四半期報告書-第9期第1四半期(平成28年1月1日-平成28年3月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期における世界のM&A(*)市場は、完了件数が前年同期比で約17%減少いたしました。日米の市場推移を見ますと、日本の完了件数は前年同期比で約7%減少、米国の完了件数は前年同期比で約24%減少となっております(トムソンロイター調べ)。
このような市場環境にも関わらず、日本地域のアドバイザリー事業は、企業のガバナンス意識が高まる中で当社のように双方代理仲介業や金融業を行わない、すなわち、利益相反の無い独立専業アドバイザーへの期待・評価の高まり、過去の実績の積み上げによるクオリティファームとしての認知度の向上、人材の成長により、前年同期比で約2倍の売上となり引き続き好調を維持しております。中でも、クロスボーダー案件(*)は前年同期比で約3倍と、大幅に増加しております。また、米国地域のアドバイザリー事業においても、米国当局による審査の遅れ等の影響によりずれ込んでいた案件のクロージング(*)、テック(*)フォーカスをベースにフィンテック(*)やヘルスケアITの分野へのカバレッジ拡大、プライベート・キャピタル(*)需要減をプライベート・ファンド事業(*)への進出で補ったことにより、前年同期比約3倍の売上となりました。
以上により、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高3,662百万円(前年同四半期比114.8%増)、営業利益652百万円(前年同四半期は16百万円)、経常利益655百万円(前年同四半期は33百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益373百万円(前年同四半期は22百万円)となりました。
注)(*)につきましては下記の用語集を参照願います。
(セグメント別売上) (単位:百万円)
(メザニンファンド投資残高)
なお、当社は米国のベンチャー・キャピタリストでNew Enterprise Associates, Inc. (NEA)の共同創業者であるC. Richard Kramlich(ディック・クラムリック)氏を社外取締役として招聘いたしました。当社の米国拠点は、シリコンバレーにおける殆ど全てのベンチャー・キャピタルやベンチャー企業にアクセスできるネットワークを有しております。このアドバンテージを生かし、日米の通常のクロスボーダーM&Aのアドバイザリー業務に加え、日本の大企業とシリコンバレーの革新的技術の橋渡しとなるべく、IoT(インターネット・オブ・シングス)(*)等に関する情報収集のアドバイザリーサービスも提供しております。今般、C. Richard Kramlich 氏を社外取締役へ招聘したことにより、今後ますますニーズの増える米国の革新的なテクノロジー企業と日本企業との橋渡しを行う当社のネットワークならびにガバナンス体制が強化されるものと確信しております。
(用語集)
以下につきましては、本文中に記載の用語を中心に、関連する用語についても記載しております。
1.M&A・・・Merger and Acquisitionの略。企業買収や合併等の総称。
2.パイプライン・・・受注した進行中のM&A案件のこと。
3.クロスボーダー案件・・・国境を越えて行われる企業のM&A案件のこと。国内企業同士で行われるM&Aに比べて、地理的な距離の問題や、法律、税制や文化、商慣行の相違のためにより難易度の高い案件となることが多い。
4.シニアバンカー・・・M&Aアドバイザーの中でも特に経験豊富で専門性が高く、かつ案件獲得の中心となる人材のこと。
5.ブティックファーム・・・独立系M&Aアドバイザリー専業会社のこと。
6.クロージング・・・M&A案件完了のこと。買収案件の場合、買収契約書の実行を指し、買手から売手に対して買収対価が支払われ、売手は買手に対し買収対象を引き渡す。
7.アセットマネジメント・・・投資家に代わって資産の効率的な運用を行う業務のこと。また、投資家から資金を集い、出資を行うことを目的とした組合をファンド(投資事業組合)という。
8.メザニン・・・メザニン(Mezzanine)とは「中二階」の意味であり、メザニンファイナンスは、シニアローン(通常融資)とエクイティ(普通株式)の中間に位置する資金調達方法をいう。
9.テック・・・テクノロジーの略
10.フィンテック・・・金融(finance)と技術(technology)を組み合わせた造語。スマートフォンを使う決済、人工知能(AI)などの最新技術を駆使した金融サービスを指す。
11.プライベート・キャピタル・・・ベンチャー企業への資金調達アドバイス事業。
12.プライベート・ファンズ事業・・・ベンチャー・キャピタル・ファンドへの資金調達アドバイス事業。
13.IoT(インターネット・オブ・シングス)・・・様々な「物」がインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みのこと。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)業績の状況
当第1四半期における世界のM&A(*)市場は、完了件数が前年同期比で約17%減少いたしました。日米の市場推移を見ますと、日本の完了件数は前年同期比で約7%減少、米国の完了件数は前年同期比で約24%減少となっております(トムソンロイター調べ)。
