有価証券報告書-第28期(2025/04/01-2026/03/31)
(4)サステナビリティ戦略に基づく取組について
当社グループは、University事業系、人材育成事業系、インターナショナルスクール事業系において、サステナビリティ戦略に即した取り組みを積極的に展開しております。
全ての事業系において、教育の質と内容の維持・向上を最優先課題としており、現場責任者が取締役に直接報告する体制の下、提供プログラムの継続的なモニタリングと迅速な改善を実施しています。また、当社のクレド「私たちの約束:Our Commitment」の方針に基づき、全社員が価値観を共有し、持続可能な社会の実現に向けた部門横断的な取り組みを推進しています。
さらに、経済産業省の「グローバルサウスIT人材活用支援調査事業」に採択され、インド・エチオピア・ブラジルからAI・IT分野における高度専門人材をインターンとして受け入れました。当社グループはこのインターンシップを通じて生成AIを活用した学習支援プラットフォームの開発を進めており、国際的かつ実践的な教育DXを体現する事例となっております。
以上の体制のもと、以下のような具体的な取組を実施しております。
① University事業及び人材育成事業系の取組
当社グループのミッション『世界で活躍するリーダーの育成』及びビジョン「Lifetime Empowerment(一生涯学び続け、一生涯成長し続ける学び舎になる)」の実現には、自社の従業員自身が継続的に学び成長することが不可欠であり、教育サービス提供企業として『自社製品(学習コンテンツ)の社員受講』『MBA取得支援』『タスクフォース型の社員参画』を経営戦略に直接連動する人事施策として位置づけております。当社は、ビジネス・ブレークスルー大学・大学院並びに企業向け研修事業を通じて、サステナビリティ及び企業倫理を含む教育プログラムを提供し、社会の持続可能性の実現に寄与しております。主な講座例は以下のとおりです。
また、すべての人に質の高い教育を提供するため、各種奨学金制度を継続しております。ビジネス・ブレークスルー大学では、日本プロ野球選手会及び日本ラグビーフットボール選手会との協定に基づき、アスリートのセカンドキャリア支援として、学費半額免除制度等を提供しております。
② インターナショナルスクール事業系の取組
当社グループは、次代を担う子供たちが通うアオバジャパン・インターナショナルスクール(株式会社アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ、以下「当校」という。)において競争優位の源泉となる国際バカロレア教育を導入し、継続的な普及に努めております。2018年より文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局業務を受託し、結果として国際バカロレア(IB)認定校・候補校のプログラム数が240校を超えました。国際バカロレア教育の教育活動の中では、スクールコミュニティ全体がサステナビリティの活動に取組むことで、子供たちがサステナビリティに対する理解を深め、自ら考えて実践ができるよう教育環境の形成に取組んでおります。広く地球規模での持続可能性に思いを馳せ、リーダーシップを取ることのできる人材の育成は、社会への貢献のみならず、その質の高い教育を行えるスクールとしての社会的な認知がスクールの持続的な発展に資するものと考えております。以下に、当校が実施した主な取組をご紹介いたします。
ⅰ国際バカロレア PYPのExhibitionにおけるSDGsに関連した探究と発表
当校では、3歳から12歳を対象とした国際バカロレアのPrimary Years Programmeにおいて、毎年、Exhibition(探究学習発表会)を開催しております。生徒はグループに分かれ、自らテーマを選び、探究活動を行い、発表を行っております。これらの発表は、国際バカロレアのグローバルな学びと関連し、SDGsにも関わる内容となっております。
ⅱ学校コミュニティによる「スプリングカーニバル(学園祭)」での環境配慮の取組
当校では、恒例行事であるスプリングカーニバル(学園祭)において、学校コミュニティ全体で環境配慮への意識を高める取り組みを実践しています。特に重点を置いているのが、海洋環境保護の観点から、学祭におけるプラスチック製品の使用を極力控えることです。模擬店で使用する食器は、繰り返し使えるリユース食器や、自然素材を用いるように努力しています。飲料についても、リサイクル可能な容器やマイボトルの推奨を行っています。装飾においても、プラスチック製のものは避け、自然素材や再利用できる素材を活用するなど、創意工夫を凝らしています。SDGs4「質の高い教育をみんなに」の実現に向けた活動を続けております。
ⅲ学校コミュニティによる「フードロス削減」協力
当校の目黒キャンパスでは、目黒区におけるフードロスを削減する取組であるフードドライブに定期的な寄付を行っております。フードドライブとは、家庭で余っている食品を集め、地域の福祉施設など食品を必要としている方々に届ける仕組みであり、SDGs2「飢餓をゼロに」に貢献する活動です。教育活動に留まらず実際の問題解決者として行動することを重視し、2か月に1度、通学家庭から学校に集められた食品を目黒区に届けております。
