有価証券報告書-第25期(2022/04/01-2023/03/31)
(4)サステナビリティ戦略に基づく取組について
中期経営計画において重点項目としている5つの領域のうち、University事業系、法人向け人材育成事業系、インターナショナルスクール事業系における当社グループ戦略に基づいた活動は次のとおりです。
① University事業及び法人向け人材育成事業系の取組
当社は、ビジネス・ブレークスルー大学、大学院及び企業におけるマネジメント教育を通してサステナビリティに貢献しております。例として、ビジネス・ブレークスルー大学及び大学院の谷中修吾氏教授によるオープンカレッジ「SDGsビジネスデザイン講座」を開講しております。谷中教授は、社会をよくするSDGsを体現する取組を「環境大臣賞」として幅広く表彰する環境省グッドライフアワードの総合プロデューサーを発足当初より務めております。また、「ビジネスの中でのSDGsを知る~世界の「食」×ダイバーシティー~」と題した高等学校向けの出張授業を、実務家教員である横山真也講師が継続して実施しております。
また、質の高い教育をすべての人に提供する活動の一環となる奨学金制度の新設にも取組ました。ビジネス・ブレークスルー大学において、日本プロ野球選手会、日本ラグビーフットボール選手会それぞれとアスリートの教育分野で協定を締結し、新たにスポーツマンのセカンドキャリア奨学金を開始しております。
② インターナショナルスクール事業系の取組
当社グループは、次代を担う子どもたちが通うアオバジャパン・インターナショナルスクール(株式会社アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ、以下「当校」という。)において競争優位の源泉となる国際バカロレア教育を導入し、普及に努めております。2018年より文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局業務を受託し、結果として国際バカロレア(IB)認定校・候補校のプログラム数が200校を超えました。国際バカロレア教育の教育活動の中では、スクールコミュニティ全体がサステナビリティの活動に取組ことで、子どもたちがサステナビリティに対する理解を深め、自ら考えて実践ができるよう教育環境の形成に取組んでおります。広く地球規模での持続可能性に思いを馳せ、リーダーシップを取ることのできる人材の育成は、社会への貢献のみならず、その質の高い教育を行えるスクールとしての認知がスクールの持続的な発展に資するものと考えております。以下に、当校が実施している5つの取組をご紹介いたします。
ⅰ国際バカロレア PYPのExhibitionにおけるSDGsに関連した探究と発表
当校では、3歳から12歳を対象とした国際バカロレアのPrimary Years Programmeにおいて、毎年、Exhibition(探究学習発表会)を開催しております。生徒はグループに分かれ、自らテーマを選び、探究を行い、発表を行っております。これらの発表は、国際バカロレアのグローバルな学びと関連し、SDGsにも関わる内容となっております。以下に、昨年までの一部の発表例をご紹介いたします。
ⅱ高等部生徒によるパプアニューギニアの学校支援活動
当校の高等部では、多様性に準じたグローバルな教育システムを導入し、生徒が自身の情熱を追求できる環境を提供しております。具体的な取組の一例として、10ヶ国からの異なるバックグラウンドを持つ高校2年生が、社会起業精神を学び、社会奉仕活動の一環としてパプアニューギニアの教育環境の改善に取組んでおります。彼らは社会起業家と協力し、募金などを集めながら、現地の中高一貫校への支援活動を行っております。この取組は、SDGs4「質の高い教育をみんなに」の実現に向けた活動に繋がっております。
ⅲ学校コミュニティによる「スプリングカーニバル(学祭)」での環境配慮の取組
当校では、学校生活を通じてグローバルな問題を学ぶ機会を提供するため、保護者を含む学校コミュニティによって春に開催される学祭において、海やサンゴ礁の保護を目標の一つとして掲げました。この取組は、SDGs14「海の豊かさを守る」の実現に貢献する活動です。以下に、学祭における取組をご紹介いたします。
・プラスチックゴミの削減
-提供される食事のサイズを制限し、使い捨て食器や容器の使用を減らす
