AIソリューション事業におきましては、AI製品の導入社数は224社(前年同期比1.2倍)と着実に導入を積み上げることができました。ビジネスインテリジェンス分野では、金融分野に加えて製造分野などでもKIBIT製品の導入が進んだ結果、当連結会計年度第1四半期は概ね想定どおりの水準で推移しております。 他方、ライフサイエンスAI分野では、人工知能(AI)エンジン「Concept Encoder(コンセプトエンコーダー)」を活用し、注力しているドラッグディスカバリ領域、デジタルヘルス領域の各領域において、事業拡大に向けて進展しております。ドラッグディスカバリ領域では、2020年5月に中外製薬株式会社と「創薬支援AIシステム」のライセンス契約を締結いたしました。現在、本システムは複数の大手製薬企業の創薬プロセスで活用されております。デジタルヘルス領域では、2020年6月に共和薬品工業株式会社と「認知症診断支援AIシステム(医療機器)」に関し、開発・販売に関する提携契約を締結したことで、本システムのAI医療機器としての承認・上市に向けて前進いたしました。今後は臨床開発、システム開発を両社で行い、最終製品を提供する予定にあります。更に、「認知症診断支援AIシステム(医療機器)」につきましては、2020年6月に国内での特許査定を取得したほか、本システムを共同研究している慶應義塾大学医学部より医療機器開発に向けた独占的開発権および販売権を受諾いたしました。 今後も、当社はライフサイエンスAI分野において、EBM(Evidence-Based-Medicine。根拠に基づく医療) に欠かせない「統計学的手法」を自然言語処理に導入したConcept Encoderの強みを活かし、メディカルデータの活用ならびにソリューション提供の促進を実現してまいります。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の連結業績は、売上高が2,933,944千円(前年同期比13.6%増)となり、営業利益40,270千円(前年同期は444,479千円の営業損失)、経常利益41,019千円(前年同期は479,243千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益28,250千円(前年同期は444,263千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)と、前年同期を上回る結果となりました。
各事業の当第1四半期連結累計期間の概況は以下のとおりです。
2020/08/14 16:00