有価証券報告書-第24期(2022/12/01-2023/11/30)

【提出】
2024/02/29 9:51
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【項目】
127項目
34.初度適用
当社グループは、当連結会計年度からIFRSに準拠した連結財務諸表を開示しております。日本基準に準拠して作成された直近の連結財務諸表は2022年11月30日に終了する連結会計年度に関するものであり、IFRSへの移行日は2021年12月1日であります。
(1)IFRS第1号の免除規定
IFRSでは、IFRSを初めて適用する会社(以下「初度適用企業」という。)に対して、原則として、IFRSで要求される基準を遡及して適用することを求めております。ただし、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下「IFRS第1号」という。)では、IFRSで要求される基準の一部について強制的に免除規定を適用しなければならないものと任意に免除規定を適用するものを定めております。これらの規定の適用に基づく影響は、IFRS移行日において利益剰余金、またはその他の資本の構成要素で調整しております。当社グループが日本基準からIFRSへ移行するにあたり、採用した免除規定は以下のとおりであります。
① リース
IFRS第1号では、初度適用企業は、IFRS移行日時点で存在する契約にリースが含まれているかどうかを、同日時点で存在する事実及び状況に基づいて判定することが認められております。また、リース負債を、残りのリース料を移行日現在の借手の追加借入利率で割り引いた現在価値で測定し、使用権資産を、リース負債と同額とすることが認められております。リース期間が移行日から12ヶ月以内に終了するリース及び原資産が少額であるリースについて、費用として認識することが認められております。
当社グループは、当該免除規定を適用し、リースの認識・測定を行っております。
② 金融商品の指定
IFRS第1号では、IFRS第9号「金融商品」(以下「IFRS第9号」という。)における分類について、当初認識時点で存在する事実及び状況ではなく、移行日時点の事実及び状況に基づき判断することが認められております。また、移行日に存在する事実及び状況に基づき資本性金融商品をその他の包括利益通じて公正価値で測定する金融資産として指定することが認められております。
当社グループは、IFRS第9号における分類について、移行日時点で存在する事実及び状況に基づき判断を行っており、資本性金融商品についてその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として指定しております。
(2)IFRS第1号の遡及適用に対する強制的な例外規定
IFRS第1号では、「見積り」、「金融資産及び金融負債の認識の中止」、「ヘッジ会計」、「非支配持分」及び「金融資産の分類及び測定」等について、IFRSの遡及適用を禁止しております。当社グループでは、これらの項目についてIFRS移行日より将来に向かって適用しております。
(3)日本基準からIFRSへの調整
IFRSの初度適用において開示が求められる調整表は以下のとおりであります。
なお、調整表の「表示組替」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識及び測定の差異」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼす項目を表示しております。
IFRS移行日(2021年12月1日)現在の資本に対する調整
(単位:百万円)

日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金3,938--3,938現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金3,4115-3,4171,2営業債権及びその他の債権
商品170--170棚卸資産
その他204-△791255,9その他の流動資産
貸倒引当金△66--2
流動資産合計7,71712△797,651流動資産合計
固定資産非流動資産
有形固定資産(注)6,638△672306,8018有形固定資産
-675,7225,7909使用権資産
無形固定資産(注)71--71無形資産
投資有価証券239579△08186,11その他の金融資産
敷金及び保証金579△579--6
繰延税金資産60-△11497繰延税金資産
その他25△25--1
貸倒引当金△1212--2
固定資産合計7,603△125,94013,531非流動資産合計
資産合計15,320-5,86121,182資産合計

(注) 有形固定資産及び無形固定資産について、従来の日本基準では固定資産の種類ごとに取得原価と減価償却累計額を総額で開示しておりましたが、当該調整表上は、有形固定資産及び無形資産に集約し、帳簿価額で表示しております。
(単位:百万円)

日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
負債及び資本
負債の部負債
流動負債流動負債
買掛金218207-4263営業債務及びその他の債務
短期借入金3,450228-3,6784借入金
1年内返済予定の長期借入金228△228--4
未払金173△173--3
未払法人税等377--377未払法人所得税等
未払消費税等5691,8192082,59810その他の流動負債
未払費用1,564△1,564--5
賞与引当金93△93--5
役員賞与引当金40△40--5
その他252△2187758083,9リース負債
-63-636その他の金融負債
流動負債合計6,968-9837,952流動負債合計
固定負債非流動負債
長期借入金1,188--1,188借入金
繰延税金負債118-△41147繰延税金負債
資産除去債務893--893引当金
その他45-4,8684,9139リース負債
固定負債合計2,245-4,8637,109非流動負債合計
負債合計9,214-5,84715,061負債合計
純資産の部資本
資本金372--372資本金
資本剰余金222--222資本剰余金
利益剰余金5,484-155,49912利益剰余金
自己株式△0--△0自己株式
その他の包括利益累計額合計0-△0△0その他の資本の構成要素
---6,092親会社の所有者に帰属する持分合計
非支配株主持分27-△027非支配持分
純資産合計6,106-146,120資本合計
負債純資産合計15,320-5,86121,182負債及び資本合計

