このような環境のもと、当社グループでは第三次中期経営計画(平成28年3月期~平成30年3月期)において、言葉に関する事業領域の拡大による新たな価値創造を推し進め、企業のグローバル展開に伴う翻訳・通訳需要の獲得に努めてまいりました。
これらの結果、当社グループのコアビジネスである翻訳事業の売上高は前年同期比3.6%増加したことに加え、派遣事業の売上高が前年同期比28.2%増加、通訳事業の売上高が前年同期比21.9%増加したものの、コンベンション事業が低調に推移したことにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比1.3%減の7,645百万円となりました。利益面においては、コンベンション事業の売上高が減少したものの、売上総利益率の高い翻訳事業の売上が堅調に推移したことにより売上総利益は増加した一方で、販売費及び一般管理費は人件費などが増加したため、営業利益は前年同期比9.4%減の516百万円、経常利益は前年同期比10.5%減の521百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比0.5%増の364百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各セグメントの業績は次のとおりであります。
2018/02/14 9:50