臨時報告書

【提出】
2014/05/09 9:12
【資料】
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提出理由

当社は、平成26年3月29日開催の取締役会において決議し、平成26年4月30日付にて株式会社インタラックの株式を100%取得し、同社及びその子会社4社を子会社化いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

子会社取得の決定

(1)取得対象子会社の概要
① 商号株式会社インタラック(非上場)
② 本店所在地東京都千代田区富士見2-14-36
③ 代表者の氏名代表取締役 松本清一
④ 資 本 金9,750万円(平成26年5月9日現在)
⑤ 事業の内容1)学校向けALT配置事業
2)法人向け語学研修事業
3)人材紹介・派遣事業
4)その他外国語関連教育事業 など
⑥ 取得対象子会社の最近3年間に終了した各連結会計年度の経営成績及び財政状態
決 算 期平成24年3月期平成25年3月期平成26年3月期
純 資 産(千円)1,727,8891,520,7051,514,551
総 資 産(千円)2,812,9912,601,6362,697,019
売 上 高(千円)9,217,3069,184,3399,396,855
営 業 利 益(千円)119,2818,122368,472
経 常 利 益(千円)123,59610,861268,193
当 期 純 利 益(千円)
(△は当期純損失)
△32,790△35,277111,827
⑦当社と取得対象子会社との間の資本関係、人的関係及び取引関係資本関係当社と当該会社間には、記載すべき資本関係はありません。また、当社の関係者及び関係会社と当該会社の関係者及び関係会社間には特筆すべき資本関係はありません。
人的関係当社と当該会社間には、記載すべき人的関係はありません。また、当社の関係者及び関係会社と当該会社の関係者及び関係会社間には特筆すべき人的関係はありません。
取引関係当社と当該会社間には、記載すべき取引関係はありません。また、当社の関係者及び関係会社と当該会社の関係者及び関係会社間には特筆すべき取引関係はありません。

(注)「⑥ 取得対象子会社の最近3年間に終了した各事業年度の経営成績及び財政状態」につきましては、あらた監査法人の監査は受けておりません。
(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社は、創業以来、基幹技術「モチベーションエンジニアリング」を用いた対企業向けのコンサルティングサービスを展開し、「従業員のモチベーションを成長エンジンとする会社=モチベーションカンパニー」創りに貢献してきました。モチベーションを切り口とした独自のコンサルティングと実効性の高い研修プログラムは多くのお客様からの支持を受け、現在1,600社以上の企業に導入頂いております。また、2011年度の株式会社アビバ(現 株式会社リンクアカデミー)の株式取得を皮切りに、対個人向けのサービスを強化し、「主体的にキャリアを形成する自立した個人=アイカンパニー」を世の中に輩出するために、個人のスキル開発に関する各種サービスを提供しております。
一方、株式会社インタラック(以下 インタラック社)は、1972年に創業し、法人向け語学研修事業で着実に実績を重ねてきました。1990年代半ばに、業界で先駆けてALT(外国語指導助手)配置事業をスタートさせ、現在はALT配置事業を営む民間企業の間では業界NO.1の地位を築いております。これまでの事業展開の中で培われた語学指導ノウハウや、外国人の採用力及び労務管理力はインタラック社の貴重な財産となっております。
本件子会社化により、リンクアンドモチベーショングループはグローバル関連事業の展開を推し進めます。具体的には、法人向けに対して、グローバル人材の育成事業を加速させます。現在、連結子会社である株式会社リンクグローバルソリューションにて、異文化コミュニケーション研修を柱としたグローバル人材育成サービスを提供していますが、今回の統合により語学研修や海外派遣型研修などソリューションラインナップを拡充させることが可能になります。それによりワンストップでグローバル人材育成サービスの提供を実現してまいります。さらには、日本での就労を希望する外国人との接点(約3万人)を活用することで、教育関連事業や接客サービス事業における人材紹介・派遣事業も展開できるものと考えております。一方、個人向けには現在、株式会社リンクアカデミーにて、アビバイングリッシュというブランドにてTOEIC講座を販売中ですが、今回の子会社化により、グローバル人材力向上に向けてインタラック社の講師リソースを活用したワンストップでの語学サービスの提供が可能になります。
インタラック社は、既にALT配置事業においてトップシェアを占めており、かつ、ALT配置市場は、2013年12月に発表された文部科学省の「英語教育改革実施計画」に基づき、拡大していくことが予想されます。これまでの事業にリンクアンドモチベーショングループの組織運営ノウハウが加わればさらなる事業拡大の可能性も高まるものと考えております。
リンクアンドモチベーショングループは、インタラック社の既存事業において着実に存在感と収益を高めつつ、新たな経営体制のもと更に事業展開を推進していくことで、これまで以上にモチベーションカンパニー創り、アイカンパニー創りを推し進めてまいる所存です。
(3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
株式の取得価格の売買代金として5,107百万円になります。