関係
・不正リスク
なお当基準は、監査法人のガバナンス・コードの制定に対応した基準となっております。
へ 監査役及び監査役会による監査法人の評価
監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、公益社団法人日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を参考に策定した「会計監査人の選任・再任に係る判断基準」に基づき、会計監査人の独立性、監査体制及び監査の実施状況、監査品質等を総合的に評価しております。また、外部機関による検査等の結果(日本公認会計士協会による品質管理レビュー結果及び公認会計士・監査審査会による検査結果)を会計監査人より入手し、問題ない結果であることを確認しております。
上記評価の結果、現会計監査人であるEY新日本有限責任監査法人に大きな問題は発見されず、当社の会計監査人として再任する事が妥当と判断いたしました。
④ 監査報酬の内容等
イ 監査公認会計士等に対する報酬の内容
前事業年度当事業年度
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
24,200-25,000-

ロ 監査報酬の決定方針
監査報酬の決定につきましては、監査公認会計士より提示された監査計画の内容を協議し、監査日数・会社の規模・業務の特性等勘案のうえ、監査役会の同意を得て決定いたしております。
ハ 監査役会が会計監査人に対する報酬等に同意した理由
監査役会は、公益社団法人日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、過年度の監査計画における監査項目別監査時間の実績及び報酬額の推移並びに会計監査人の職務遂行状況を確認し、当事業年度の監査計画における監査見積り時間及び監査報酬額の妥当性を検討した結果、合理的であると判断したことによります。

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