このような市場環境にも関わらず、日本地域のアドバイザリー事業は、企業のガバナンス意識が高まる中で当社のように双方代理仲介業や金融業を行わない、すなわち、利益相反の無い独立専業アドバイザーへの期待・評価の高まり、過去の実績の積み上げによるクオリティファームとしての認知度の向上、人材の成長により、前年同期比で約2倍の売上となり引き続き好調を維持しております。中でも、クロスボーダー案件(*)は前年同期比で約3倍と、大幅に増加しております。また、米国地域のアドバイザリー事業においても、米国当局による審査の遅れ等の影響によりずれ込んでいた案件のクロージング(*)、テック(*)フォーカスをベースにフィンテック(*)やヘルスケアITの分野へのカバレッジ拡大、プライベート・キャピタル(*)需要減をプライベート・ファンド事業(*)への進出で補ったことにより、前年同期比約3倍の売上となりました。
以上により、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高3,662百万円(前年同四半期比114.8%増)、営業利益652百万円(前年同四半期は16百万円)、経常利益655百万円(前年同四半期は33百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益373百万円(前年同四半期は22百万円)となりました。
注)(*)につきましては下記の用語集を参照願います。
(セグメント別売上) (単位:百万円)
| 2 0 1 6 年 第1四半期 | 2 0 1 5 年 第1四半期 | 前期比 | 増減率(%) | |
| アドバイザリー | ||||
| 日本 | 1,872 | 979 | 893 | 91.2 |
| 米国 | 1,601 | 562 | 1,039 | 184.7 |
| その他 | 19 | 35 | △15 | △44.3 |
| アセットマネジメント | 168 | 127 | 40 | 31.7 |
| 売上高合計 | 3,662 | 1,704 | 1,957 | 114.8 |
(メザニンファンド投資残高)
| 営業投資有価証券 | 営業貸付金 | 合計 | ||||
| 当第1四半期末 | 件 | 百万円 | 件 | 百万円 | 件 | 百万円 |
| ファンドによる投資(件数・金額) | 2 | 5,161 | 2 | 3,524 | 4 | 8,685 |
なお、当社は米国のベンチャー・キャピタリストでNew Enterprise Associates, Inc. (NEA)の共同創業者であるC. Richard Kramlich(ディック・クラムリック)氏を社外取締役として招聘いたしました。当社の米国拠点は、シリコンバレーにおける殆ど全てのベンチャー・キャピタルやベンチャー企業にアクセスできるネットワークを有しております。このアドバンテージを生かし、日米の通常のクロスボーダーM&Aのアドバイザリー業務に加え、日本の大企業とシリコンバレーの革新的技術の橋渡しとなるべく、IoT(インターネット・オブ・シングス)(*)等に関する情報収集のアドバイザリーサービスも提供しております。今般、C. Richard Kramlich 氏を社外取締役へ招聘したことにより、今後ますますニーズの増える米国の革新的なテクノロジー企業と日本企業との橋渡しを行う当社のネットワークならびにガバナンス体制が強化されるものと確信しております。
(用語集)
以下につきましては、本文中に記載の用語を中心に、関連する用語についても記載しております。
1.M&A・・・Merger and Acquisitionの略。企業買収や合併等の総称。
2.パイプライン・・・受注した進行中のM&A案件のこと。
3.クロスボーダー案件・・・国境を越えて行われる企業のM&A案件のこと。国内企業同士で行われるM&Aに比べて、地理的な距離の問題や、法律、税制や文化、商慣行の相違のためにより難易度の高い案件となることが多い。
4.シニアバンカー・・・M&Aアドバイザーの中でも特に経験豊富で専門性が高く、かつ案件獲得の中心となる人材のこと。
5.ブティックファーム・・・独立系M&Aアドバイザリー専業会社のこと。
6.クロージング・・・M&A案件完了のこと。買収案件の場合、買収契約書の実行を指し、買手から売手に対して買収対価が支払われ、売手は買手に対し買収対象を引き渡す。
7.アセットマネジメント・・・投資家に代わって資産の効率的な運用を行う業務のこと。また、投資家から資金を集い、出資を行うことを目的とした組合をファンド(投資事業組合)という。
8.メザニン・・・メザニン(Mezzanine)とは「中二階」の意味であり、メザニンファイナンスは、シニアローン(通常融資)とエクイティ(普通株式)の中間に位置する資金調達方法をいう。
9.テック・・・テクノロジーの略
10.フィンテック・・・金融(finance)と技術(technology)を組み合わせた造語。スマートフォンを使う決済、人工知能(AI)などの最新技術を駆使した金融サービスを指す。
11.プライベート・キャピタル・・・ベンチャー企業への資金調達アドバイス事業。
12.プライベート・ファンズ事業・・・ベンチャー・キャピタル・ファンドへの資金調達アドバイス事業。
13.IoT(インターネット・オブ・シングス)・・・様々な「物」がインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みのこと。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。