前連結会計年度(2022年11月30日)現在の資本に対する調整
(単位:百万円)

日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金3,212--3,212現金及び現金同等物
売掛金3,441△5-3,4361,2営業債権及びその他の債権
商品94--94棚卸資産
その他313-△1072065,9その他の流動資産
貸倒引当金△55--2
流動資産合計7,056-△1076,949流動資産合計
固定資産非流動資産
有形固定資産(注)9,128△582409,3118有形固定資産
-588,3128,3709使用権資産
無形固定資産(注)60--60無形資産
投資有価証券41690△07316,11その他の金融資産
敷金及び保証金690△690--6
繰延税金資産51-△0517繰延税金資産
固定資産合計9,973-8,55218,526非流動資産合計
資産合計17,030-8,44525,475資産合計

(注) 有形固定資産及び無形固定資産について、従来の日本基準では固定資産の種類ごとに取得原価と減価償却累計額を総額で開示しておりましたが、当該調整表上は、有形固定資産及び無形資産に集約し、帳簿価額で表示しております。
(単位:百万円)

日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
負債及び資本
負債の部負債
流動負債流動負債
買掛金261472-7333営業債務及びその他の債務
短期借入金3,450228-3,6794借入金
1年内返済予定の長期借入金228△228--4
未払金453△453--3
未払法人税等633--633未払法人所得税等
未払消費税等3301,7212282,27910その他の流動負債
未払費用1,428△1,428--5
賞与引当金159△159--5
その他230△1961,0941,1283,9リース負債
-44-446その他の金融負債
流動負債合計7,176-1,3228,499流動負債合計
固定負債非流動負債
長期借入金959--959借入金
繰延税金負債148-△01487繰延税金負債
資産除去債務1,283--1,283引当金
その他33-7,1257,1589リース負債
固定負債合計2,424-7,1249,548非流動負債合計
負債合計9,601-8,44718,048負債合計
純資産の部資本
資本金372--372資本金
資本剰余金246--246資本剰余金
利益剰余金6,819-1917,01112利益剰余金
自己株式△0--△0自己株式
その他の包括利益累計額合計0-△193△193その他の資本の構成要素
---7,435親会社の所有者に帰属する持分合計
非支配株主持分△8-△0△8非支配持分
純資産合計7,429-△27,427資本合計
負債純資産合計17,030-8,44525,475負債及び資本合計

資本に対する調整に関する注記
1.営業債権及びその他の債権の振替
日本基準では固定資産の「その他」に含めていた未収入金については、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」に組替えております。
2.貸倒引当金の振替
日本基準では区分掲記していた「貸倒引当金(流動)」については、IFRSでは「営業債権及びその他の債権」から直接控除して純額で表示するように組替え、また、「貸倒引当金(固定)」についても同様に、「営業債権及びその他の債権」から直接控除して純額で表示するように組替えております。
3.営業債務及びその他の債務の振替
日本基準では区分掲記していた「未払金」及び「その他」に含めていた前受金については、IFRSでは「営業債務及びその他の債務」に組替えております。
4.借入金の振替及び調整
日本基準では区分掲記していた「1年内返済予定の長期借入金」については、IFRSでは「借入金(流動)」に組替えております。また、日本基準では借入金の借入時に発生する直接費用は発生時に費用処理しておりましたが、IFRSでは実効金利法により償却原価で測定しております。
5.その他の資産及び負債の振替
日本基準では流動資産の「その他」に含めていた前払費用等については、IFRSでは「その他の流動資産」に組替えております。また、日本基準では区分掲記していた「未払消費税等」「未払費用」「賞与引当金」「役員賞与引当金」及び「その他」に含めていた未払事業所税等については、IFRSでは「その他の流動負債」に組替えております。
6.その他の金融資産及び金融負債の振替
日本基準では区分掲記していた「投資有価証券」及び「敷金及び保証金」については、IFRSでは「その他の金融資産(非流動)」に組替えております。また、日本基準では流動負債の「その他」に含めていた営業保証金については、IFRSでは「その他の金融負債(流動)」に組替えております。
7.税効果の調整、繰延税金資産の回収可能性の再検討
日本基準からIFRSへの調整に伴い一時差異が発生したことにより、「繰延税金資産」及び「繰延税金負債」の金額を調整しております。また、IFRSの適用に伴い、すべての繰延税金資産の回収可能性を再検討しております。
8.有形固定資産の調整
日本基準では有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法について、主として定率法を採用しておりましたが、IFRSでは定額法を採用しております。
9.リース取引の振替及び調整
日本基準では借手のリース取引について、ファイナンス・リースとオペレーティング・リースに分類し、オペレーティング・リースは通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っておりましたが、IFRSでは、借手のリース取引についてファイナンス・リースとオペレーティング・リースの区分が無いため、短期リース及び少額リースを除くすべてのリース取引について、「使用権資産」及び「リース負債」を計上しております。なお、日本基準でファイナンス・リース取引に分類されたリース取引は、通常の売買取引に係る方法に準じた会計処理を行っており、日本基準では「有形固定資産」に含めていたリース資産は、IFRSでは「使用権資産」に組替え、流動負債の「その他」及び固定負債の「その他」に含めていたリース債務は、IFRSでは「リース負債(流動)」及び「リース負債(非流動)」にそれぞれ組替えております。
10.未払有給休暇の計上額の調整
日本基準では会計処理が求められていなかった未消化の有給休暇について、IFRSでは未払有給休暇として計上し、「その他の流動負債」として表示しております。
11.非上場株式の調整
日本基準では非上場株式等について、取得原価を基礎として計上し、発行会社の財政状態の悪化等に応じて減損処理を行っておりましたが、IFRSでは、IFRS第9号「金融商品」に基づき、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品に分類した非上場株式等については、その変動額はその他の包括利益を通じて公正価値で測定しております。認識を中止した場合は、過去に認識しているその他の包括利益の累計額を利益剰余金に振り替えております。
12.利益剰余金の調整
(単位:百万円)

