- #1 収益認識関係、連結財務諸表(連結)
契約資産は、主にAIソリューション事業における、受託開発契約について期末時点で完了しているが未請求の開発に係る対価に対する当社の権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する当社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じる債権に振り替えられます。
契約負債は、主にAIソリューション事業における、ライセンス契約などについて顧客から契約期間に応じて受け取った前受金に関するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取崩されます。なお、契約負債は連結貸借対照表上、流動負債の「前受金」に計上しております。
当連結会計年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債に含まれていた金額は、89,564千円であります。また、当連結会計年度において、契約資産が6,443千円増加した主な要因は、AIソリューション事業による新規契約による増加、顧客との契約から生じた債権への振り替えによる減少であり、これによりそれぞれ、17,218千円増加し、10,775千円減少しております。また、当連結会計年度において、契約負債が506,750千円増加した主な要因は、大型案件及びライセンス契約に係る前受金の受領による増加、収益の認識に伴う取崩によるものであります。これによりそれぞれ、596,315千円増加し、89,564千円減少しております。
2024/06/28 16:00- #2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
負債合計は、前連結会計年度末と比べて588,126千円増加し、4,683,305千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比べて1,213,692千円増加し、3,422,866千円となりました。これは主に、借入実行により短期借入金が700,000千円増加、前受金が506,750千円増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末と比べて625,566千円減少し、1,260,438千円となりました。これは主に、長期借入金を流動負債に振り替えたことにより707,455千円減少したことによるものです。
2024/06/28 16:00- #3 表示方法の変更、連結財務諸表(連結)
(連結貸借対照表)
前連結会計年度において、「流動負債」の「その他」に含めておりました「前受金」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動負債」の「その他」に表示していた316,477千円は「前受金」89,564千円、「その他」226,912千円として組替えております。
2024/06/28 16:00