ⅳ奨学金制度の設置
当校の高等部では、日本のみならず世界中からの高い目的意識を持った生徒のために奨学金制度を設置しております。これにより、優秀な生徒が教育の機会を失うことなく学習を開始・継続することができます。当該制度は、ⅲと同様に、SDGs4「質の高い教育をみんなに」の実現に向けた活動となります。
また、当校は子供たちの教育に留まらず、次世代の教員育成にも力を入れております。都留文科大学、玉川大学、欧州の大学に加え、メルボルン大学とも教育実習の共同実施契約を締結し、インターンシップの機会を提供し、日本に留まらない世界の地域社会に教育面で貢献いたします。
③ クレド経営「私たちの約束:Our Commitment」の推進
当社グループは、経営理念を全社員が日常的に実践するための枠組みとしてクレド経営「私たちの約束:Our Commitment」を導入しています。この取り組みは、組織のミッション・ビジョン・バリューの浸透を図るとともに、部門横断的なプロジェクトを通じて、現場主導で社会的課題の解決を目指すものです。特に、ジェンダー平等、ワークスタイル改革、教育機会の多様化、地域貢献といったテーマでの自主的な活動が活発に行われており、人的資本の強化と企業文化の持続的成長を実現しています。
④ グローバルサウスからのインターン受入によるAIプロジェクトの推進
当社グループは、経済産業省の支援を受け、グローバルサウス(インド及び南アフリカ)からAI・IT領域の専門性を有するインターンを受け入れ、生成AIを活用した学習支援システムの開発を進めました。これにより、多様なバックグラウンドを持つ人材との協働による新たな価値創出を実現し、教育DXにおける国際連携モデルとしての成果をあげています。本取り組みは、技術革新と国際人材交流を通じたサステナブルな教育基盤構築の一環であり、国内外の教育機関・行政機関との連携強化にも資するものです。
当社グループは、University事業系、人材育成事業系、インターナショナルスクール事業系において、サステナビリティ戦略に即した取り組みを積極的に展開しております。
全ての事業系において、教育の質と内容の維持・向上を最優先課題としており、現場責任者が取締役に直接報告する体制の下、提供プログラムの継続的なモニタリングと迅速な改善を実施しています。また、当社のクレド「私たちの約束:Our Commitment」の方針に基づき、全社員が価値観を共有し、持続可能な社会の実現に向けた部門横断的な取り組みを推進しています。
さらに、経済産業省の「グローバルサウスIT人材活用支援調査事業」に採択され、インド・エチオピア・ブラジルからAI・IT分野における高度専門人材をインターンとして受け入れました。当社グループはこのインターンシップを通じて生成AIを活用した学習支援プラットフォームの開発を進めており、国際的かつ実践的な教育DXを体現する事例となっております。
以上の体制のもと、以下のような具体的な取組を実施しております。
① University事業及び人材育成事業系の取組
当社グループのミッション『世界で活躍するリーダーの育成』及びビジョン「Lifetime Empowerment(一生涯学び続け、一生涯成長し続ける学び舎になる)」の実現には、自社の従業員自身が継続的に学び成長することが不可欠であり、教育サービス提供企業として『自社製品(学習コンテンツ)の社員受講』『MBA取得支援』『タスクフォース型の社員参画』を経営戦略に直接連動する人事施策として位置づけております。当社は、ビジネス・ブレークスルー大学・大学院並びに企業向け研修事業を通じて、サステナビリティ及び企業倫理を含む教育プログラムを提供し、社会の持続可能性の実現に寄与しております。主な講座例は以下のとおりです。
| 関連項目 | 講座名 |
| サステナビリティ | SX戦略 |
| サステナビリティ | 脱炭素社会におけるエネルギー新潮流 |
| サステナビリティ | エネルギー産業の新潮流 |
| サステナビリティ | SDGsビジネス入門 |
| サステナビリティ | サーキュラー・エコノミー |
| サステナビリティ | 企業のガバナンスと倫理 |
| サステナビリティ | コーポレートガバナンス概論 |
| サステナビリティ | サステナビリティを実現する価値創造者 |
| サステナビリティ | GXを実現する政策と企業戦略 |
| サステナビリティ | GXが変える社会とビジネス |
| サステナビリティ | グローバルメガトレンド |
| サステナビリティ | トランプ2.0における日本のGX戦略 |
| 人的資本・多様性 | 自律型人財として活躍するために必要な5つのこと |
| 人的資本・多様性 | 経営者が知っておくべきジョブ型雇用 |
| 人的資本・多様性 | これからの人事部員にもとめられるもの |
| 人的資本・多様性 | ダイバーシティとインクルージョン |
| 人的資本・多様性 | 企業の未来とジェンダーダイバーシティ |
| 人的資本・多様性 | リカレントサミット |
| 人的資本・多様性 | 組織行動・人的資本経営 |
| 人的資本・多様性 | ピープルストラテジー |
| 女性の活躍 | 経営戦略としての女性活躍 |
| 女性の活躍 | 女性活躍を促進するフェムテック戦略 |
| ESG | ESG経営における企業法務・企業統治 |
