有価証券報告書-第31期(平成26年9月1日-平成27年8月31日)

【提出】
2015/11/30 14:12
【資料】
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【項目】
92項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との対比の記載はしておりません。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択及び適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。
なお、当社グループが連結財務諸表の作成に際して採用している重要な会計方針は、「第5 [経理の状況] 1 [連結財務諸表等](1)[連結財務諸表] [注記事項]の[連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項]」に記載のとおりであります。
(2) 財政状態に関する分析
① 資産
当連結会計年度における総資産は、1,634,826千円となりました。これは、主に現金及び預金848,834千円、売掛金358,966千円によるものであります。
② 負債
当連結会計年度における負債合計は740,189千円となりました。これは、主に買掛金139,848千円、未払金252,719千円、退職給付に係る負債187,279千円によるものであります。
③ 純資産
当連結会計年度における純資産合計は、894,636千円となりました。この主な内訳は資本金203,112千円、資本剰余金133,112千円、利益剰余金558,441千円となっております。
1株当たり純資産は、485円24銭となりました。
また、自己資本比率は、54.7%となりました。
(3) 経営成績の分析
① 売上高
売上高は、3,457,147千円となりました。折込チラシ配布事業が配布地域を提案するサービスへの支持により引き合いが増加しましたが、新聞等発行事業が伸び悩みました。
② 売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は、965,662千円となりました。これは主として、新聞等の発行部数が増加したことによるものであります。
また、販売費及び一般管理費は、2,416,568千円となりました。これは主として、新聞等の発行部数の増加及び折込チラシ数の増加により配布業務委託料が増加したことと、従業員数増による給与手当の増加によるものであります。
③ 営業利益
上記の理由により、営業利益は74,186千円となりました。
④ 営業外収益、営業外費用
営業外収益は、8,703千円となりました。
営業外費用は、3,556千円となりました。
⑤ 経常利益
上記の理由により、経常利益は79,333千円となりました。
⑥ 特別利益、特別損失
特別利益は、該当ありません。
特別損失は、7,627千円となりました。これは、減損損失5,503千円、本社移転損失1,412千円、リース解約損711千円によるものであります。
⑦ 当期純利益
当期純利益は、25,074千円となりました。
(4) キャッシュ・フローの分析
「第2 [事業の状況] 1.[業績等の概要] (2) キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。