有価証券報告書-第34期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/24 11:24
【資料】
PDFをみる
【項目】
165項目
(2)戦略
当社では、2100年における世界の気温上昇が1.5℃上昇、2℃上昇、4℃上昇の世界観を想定し、当社ならびに連結子会社3社(株式会社鎌倉パスタ、株式会社サンマルクグリル、株式会社サンマルクカフェ)を対象として、2030年におけるシナリオ分析を実施しました。
特に当社への影響が大きく、実際に起きる可能性も高いと想定されるリスク7項目、機会6項目として以下を認識しております。
種類リスク、機会の
発生する要因
具体的内容財務影響評価
1.5(2)℃4℃
移行
リスク
政策及び規制温室効果ガス排出の価格付け進行炭素税の導入・増加による、原材料調達コストやエネルギーコストの増加-
既存製品/サービスに対する義務化/規制化環境規制対応によるコストの増加-
市場消費者行動の変化再生可能エネルギーの使用によるエネルギーミックスの変化により、電力価格等のエネルギーコストが増加-
物理的リスク急性台風や洪水などの異常気象の重大性と頻度の上昇自然災害の頻発化・激甚化により、営業停止による機会損失が発生
慢性降雨パターンの変化、気象パターンの極端な変動気候変動による原材料の調達不全により、原材料調達コストが増加
平均気温の上昇疫病・パンデミックの複合的な発生による営業停止
店舗における電力使用量の増加

種類リスク、機会の
発生する要因
具体的内容財務影響評価
1.5(2)℃4℃
機会資源の効率効率的な生産・流通プロセス当社の仕様に合った食材の開発による生産コストの減少
省エネの推進による操業コストの減少
仕入れから物流、生産、販売まで事業廃棄物削減・活用による原材料調達コストや廃棄コストの減少
水利用・消費の削減水リスク低減による原材料安定調達・製品安定供給を実現し、機会損失を回避
エネルギー源支援政策のインセンティブの利用政策による補助金を最大限利用することによる原材料調達コストの削減
製品及び
サービス
低炭素商品/サービスの開発、拡大、R&Dとイノベーションを通じた新製品・サービス開発、消費者の好みの変化環境に配慮した食材・資材の活用や、気候変動に起因する原材料の供給変化に対応したレシピ開発による売上の増加

特定したリスク、機会に対する中長期での対応策につきましては、継続的な実施と効果評価を行い、事業活動のレジリエンスを高めてまいります。対応策とその具体的内容については以下のとおりであります。
対応策具体的内容
環境に配慮した商品、サービスの提供・環境に配慮した食材・資材を活用した商品の拡大
・テイクアウトやEC販売等、商品提供方法の充実
気候変動対応と収益力向上に対応した当社施策の実行・フードロスに関する政策補助金の利用
・当社仕様に合った食材の開発によるフードロスの削減やオペレーションの効率化
店舗での温室効果ガス削減・環境に配慮した商業施設への新規出店
・既存店舗の機器を省エネタイプに更新
・食材・資材の仕様を含めたオペレーションの見直し
サプライチェーン全体での温室効果ガス削減・店舗への食材・資材の配送回数の見直し
・配送時の食材保冷方法の見直し
・物流センターの仕組み見直しによる業務効率化
・フードロス削減に向けた様々な販売方法の展開
サプライチェーン全体でのレジリエンス向上・食材・資材の調達安定化に向けた複数社購買の実施
・プラント野菜の活用拡大による安定供給の実現
・テイクアウトやEC販売等、様々な商品提供方法による供給の最適化

また、当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、多様な人材がモチベーション高く働くことをめざし、専門的な知見を持つメンバーが積極的に発言し、テーマを深く掘り下げて議論する文化を育んでいます。会議や打ち合わせでは、互いの知見を尊重しながら建設的な対話を重ねることで、より本質的な課題の発見や多角的な視点の共有につなげています。主体的に学ぶ姿勢を強化し、従業員のキャリア自律に繋げるためには、従業員が働きがいを感じること、変化に対応しながら新たな挑戦を続ける意欲とキャリアプランを持つことが重要です。自律的なキャリア形成を支援する取り組みとして、新入社員を対象に、入社時及び半年後の節目でキャリアカウンセリングを実施しています。将来のキャリアを考えるきっかけを早期に提供することで、主体的なキャリア意識の醸成を図っています。加えて、資格取得支援制度など総合的な取組みを行っています。
また、経営戦略と人事戦略を連動させることにより、多様な個人が活躍する人材ポートフォリオを構築し、一人ひとりが個性を活かして活躍できる環境を整えることで組織を活性化することが必要であると考えています。現在、働きやすさの整備、従業員の自律的なキャリア形成を可能とする制度などを順次整備していますが、まだめざす姿とのギャップがあります。具体的な課題としては、エンゲージメントサーベイの導入によって浮彫りとなった「施設環境(IT環境)」、「制度待遇(休日、就業時間、評価制度)」、「組織風土(意思疎通)」などが挙げられます。
エンゲージメントサーベイの調査結果を経営課題として把握の上、ITインフラの整備や業務プロセスの見直し等を実施、公正な差がつく人事評価の仕組み、社内表彰をテコに従業員への企業理念浸透を推進するなど、従業員エンゲージメントの向上に取り組み、最大限に生産性を発揮できる環境整備を進めています。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。