| ESG | ESG投資の急拡大から考える企業経営 |
また、すべての人に質の高い教育を提供するため、各種奨学金制度を継続しております。ビジネス・ブレークスルー大学では、日本プロ野球選手会及び日本ラグビーフットボール選手会との協定に基づき、アスリートのセカンドキャリア支援として、学費半額免除制度等を提供しております。
② インターナショナルスクール事業系の取組
当社グループは、次代を担う子供たちが通うアオバジャパン・インターナショナルスクール(株式会社アオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ、以下「当校」という。)において競争優位の源泉となる国際バカロレア教育を導入し、継続的な普及に努めております。2018年より文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局業務を受託し、結果として国際バカロレア(IB)認定校・候補校のプログラム数が240校を超えました。国際バカロレア教育の教育活動の中では、スクールコミュニティ全体がサステナビリティの活動に取組むことで、子供たちがサステナビリティに対する理解を深め、自ら考えて実践ができるよう教育環境の形成に取組んでおります。広く地球規模での持続可能性に思いを馳せ、リーダーシップを取ることのできる人材の育成は、社会への貢献のみならず、その質の高い教育を行えるスクールとしての社会的な認知がスクールの持続的な発展に資するものと考えております。以下に、当校が実施した主な取組をご紹介いたします。
ⅰ国際バカロレア PYPのExhibitionにおけるSDGsに関連した探究と発表
当校では、3歳から12歳を対象とした国際バカロレアのPrimary Years Programmeにおいて、毎年、Exhibition(探究学習発表会)を開催しております。生徒はグループに分かれ、自らテーマを選び、探究活動を行い、発表を行っております。これらの発表は、国際バカロレアのグローバルな学びと関連し、SDGsにも関わる内容となっております。
ⅱ学校コミュニティによる「スプリングカーニバル(学園祭)」での環境配慮の取組
当校では、恒例行事であるスプリングカーニバル(学園祭)において、学校コミュニティ全体で環境配慮への意識を高める取り組みを実践しています。特に重点を置いているのが、海洋環境保護の観点から、学祭におけるプラスチック製品の使用を極力控えることです。模擬店で使用する食器は、繰り返し使えるリユース食器や、自然素材を用いるように努力しています。飲料についても、リサイクル可能な容器やマイボトルの推奨を行っています。装飾においても、プラスチック製のものは避け、自然素材や再利用できる素材を活用するなど、創意工夫を凝らしています。SDGs4「質の高い教育をみんなに」の実現に向けた活動を続けております。
ⅲ学校コミュニティによる「フードロス削減」協力
当校の目黒キャンパスでは、目黒区におけるフードロスを削減する取組であるフードドライブに定期的な寄付を行っております。フードドライブとは、家庭で余っている食品を集め、地域の福祉施設など食品を必要としている方々に届ける仕組みであり、SDGs2「飢餓をゼロに」に貢献する活動です。教育活動に留まらず実際の問題解決者として行動することを重視し、2か月に1度、通学家庭から学校に集められた食品を目黒区に届けております。
ⅳ奨学金制度の設置
当校の高等部では、日本のみならず世界中からの高い目的意識を持った生徒のために奨学金制度を設置しております。これにより、優秀な生徒が教育の機会を失うことなく学習を開始・継続することができます。当該制度は、ⅲと同様に、SDGs4「質の高い教育をみんなに」の実現に向けた活動となります。
また、当校は子供たちの教育に留まらず、次世代の教員育成にも力を入れております。都留文科大学、玉川大学、欧州の大学に加え、メルボルン大学とも教育実習の共同実施契約を締結し、インターンシップの機会を提供し、日本に留まらない世界の地域社会に教育面で貢献いたします。
③ クレド経営「私たちの約束:Our Commitment」の推進
当社グループは、経営理念を全社員が日常的に実践するための枠組みとしてクレド経営「私たちの約束:Our Commitment」を導入しています。この取り組みは、組織のミッション・ビジョン・バリューの浸透を図るとともに、部門横断的なプロジェクトを通じて、現場主導で社会的課題の解決を目指すものです。特に、ジェンダー平等、ワークスタイル改革、教育機会の多様化、地域貢献といったテーマでの自主的な活動が活発に行われており、人的資本の強化と企業文化の持続的成長を実現しています。
④ グローバルサウスからのインターン受入によるAIプロジェクトの推進
当社グループは、経済産業省の支援を受け、グローバルサウス(インド及び南アフリカ)からAI・IT領域の専門性を有するインターンを受け入れ、生成AIを活用した学習支援システムの開発を進めました。これにより、多様なバックグラウンドを持つ人材との協働による新たな価値創出を実現し、教育DXにおける国際連携モデルとしての成果をあげています。本取り組みは、技術革新と国際人材交流を通じたサステナブルな教育基盤構築の一環であり、国内外の教育機関・行政機関との連携強化にも資するものです。