訂正有価証券報告書-第20期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

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2017/06/22 16:55
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106項目

有報資料

(1)業績
当社は「ユーザー本位の価値あるサービスを創出しつづける」をミッションとして、幅広いジャンルで事業展開
を行っております。創業当時よりサービスを提供している購買支援サイト『価格.com』をはじめ、ランキングとク
チコミのグルメサイト『食ベログ』など、現在提供しているサービスは20以上あり、各事業それぞれがグループ全
体の業績を牽引することで、継続的な成長の実現に取り組んでまいりました。
当連結会計年度における日本経済は、政府による対策を背景に雇用状況に着実な回復がみられたものの、個人消
費は低迷が続きました。一方で、当社の事業に関連する消費者向け電子商取引(BtoC-EC)市場規模は、平成27年度
に前年比7.6%増の13.8兆円と堅調に増加いたしました。さらに、小売市場全体に占めるEC化率は4.8%と世界水準
から見てもまだ低いため、今後もEC化の進展による市場の拡大が期待されます。(※1)また、外食産業の市場規
模に関しましても、平成27年度に25.1 兆円と前年比 2.2%増加しております。(※2)
このような環境のもと、『価格.com』は平成29年3月度に月間利用者数5,275万人(※3)となりました。消費財
カテゴリにおけるユーザビリティの改善により消費財流通総額を伸ばすとともに、サービスカテゴリにおいてコン
テンツの改善及び拡充を進めました。『食べログ』は平成29年3月度に月間利用者数1億429万人(※3)となりま
した。オンライン予約サービスを中心とするユーザーインターフェースの改善を行い、平成29年3月には累計オン
ライン予約人数が1,400万人を突破いたしました。また、女性向けライフスタイルメディア『キナリノ』では、キナ
リノモール内での流通総額を伸ばすべくユーザーの送客強化及び指名使いユーザーの増加を図りました。ダイナミ
ックパッケージ事業を運営する連結子会社(株)タイムデザインでは、予約システムの強化やクレジットカード企
業等との連携を進めてまいりました。
この結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は45,089百万円(前年同期比9.2%増)、営業利益は
21,161百万円(前年同期比8.3%増)、経常利益は21,164百万円(前年同期比8.1%増)、親会社株主に帰属する当
期純利益は14,838百万円(前年同期比13.3%増)となりました。
※1出所:経済産業省「平成27年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)報告書」(平成28年6月14日発表)
※2出所:一般社団法人 日本フードサービス協会「平成 27 年外食産業市場規模推計について」(平成28年7月発表)
※3月間利用者数とは、1ヶ月のうちに運営サイトを訪れたブラウザ数であり、延べ訪問数ではなく、複数回訪問したブラウザも1と数えた場合の正味のブラウザ数となります。また、2016年11月より、モバイル端末のウェブページ多様化に伴い計測ロジックを変更しております。
セグメントの業績(内部取引消去後)は、次のとおりであります。
① インターネット・メディア事業
当連結会計年度のインターネット・メディア事業の売上高は44,161百万円(前年同期比9.7%増)、営業利益は21,024百万円(前年同期比9.2%増)となりました。
[価格.com業務]
『価格.com』におけるショッピング事業は、デジタルコンシューマー機器の売れ行きの不振等により送客数が減少し、売上高は9,139百万円(前年同期比1.7%減)となりました。『価格.com』における広告事業は、予約型広告において自動車関連メーカーからの受注が増加した一方でデジタルコンシューマー機器メーカーからの受注が減収したこと、またトラフィックの減少によりネットワーク広告収入が減少したことにより、売上高は4,161百万円(前年同期比6.5%減)となりました。『価格.com』におけるサービス業務は、通信事業における海外wi-fi比較やSIM比較による取次ぎ件数が好調に推移したことから手数料収入が増加し、売上高は7,986百万円(前年同期比10.6%増)となりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は21,287百万円(前年同期比1.5%増)となりました。
[食べログ業務]
『食べログ』における飲食店課金事業は、有料サービスを利用する飲食店数及びオンライン予約人数が増加したことで増収となりました。また、『食べログ』における個人課金事業は、個人会員の獲得が進んだことで、増収となりました。一方で、『食べログ』における広告事業は、ネットワーク広告収入が減少したことにより減収となりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は18,608百万円(前年同期比17.9%増)となりました。
[新興メディア業務]
新興メディア業務において、連結子会社(株)タイムデザインが提供するダイナミックパッケージ事業において、宿泊施設の予約件数が増加いたしました。また、不動産住宅情報サイト『スマイティ』において、コンテンツの強化と販売強化を図ったことにより、手数料収入が増加いたしました。さらに『キナリノ』において、キナリノモールへの送客及び広告販売を強化したことにより、手数料収入及び広告収入が増加いたしました。
その結果、当連結会計年度の売上高は4,264百万円(前年同期比21.9%増)となりました。
② ファイナンス事業
連結子会社㈱カカクコム・インシュアランスによる保険代理店業務において、トラフィックの減少により保険の申し込み数が減少いたしました。
その結果、当連結会計年度の売上高は927百万円(前年同期比9.6%減)、営業利益は132百万円(前年同期比52.5%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ2,570百万円増加し、30,890百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は16,337百万円(前年同期は13,301百万円の収入)となりました。
これは、主として税金等調整前当期純利益21,200百万円を計上した一方で、法人税等の支払額が6,720百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は2,082百万円(前年同期は1,023百万円の収入)となりました。
これは、主として投資有価証券の取得による支出が510百万円、事業拡大に伴うサーバー等の有形固定資産の取得による支出が414百万円、サーバーで使用するソフトウェアの購入等の無形固定資産の取得による支出が1,186百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は11,656百万円(前年同期は7,775百万円の支出)となりました。
これは、主として自己株式の取得による支出が4,232百万円、配当金の支払額が7,625百万円あったことによるものであります。

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