有価証券報告書-第25期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/26 15:55
【資料】
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【項目】
139項目
15.その他の金融資産
(1) その他の金融資産の内訳
その他の金融資産の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産
出資金2,1534,918
株式5,54610,039
合計7,69914,957
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
上場株式111,22345,279
非上場株式387432
ヘッジ指定されたデリバティブ資産-98
合計111,61045,808
償却原価で測定する金融資産
債券等562-
長期差入保証金2,2962,463
預け金9787
その他177124
合計3,1332,673
流動資産237277
非流動資産122,20563,162
合計122,44263,438

(2) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産
主な銘柄及び公正価値は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
銘柄前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
任天堂株式会社108,50245,137

当社グループは、投資先との取引関係の維持、強化による収益基盤の拡大を目的として保有している投資について、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産に分類しております。
期末日現在保有している、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産の受取配当金は前連結会計年度(2022年3月期)及び当連結会計年度(2023年3月期)において、それぞれ3,649百万円及び1,796百万円であります。
(3) 期中に認識を中止したその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産
当社グループは、保有資産の効率化や有効活用を図るため、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産の一部を売却等により処分し、認識を中止しております。
期中に認識を中止した、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産の認識中止日時点の公正価値、累積利得又は損失、及び受取配当金は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
認識中止日時点の公正価値累積利得・損失(△)受取配当金
-△30468

(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
認識中止日時点の公正価値累積利得・損失(△)受取配当金
49,58038,5861,240

(注)当連結会計年度において、任天堂株式会社の普通株式を売却いたしました。
①売却株数 8,797,000株
②売却金額 49,580百万円
③売却後の所有株式数 8,797,000株
本株式に関して、取得から売却までの期間において、その他の包括利益で累計38,586百万円の利得を認識しております。また、上記の利得に対応する税金費用として、その他の包括利益で累計11,815百万円の損失を認識しております。その他の包括利益で認識された利得及び損失は利益剰余金に振り替えております。
なお、任天堂株式会社は2022年10月1日付で、同社普通株式1株につき10株の割合で株式分割を行っており、「①売却株数」及び「③売却後の所有株式数」については当該株式分割後の株式数を記載しております。