移行日
(2021年12月1日)
前連結会計年度
(2022年11月30日)
有形固定資産の調整230240
リース取引の調整-△14
未払有給休暇の計上額の調整△208△228
非上場株式の調整-162
その他-30
税効果の増減△7△0
非支配持分の増減00
利益剰余金の調整額15191

前連結会計年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日)に係る損益及び包括利益に対する調整
(単位:百万円)

日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
売上高26,650--26,650売上収益
売上原価17,909-△3617,8732,3売上原価
売上総利益8,741-368,777売上総利益
販売費及び一般管理費5,649-△05,6492,3,4販売費及び一般管理費
-90△30601,5その他の収益
-243△191511,5その他の費用
営業利益3,091△1521973,1361営業利益
営業外収益59△59--1
営業外費用32△32--1
特別利益31△31--1
特別損失241△241--1
-0-01金融収益
-3059891,3金融費用
税金等調整前当期純利益2,908-1383,047税引前利益
法人税、住民税及び事業税1,03638△71,0686法人所得税費用
法人税等調整額38△38--
当期純利益1,833-1451,979当期利益
その他の包括利益その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
--△162△1625その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
純損益に振り替えられる可能性のある項目
為替換算調整勘定0--0在外営業活動体の換算差額
その他の包括利益合計0-△162△162税引後その他の包括利益
包括利益1,833-△161,816当期包括利益

損益及び包括利益に対する調整に関する注記
1.表示科目の振替
日本基準では「営業外収益」「営業外費用」「特別利益」及び「特別損失」に表示していた項目については、IFRSでは財務関係損益については「金融収益」及び「金融費用」に表示し、それ以外の項目については「その他の収益」及び「その他の費用」に表示しております。
2.減価償却方法の変更
日本基準では有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法について、主として定率法を採用しておりましたが、IFRSでは定額法を採用しております。当該変更により、減価償却費が含まれる「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」を調整するとともに、従来の減価償却方法を前提として計上されていた固定資産売却益及び固定資産除却損についても再計算を行っております。
3.リース取引による減価償却費及び支払利息の調整
日本基準では借手のリース取引について、オペレーティング・リースは通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っておりましたが、IFRSでは「使用権資産」及び「リース負債」を計上し、減価償却費及び支払利息を計上しております。
4.未払有給休暇の計上額の調整
日本基準では会計処理が求められていなかった未消化の有給休暇について、IFRSでは未払有給休暇として計上した上で、費用として計上しております。
5.非上場株式の調整
日本基準では非上場株式等の売却損益及び評価損を純損益として認識しておりましたが、IFRSではその他の包括利益を通じて公正価値で測定すると指定した資本性金融商品については、売却損益及び公正価値の変動額をその他の包括利益として認識し、認識の中止を行った時点で直接利益剰余金へ振替えております。
6.法人所得税費用
日本基準では「法人税、住民税及び事業税」及び「法人税等調整額」を区分掲記しておりましたが、IFRSでは「法人所得税費用」として一括して表示しております。また、IFRSの適用に伴い、全ての繰延税金資産の回収可能性を再検討しております。
前連結会計年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日)に係るキャッシュ・フローに対する調整
日本基準では「営業活動によるキャッシュ・フロー」に区分していたオペレーティング・リース取引によるリース料及び賃借料の支払いについて、IFRSではリース負債の返済による支出として「財務活動によるキャッシュ・フロー」に区分しております。
  • 有価証券報告書-第24期(2022/12/01-2023/11/30)

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