-ドリンク用のコップを使い捨てのプラスチックからリユース食器へと変更する
-装飾に使用されるプラスチックやビニール素材は、すべてリサイクル可能なものを選択する
・環境問題への意識を高め、行動に繋げる活動
-ブースやワークショップ、ゲーム、集会などを通じて、来場者が海や環境の問題について考える機会を提供する
-学祭の収益の一部を海洋保護団体に寄付する
上記の取組については、当校ウェブサイトのニュース&イベントで公開しており、誰でも閲覧することができます。
ⅳ学校コミュニティによる「フードロス削減」協力
当校の目黒キャンパスでは、目黒区におけるフードロスを削減する取組であるフードドライブに定期的な寄付を行っております。フードドライブとは、家庭で余っている食品を集め、地域の福祉施設など食品を必要としている方々に届ける仕組みであり、SDGs2「飢餓をゼロに」に貢献する活動です。教育活動に留まらず実際の問題解決者として行動することを重視し、2か月に1度、通学家庭から学校に集められた食品を目黒区に届けております。
ⅴ奨学金制度の設置
当校の高等部では、日本のみならず世界中からの高い目的意識を持った生徒のために奨学金制度を設置しております。これにより、優秀な生徒が教育の機会を失うことなく学習を開始・継続することが出来ます。当該制度は、ⅱと同様に、SDGs4「質の高い教育をみんなに」の実現に向けた活動となります。
また、当校は子どもたちの教育に留まらず、次世代の教員育成にも力を入れております。都留文科大学、国際基督教大学、デンマークの大学コンソーシアムに加え、メルボルン大学とも教育実習の共同実施契約を締結し、インターンシップの機会を提供し、日本に留まらない世界の地域社会に教育面で貢献いたします。
中期経営計画において重点項目としている5つの領域のうち、University事業系、法人向け人材育成事業系、インターナショナルスクール事業系における当社グループ戦略に基づいた活動は次のとおりです。
① University事業及び法人向け人材育成事業系の取組
当社は、ビジネス・ブレークスルー大学、大学院及び企業におけるマネジメント教育を通してサステナビリティに貢献しております。例として、ビジネス・ブレークスルー大学及び大学院の谷中修吾氏教授によるオープンカレッジ「SDGsビジネスデザイン講座」を開講しております。谷中教授は、社会をよくするSDGsを体現する取組を「環境大臣賞」として幅広く表彰する環境省グッドライフアワードの総合プロデューサーを発足当初より務めております。また、「ビジネスの中でのSDGsを知る~世界の「食」×ダイバーシティー~」と題した高等学校向けの出張授業を、実務家教員である横山真也講師が継続して実施しております。
| 関連項目 | 講座名 |
| サステナビリティ | SX戦略 |
| サステナビリティ | 脱炭素社会におけるエネルギー新潮流 |
| サステナビリティ | エネルギー産業の新潮流 |
| サステナビリティ | SDGsビジネス入門 |
| サステナビリティ | CSVの先へ |
| サステナビリティ | BCGが読む経営の論点 |
| 人的資本・多様性 | これからの人事部員にもとめられるもの |
| 人的資本・多様性 | ダイバーシティとインクルージョン |
| 人的資本・多様性 | 企業の未来とジェンダーダイバーシティ |
| 人的資本・多様性 | リカレントサミット |
| 女性の活躍 | 経営戦略としての女性活躍 |
| ESG | ESG経営における企業法務・企業統治 |
| ESG | ESG投資の急拡大から考える企業経営 |
また、質の高い教育をすべての人に提供する活動の一環となる奨学金制度の新設にも取組ました。ビジネス・ブレークスルー大学において、日本プロ野球選手会、日本ラグビーフットボール選手会それぞれとアスリートの教育分野で協定を締結し、新たにスポーツマンのセカンドキャリア奨学金を開始しております。
② インターナショナルスクール事業系の取組
