また、博報堂DYグループとの協業により提案・運用力を強化した結果、ナショナルクライアントの取扱いが前年対比で大幅に成長しました。直販売上についても精度の高い広告運用による成果提供の結果、売上が拡大し、前年対比でも好調に推移しております。売上総利益率につきましては、代理店経由の売上比率が上がったことにより前年に比べ低下しておりますが、売上総利益の額は大きく伸長しました。これに加えて、広告運用の自動化システム「Marketia®(マーケティア)」の新バージョンへの移行も順次進めており、広告運用の高速化、広告モニタリングの統合、分析力の強化等を推進し、さらなる収益性の改善に努めております。
広告周辺ソリューション事業では、昨年は、媒体側のポリシー変更からクライアント側の予算が抑制され、一時的に不振となりましたが、ポリシー変更に対応した施策提案の実施により、第2四半期の売上高は前年と同水準にまで回復致しました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は38,770百万円(前年同期比38.5%増)となり、こうした売上拡大効果により、売上総利益は3,561百万円(同30.6%増)となりました。一方、販売管理費は前年対比で8.4%の増加にとどまり、この結果、営業利益は988百万円(同180.0%増)、経常利益は985百万円(同178.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は482百万円(同150.3%増)となりました。
2016/05/13 15:21