当社グループは、次代を担う子どもたちが通うアオバジャパン・インターナショナルスクール(株式会社アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ、以下「当校」という。)において競争優位の源泉となる国際バカロレア教育を導入し、普及に努めております。2018年より文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局業務を受託し、結果として国際バカロレア(IB)認定校・候補校のプログラム数が200校を超えました。国際バカロレア教育の教育活動の中では、スクールコミュニティ全体がサステナビリティの活動に取組ことで、子どもたちがサステナビリティに対する理解を深め、自ら考えて実践ができるよう教育環境の形成に取組んでおります。広く地球規模での持続可能性に思いを馳せ、リーダーシップを取ることのできる人材の育成は、社会への貢献のみならず、その質の高い教育を行えるスクールとしての認知がスクールの持続的な発展に資するものと考えております。以下に、当校が実施している5つの取組をご紹介いたします。
ⅰ国際バカロレア PYPのExhibitionにおけるSDGsに関連した探究と発表
当校では、3歳から12歳を対象とした国際バカロレアのPrimary Years Programmeにおいて、毎年、Exhibition(探究学習発表会)を開催しております。生徒はグループに分かれ、自らテーマを選び、探究を行い、発表を行っております。これらの発表は、国際バカロレアのグローバルな学びと関連し、SDGsにも関わる内容となっております。以下に、昨年までの一部の発表例をご紹介いたします。
| 内容 | SDGs |
| ゴミのポイ捨てが及ぼす影響や歴史的背景の確認、 問題解決の提案 | 12「つくる責任 つかう責任」 |
| 新型コロナウイルスの影響と予防策の探究 | 3「すべての人に健康と福祉を」 |
ⅱ高等部生徒によるパプアニューギニアの学校支援活動
当校の高等部では、多様性に準じたグローバルな教育システムを導入し、生徒が自身の情熱を追求できる環境を提供しております。具体的な取組の一例として、10ヶ国からの異なるバックグラウンドを持つ高校2年生が、社会起業精神を学び、社会奉仕活動の一環としてパプアニューギニアの教育環境の改善に取組んでおります。彼らは社会起業家と協力し、募金などを集めながら、現地の中高一貫校への支援活動を行っております。この取組は、SDGs4「質の高い教育をみんなに」の実現に向けた活動に繋がっております。
ⅲ学校コミュニティによる「スプリングカーニバル(学祭)」での環境配慮の取組
当校では、学校生活を通じてグローバルな問題を学ぶ機会を提供するため、保護者を含む学校コミュニティによって春に開催される学祭において、海やサンゴ礁の保護を目標の一つとして掲げました。この取組は、SDGs14「海の豊かさを守る」の実現に貢献する活動です。以下に、学祭における取組をご紹介いたします。
・プラスチックゴミの削減
-提供される食事のサイズを制限し、使い捨て食器や容器の使用を減らす
-ドリンク用のコップを使い捨てのプラスチックからリユース食器へと変更する
-装飾に使用されるプラスチックやビニール素材は、すべてリサイクル可能なものを選択する
・環境問題への意識を高め、行動に繋げる活動
-ブースやワークショップ、ゲーム、集会などを通じて、来場者が海や環境の問題について考える機会を提供する
-学祭の収益の一部を海洋保護団体に寄付する
上記の取組については、当校ウェブサイトのニュース&イベントで公開しており、誰でも閲覧することができます。
ⅳ学校コミュニティによる「フードロス削減」協力
当校の目黒キャンパスでは、目黒区におけるフードロスを削減する取組であるフードドライブに定期的な寄付を行っております。フードドライブとは、家庭で余っている食品を集め、地域の福祉施設など食品を必要としている方々に届ける仕組みであり、SDGs2「飢餓をゼロに」に貢献する活動です。教育活動に留まらず実際の問題解決者として行動することを重視し、2か月に1度、通学家庭から学校に集められた食品を目黒区に届けております。
ⅴ奨学金制度の設置
当校の高等部では、日本のみならず世界中からの高い目的意識を持った生徒のために奨学金制度を設置しております。これにより、優秀な生徒が教育の機会を失うことなく学習を開始・継続することが出来ます。当該制度は、ⅱと同様に、SDGs4「質の高い教育をみんなに」の実現に向けた活動となります。
また、当校は子どもたちの教育に留まらず、次世代の教員育成にも力を入れております。都留文科大学、国際基督教大学、デンマークの大学コンソーシアムに加え、メルボルン大学とも教育実習の共同実施契約を締結し、インターンシップの機会を提供し、日本に留まらない世界の地域社会に教育面で貢献いたします。